伊藤朱里のレビュー一覧

  • ※個人の感想です

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    還暦のおっさんです。
    アイドルや推しのことには疎いのですが、色々と学ばせてもらいました。

    多層的なので読むのに頭を使いました。
    3つ目の「なんで怒らないんですか?」が、一番ツボに嵌りました。

    講談社のバタやんのポッドキャストから来ました。

    たくさん笑わせてもらいました。

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    2025年02月16日
  • ※個人の感想です

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    それって「あなたの」
    感想ですか?

    借り物の言葉で、
    安全な場所から投げつけられる悪意になんか、
    負けない。

    推して、推されて、無責任な「感想」に振り回されて、抗って。
    氾濫する言葉と格闘する女性たちを描いた全4篇。

    切れ味抜群、なのに愉快でクセになる‼︎
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    インフルエンサー、
    インフルエンサーの本を出版する編集担当、
    インターンの大学生と契約職員のおばさん、
    アイドルオーディションで最終選考で落ちた候補生

    もう読みながら、痛くなりました。
    スマホが

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    2025年02月12日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    再読!県税事務所に勤める年齢も立場も異なる4人の女性たちが織りなす連作短編集
    あまりにリアルすぎてヒリヒリしながら読んだ
    どんな人でも何かを絶対抱えていて、私自身も経験したことのある過去の仕事のトラブルや嫌な気持ちをつらつらと思い出した
    ”県税事務所”という場所柄相手をしなければいけない人たちもまた大きな怒りや辛さを抱えていることが多い
    読んでいるだけでヒュッと心臓が縮む場面がいくつも出てくる
    けど、それが”働く”ということをより鮮明に、リアルに感じさせてくれた
    今、働くことになんだかしんどい思いをしている人ほど読んでほしい

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    2024年05月12日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    過去と他人は変えられない。
    変えられるのは未来の自分だけ。
    という言葉を思い出しました。

    あなたのためを思って、を振りかざされても、相手はそれを望んでいないことだって大いにある。
    勝手に向けた恩を相手から回収することを生き甲斐にされても困る。与えるなら、最後まで自己責任で。

    でも、
    他人をどうでもいいと思えないのは、その人に心の底からは失望していないからと思うと、少し希望のようなものを感じます。
    本当に諦めているなら徹底的に無関心になるはずだから。

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    2024年03月23日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    歌の歌詞にも出てくる「って誰もお前のことなどきにしてないだろ」ってやつですね。強く生きていけそうな気がしてきた。

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    2024年02月20日
  • 内角のわたし

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    死ぬまで自問自答して、自分の中でああでもないこうでもないを言い合っていくのだろう。
    自分を甘やかす声と糾弾する声、その他いろんな声と仲良く向き合っていかなきゃならない。

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    2023年11月16日
  • 緑の花と赤い芝生

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    出来の良し悪しは分からないが、すごく好きな作品。杏梨の家族の話が特に心をめちゃくちゃにした。終盤の杏梨の母親やマリーの描写、それから氷の女王の言葉に泣いてしまった。最近の作品では久しぶりだと思う。ぜひ再読したい。

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    2023年07月23日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    自分は染川さんや須藤さん側の、誰かに尻拭いをしてもらっている側の人間なので、読んでいて居た堪れなくなった。

    分かりやすいパワハラセクハラじゃなくても、
    善意でやっていることが
    誰かにも負担を強いているかもしれない…
    めんどくさ‼️‼️‼️‼️‼️‼️

    職務

    それぞれの立場を考えて
    バランスを崩さないように立ち振る舞う

    これで安月給、昇給は雀の涙なんだから
    やってられないよな世の中と思った

    どうせどんな態度を取っても誰かには嫌われて、
    悪意はなくても傷つけているかもしれない。

    自分の思慮の届く範囲で気をつけながら
    どうでもいい人の言葉にいちいち傷つかず
    金稼ぎがんばろーと思った。

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    2023年05月07日
  • 内角のわたし

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    何も知らずに読み始めたときは、3人いると思ったらこれ、みんな主人公の人格なのね。って感じで最初は読みにくかったー。

    そこに理解が追いついてからはサクッと読めました。サイン、コサイン、タンジェントの3つの人格がバランスをとって生きている主人公。そこから浮き彫りになるのは、女性という性が直面する理不尽さや不条理さ。

    物語で女子高生が電車でおじさん?に怒鳴られるシーンに主人公が居合わせる場面が妙に印象に残っている。そこで思い出したのはかつてバイト先の店長に言われたひとこと。

    「もし、事故があったときは迷わず警察を呼びなよ。〇〇ちゃんは女だからってことでナメられることもある。だから警察を呼んでき

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    2023年04月28日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    ネタバレ

    この物語の終着点とキーマンに気づいたとき、肌寒く感じた。なかなか最後までたどりつくのが難しいかもしれないけど、ハッとさせられる瞬間がある。作家さん本当すごい。

    パワハラやセクハラを受けた人なら、読んだときにつらくなってしまうんじゃないかと思う。私は気持ち悪くなった。ただ単に、電車に揺られて酔ってしまったのかもしれないけど。

    「難易度の高いパズル」で思い出したけど、ブラッシュアップライフでテレビ局のプロデューサーが、キャストの順番を決めるのをそのように言っていた。年功順でもなく実力順でもなく。個人的な好き嫌いは、学生時代じゃなくてもずっとついて回るんだろうな。社会人が終わった後も。

    「そう

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    2023年03月27日
  • 緑の花と赤い芝生

