伊藤朱里のレビュー一覧

  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    日々のルーティーンの中少しのしあわせ。気に入ったカレー屋さん、大学で知り合った裕福な友人の話がよかった。かなちゃんと友だちになれて本当によかった、と言う桃華。経済格差があると難しいけどふたりが仲良くいられますように。

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    2026年06月14日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    伊吹さん目当てで読んだが、藤野さんがおもしろかった。
    伊藤さんはよく分かりませんでした。
    「食べて」はよく出てきましたが「寝て」がピンときませんでした。

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    2026年06月10日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    ネタバレ

    3.3
    p90
    ただ、こちらの努力に応えてほしい。誠意を尽くしたら、ありがたいと思ってほしい。応える力がないのなら、せめて負い目くらいは感じてほしい。あなたの苦労に報いなくて申し訳ないと、十字架を背負いつづけてほしい。

    p206
    傷つきやすい人は苦手。自分が傷ついたという事実にばかりこだわって、その原因や周囲の状況にまるで注意を向けようとしないから。

    p374
    誠実さとは、なにか、と考えた。
    自分は、かならず誰かを傷つけている、という自覚ではないだろうか。

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    2026年05月27日
  • あなたが気づかなかった花

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    花のように名も違えば生き方も違う彼女たち。その美しさに優劣をつけられることもしばしば。自分を守る棘も時には必要だけど、使い所を間違えて人間関係をややこしくしたり。綺麗事だけでは生きられない、人生って難しいよね色々と。

    花言葉に添った話が進み、登場人物も繋がる連作短編集。ただ、登場人物が多くて繋がりが頭の中に残りにくかったな...

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    2025年11月23日
  • 名前も呼べない

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    「名前も呼べない」は、終盤に意味がわかると、思わず最初に戻ってしまいたくなるお話だった。
    一つ一つの描写が綺麗に書かれていて、すごく色んな比喩表現が丁寧だなと思った。
    「お気に召すまま」は、自分の中と重なる部分もあって色々考えさせられた。きっと、誰の人生にも後悔はあって、みんなそれに責任を背負って生きているのだと思う。
    どちらの話も、ズブズブと沼に落ちていくような終始暗い雰囲気が続くけれど、その重い雰囲気にまた魅了されていたと思う。
    今までにない読書体験だった。

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    2025年11月19日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    ネタバレ

    腹立つ相手がいても、「この人も誰かの大事な人なんだよな…クッソー…」と
    自分を律する話は よく聞く。

    そうやって自分を律することがよい と習ったわけではないけれど
    この流れをよく聞くから
    なんだかそうすることが正解なんだと思っていた。

    このタイトルを見てまず、「確かに」と思った。

    誰かの大事な人かどうかは そもそも不確かで、
    どちらかというと「誰かのどうでもいい人」な場合の方が高いんだよな。

    ひとつの職場の、
    4人の登場人物の主観に分けて、
    4章から成る本書。

    ちなみに、
    「君はだれかの大切な人」というフレーズは出てくるけれど
    「どうでもいい人」というフレーズは、直接的には出てこない

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    2025年10月01日
  • あなたが気づかなかった花

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    題名と表紙に惹かれて読んだ本♪
    各章に花の名前と花言葉がついており、花を検索してイメージを持ちながら読み進めていくのが楽しかった。
    各章に関係する登場人物が散らばってでてくるが、個人的には読み進めるうちに忘れてしまっている部分もあり、繋がりを見逃している部分もありそうで勿体無いなと思った。

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    2025年08月28日
  • ※個人の感想です

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    今っぽい、「あるある」とか思いながら軽く読める話かと思ったら、想像以上にヘビーで、薄さのわりに読み切るにもかなり時間がかかった。現代を生きていく中で心にささくれ立つ瞬間を、これでもかというほど繊細に鋭く切り取っているのは本当にすごいと思った。が、なんとなくこの作品のよさをきちんと感じられる前に読み切ってしまった感があり、周りではよかったと言う人がたくさんいた中で、自分の読解力が全然足りないなとちょっと落ち込んだ。

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    2025年07月30日
  • ※個人の感想です

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    SNSなどネット関連の話が中心の短編集。
    全4編で、登場人物が少しずつ重なっていたり、『サンダーボルト』という4人組韓国アイドルが全編通して関係していたりと群像劇っぽさもあります。

    ネットにはあまり明るくないですが、それでも、あ~こういうコメント、YouTubeで見るな〜など、現実を切り取っている感じがありました。

    妊活や炎上、整形のような難しいテーマが散りばめられているのと、強めな言葉も続出するので、読み終わって疲労している感じは…ありました。
    でも、こんなに誰かの心の中や気持ちの変化を見て取れる小説もなかなかないので面白く読みました。