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    専業主婦の母に育てられたリケジョでバリキャリの志穂子と
    厳しい教師の母に育てられ家庭に重点を置く典型的女子の杏梨

    正反対な二人だったが、志穂子の兄と杏梨が結婚した事で密接に関わる事になってしまう。

    自分で選んだ道を信じて進んでいても
    選ばなかった方の道を思い悶々とする事は誰でもあるだろう。

    本著では志穂子VS杏梨だけではなく、それぞれの母親との軋轢も加わり
    終始ヒリヒリした描写が続きます。

    実の母親との激しい応酬は、その情景が浮かび胸が苦しくなる。

    27歳の女性二人のリアルな姿を微細に描いた、考えさせられる家族小説。

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    2023年02月12日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    なるほどね、同じ出来事や言葉でも人によってはこんなにも受け止め方が違うのだと。
    自分にとってあまり関わりのないような人の気持ちもこの本を読むとなるほどね、と思える。
    でもどこに救いはあるのかな。
    自分の気持ちを見つめ直して、その先はどうなるのか全く分からないまま終わってしまった。

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    2022年09月26日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    ここ最近、「どんな人にも色んな事情があって大変。だからどんなことも受け入れられる寛容な心を持ちたい。みんなに優しくしたい」という気持ちでいた。(映画や読書、実体験なども含めてそんな思考になっていた)でもそんなスタンスでいたら自分が辛い時もあるなと思い始めていた。
    そんな時この本を読んで「そんなの知らねえよ」で済ましていいこともあるってことに気付かされた。

    あと「人を試す権利があるってどうして思えるんだろう」ハッとした。

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    2022年09月11日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    超リアルでこの人もと公務員かしらと思ったほど。
    わたしも県税事務所に勤務したことがあるので、いるいるこんなひと、こんな人間関係と、共感しきりでした。

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    2022年09月07日
  • 緑の花と赤い芝生

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    ネタバレ

    2人の対照的な女性の物語。皮肉を言う場面が多いが、皮肉の質が良いというか、読んでいて痛いところをつかれた..!という感じがして、笑ってしまう。例えば以下のような文が痛快だった。
    ーーーーーーーーー
    兄と連れ立って現れた彼女を見たとき最初に抱いたのは好き嫌いよりも先に、「顔を覚えられないかもしれない」という危機感だった。一度写真を目にしていたにもかかわらず、だ。万人に嫌われないために好感度で個性を塗りつぶしたような、この手の美人はかなり判別の難易度が高い。
    ーーーーーーーーー
    実生活でこんなことを言ったら大変なことになる。

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    2022年03月20日
  • 緑の花と赤い芝生

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    主人公は2人とも27歳。いわゆるアラサー女子を取り巻くあるあるを真逆のキャラクターで描いているんだけれど、アラサー辺りだけで終わる話ではなく、家族、人生の選択に関して永遠に悩む所が浮彫りになった一点を炙り出している痛いヒリヒリする話。

    そんなんだから貰い手がないそんなんだから結婚できないそんなんだからって、いつになったら認めてくれるのよ。なんで嫌な事、嫌って言ったら『もう大人なんだから落ち着け』になるのよ、なんで私は私なのに他の誰かを見習わなきゃいけないのよ、なんでなんでなんでっ!
    荒れ狂えば狂うほど母が冷めていくのが伝わってきた、分かっているのに止められなかった。アリ地獄みたいだった。

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    2019年12月01日
  • あなたが気づかなかった花

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    花のように名も違えば生き方も違う彼女たち。その美しさに優劣をつけられることもしばしば。自分を守る棘も時には必要だけど、使い所を間違えて人間関係をややこしくしたり。綺麗事だけでは生きられない、人生って難しいよね色々と。

    花言葉に添った話が進み、登場人物も繋がる連作短編集。ただ、登場人物が多くて繋がりが頭の中に残りにくかったな...

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    2025年11月23日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    ネタバレ

    腹立つ相手がいても、「この人も誰かの大事な人なんだよな…クッソー…」と
    自分を律する話は よく聞く。

    そうやって自分を律することがよい と習ったわけではないけれど
    この流れをよく聞くから
    なんだかそうすることが正解なんだと思っていた。

    このタイトルを見てまず、「確かに」と思った。

    誰かの大事な人かどうかは そもそも不確かで、
    どちらかというと「誰かのどうでもいい人」な場合の方が高いんだよな。

    ひとつの職場の、
    4人の登場人物の主観に分けて、
    4章から成る本書。

    ちなみに、
    「君はだれかの大切な人」というフレーズは出てくるけれど
    「どうでもいい人」というフレーズは、直接的には出てこない

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    2025年10月01日
  • あなたが気づかなかった花

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    題名と表紙に惹かれて読んだ本♪
    各章に花の名前と花言葉がついており、花を検索してイメージを持ちながら読み進めていくのが楽しかった。
    各章に関係する登場人物が散らばってでてくるが、個人的には読み進めるうちに忘れてしまっている部分もあり、繋がりを見逃している部分もありそうで勿体無いなと思った。

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    2025年08月28日
  • ※個人の感想です

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    今っぽい、「あるある」とか思いながら軽く読める話かと思ったら、想像以上にヘビーで、薄さのわりに読み切るにもかなり時間がかかった。現代を生きていく中で心にささくれ立つ瞬間を、これでもかというほど繊細に鋭く切り取っているのは本当にすごいと思った。が、なんとなくこの作品のよさをきちんと感じられる前に読み切ってしまった感があり、周りではよかったと言う人がたくさんいた中で、自分の読解力が全然足りないなとちょっと落ち込んだ。

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    2025年07月30日