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    2025年07月23日
  • ※個人の感想です

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    連作短編集4篇
    SNSの世界で繰り広げられるトーク。サンダーボルトという4人組のアイドルグループを核にアイドルになれなかった人や応援する人やアンチなどの言葉の応酬。個人の感想が声高に叫ばれる怖さが伝わってくる。

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    2025年06月05日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    タイトルからすでに不穏な響き
    自分にとって大事な人であっても、他の誰かから見たらどうでもよかったりする

    それは、私自身出会っても同じこと

    職場なんてどうでもいい人ばっかり、と私が思ってると同時に、私もきっとどうでもいい人と思われている

    どうでもいい、と思っていたからといって
    人を傷つけていい理由にはならないと思うけれど、無意識にしてしまうことはあるわけです

    なんか、その場面場面で
    ちょっとわかるなぁと思う

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    2025年04月28日
  • あなたが気づかなかった花

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    短編にそれぞれ花が登場し、その花言葉にちなんだ物語が展開するという構成。
    どんな花なのかな?と毎回調べて、頭の中でイメージしながら読みすすめた。全部はとてと覚えられないけど、一つでも自分の知識として残ればいいな。
    物語としては、水瀬さんのお話が好きだった。

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    2025年04月27日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    ネタバレ

    悩みがない人はひとりもいない。みんなそれぞれ地獄があって、みんな何かを抱えながら一生懸命働いて、一生懸命生きている。みんな必死だ。そんな現実をまざまざと突きつけられた。人間関係って本当に難しい。読んでいてとても疲れる本だった。

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    2025年04月17日
  • ピンク色なんかこわくない

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    面白いと思って読み始めたけれどだんだん気がふせってきました。忘れようとしてきたことを思い出させられるようなところのあるちょっとしんどい不思議なお話でした。

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    2025年02月08日
  • 内角のわたし

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    上手く言葉にできないけど、わたしという1人の人間に『サイン』『コサイン』『タンジェント』のそれぞれ違う考え方をする人格がいるの、わかるなあと思った。

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    2025年01月22日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    県税事務所で働く4人の女性と特別枠で採用された1人のアルバイトの女性。
    4つの章はそれぞれ4人の女性の目線からアルバイト女性への想いなどが描かれています。

    それぞれのバッググラウンドがあるわけですが、特にネガティブな部分が主に描かれていて、『まぁ、分からなくもないけど…』とも思いながら…なかなか重い気持ちになりました^^;

    でも、例えば『悪口』や『陰口』の類いって、言ってる方は『加害者』だし、言われてる方は『被害者』。
    だけど、その『加害者』を糾弾し『加害者』が弱い立場になると『被害者』になる。
    (て何を言ってるか分からないですね^^;)
    ネット社会の世の中、そんな流れってよくあるよな…て

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    2024年10月14日
  • 内角のわたし

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    万人受けはしないと思うけど、なんっか好きなんだよなあ、伊藤朱里さん。
    気持ちよく読み終えられる本ではない、けれど、誌面にほんのり私がいる。その感覚がいいのかもしれない。

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    2024年09月07日
  • ピンク色なんかこわくない

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    ネタバレ

    4人姉妹と母。
    家族だけどみんなそれぞれ生まれついた性格があり、互いを理解できずの日々。

    長女は美人でおっとりしていて、昔から彼女に好意を持つ人たちの戦いが渦巻いていながらも、張本人の長女は何食わぬ顔で自由に過ごしている。

    次女は美人の長女と比べられたり、問題児の三女に迷惑をかけられながらも、得意の勉強を武器に世界に飛び出していく。

    三女は潔癖症でどこにも馴染めず何かと問題を起こしがちだったが、大人になって小説の新人賞を取りそれを生き甲斐にしている。

    歳の離れた四女はそれぞれの姉たちのお下がりや説教にウンザリして、自分を見失いかけていたけれど、新しい世代ならではの生き方を模索している。

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    2024年07月24日
  • 緑の花と赤い芝生

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    いわゆる「女性らしさ」を気にせず仕事に邁進する志穂子と、本音を隠しながらでも夫や姑と理想的な関係を気づこうとする杏梨の対比、赤と緑の対比が際立つ。嫌味っぽさやネチネチした思考が多くて、読んでいていい気分にはなれなかったのが正直なところ。

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    2024年07月06日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    きみはだれかのどうでもいい人
    辛いときもそう割り切って考えられるようになれる話と思いきや、救いのないリアルな人間模様。
    傷つけられたと思っている側も誰かを傷つけ、それでも関係は続けていかないといけない中で、人に相談したときに限って、きみはだれかにとってどうでもいい人、というタイトルが響いてくる。

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    2024年06月22日