伊藤朱里のレビュー一覧

  • ※個人の感想です

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    SNSなどネット関連の話が中心の短編集。
    全4編で、登場人物が少しずつ重なっていたり、『サンダーボルト』という4人組韓国アイドルが全編通して関係していたりと群像劇っぽさもあります。

    ネットにはあまり明るくないですが、それでも、あ~こういうコメント、YouTubeで見るな〜など、現実を切り取っている感じがありました。

    妊活や炎上、整形のような難しいテーマが散りばめられているのと、強めな言葉も続出するので、読み終わって疲労している感じは…ありました。
    でも、こんなに誰かの心の中や気持ちの変化を見て取れる小説もなかなかないので面白く読みました。

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    2025年07月23日
  • ※個人の感想です

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    連作短編集4篇
    SNSの世界で繰り広げられるトーク。サンダーボルトという4人組のアイドルグループを核にアイドルになれなかった人や応援する人やアンチなどの言葉の応酬。個人の感想が声高に叫ばれる怖さが伝わってくる。

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    2025年06月05日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    タイトルからすでに不穏な響き
    自分にとって大事な人であっても、他の誰かから見たらどうでもよかったりする

    それは、私自身出会っても同じこと

    職場なんてどうでもいい人ばっかり、と私が思ってると同時に、私もきっとどうでもいい人と思われている

    どうでもいい、と思っていたからといって
    人を傷つけていい理由にはならないと思うけれど、無意識にしてしまうことはあるわけです

    なんか、その場面場面で
    ちょっとわかるなぁと思う

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    2025年04月28日
  • あなたが気づかなかった花

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    短編にそれぞれ花が登場し、その花言葉にちなんだ物語が展開するという構成。
    どんな花なのかな?と毎回調べて、頭の中でイメージしながら読みすすめた。全部はとてと覚えられないけど、一つでも自分の知識として残ればいいな。
    物語としては、水瀬さんのお話が好きだった。

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    2025年04月27日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    ネタバレ

    悩みがない人はひとりもいない。みんなそれぞれ地獄があって、みんな何かを抱えながら一生懸命働いて、一生懸命生きている。みんな必死だ。そんな現実をまざまざと突きつけられた。人間関係って本当に難しい。読んでいてとても疲れる本だった。

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    2025年04月17日
  • ピンク色なんかこわくない

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    面白いと思って読み始めたけれどだんだん気がふせってきました。忘れようとしてきたことを思い出させられるようなところのあるちょっとしんどい不思議なお話でした。

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    2025年02月08日
  • 内角のわたし

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    上手く言葉にできないけど、わたしという1人の人間に『サイン』『コサイン』『タンジェント』のそれぞれ違う考え方をする人格がいるの、わかるなあと思った。

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    2025年01月22日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    県税事務所で働く4人の女性と特別枠で採用された1人のアルバイトの女性。
    4つの章はそれぞれ4人の女性の目線からアルバイト女性への想いなどが描かれています。

    それぞれのバッググラウンドがあるわけですが、特にネガティブな部分が主に描かれていて、『まぁ、分からなくもないけど…』とも思いながら…なかなか重い気持ちになりました^^;

    でも、例えば『悪口』や『陰口』の類いって、言ってる方は『加害者』だし、言われてる方は『被害者』。
    だけど、その『加害者』を糾弾し『加害者』が弱い立場になると『被害者』になる。
    (て何を言ってるか分からないですね^^;)
    ネット社会の世の中、そんな流れってよくあるよな…て

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    2024年10月14日
  • 内角のわたし

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    万人受けはしないと思うけど、なんっか好きなんだよなあ、伊藤朱里さん。
    気持ちよく読み終えられる本ではない、けれど、誌面にほんのり私がいる。その感覚がいいのかもしれない。

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    2024年09月07日
  • ピンク色なんかこわくない

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    ネタバレ

    4人姉妹と母。
    家族だけどみんなそれぞれ生まれついた性格があり、互いを理解できずの日々。

    長女は美人でおっとりしていて、昔から彼女に好意を持つ人たちの戦いが渦巻いていながらも、張本人の長女は何食わぬ顔で自由に過ごしている。

    次女は美人の長女と比べられたり、問題児の三女に迷惑をかけられながらも、得意の勉強を武器に世界に飛び出していく。

    三女は潔癖症でどこにも馴染めず何かと問題を起こしがちだったが、大人になって小説の新人賞を取りそれを生き甲斐にしている。

    歳の離れた四女はそれぞれの姉たちのお下がりや説教にウンザリして、自分を見失いかけていたけれど、新しい世代ならではの生き方を模索している。

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    2024年07月24日
  • 緑の花と赤い芝生

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    いわゆる「女性らしさ」を気にせず仕事に邁進する志穂子と、本音を隠しながらでも夫や姑と理想的な関係を気づこうとする杏梨の対比、赤と緑の対比が際立つ。嫌味っぽさやネチネチした思考が多くて、読んでいていい気分にはなれなかったのが正直なところ。

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    2024年07月06日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    きみはだれかのどうでもいい人
    辛いときもそう割り切って考えられるようになれる話と思いきや、救いのないリアルな人間模様。
    傷つけられたと思っている側も誰かを傷つけ、それでも関係は続けていかないといけない中で、人に相談したときに限って、きみはだれかにとってどうでもいい人、というタイトルが響いてくる。

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    2024年06月22日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    すごく深く、不快な内容だった。世の中のリアルを表現しているが、こんな現実見たくない、という内容。職場により環境により著書のような現実はあると思うが、人間社会の本当にいやなところを垣間見た気がした。子供の職場環境に興味が湧いた。

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    2024年06月10日
  • きみはだれかのどうでもいい人

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    リアル過ぎて暗い気持ちになった。
    誰かにとっての自分は対して気にされてないとわかっていても周りからの評価は気になるし、よく思われてないなら傷つく。自分だけ傷つけられてるつもりでも、無自覚に誰かを傷つけていることもあるっていう話。

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    2024年06月07日
  • ピンク色なんかこわくない

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    「ここまで極端じゃないし頻度だって低いけど近しい出来事や関係性、なくはなかったな」と感じる本でした。女家族のあれこれを誇張して煮詰めてグロテスクにしたのが本書で、それらを、舞台となった「家」でどうにかこうにか昇華したかったのかなあ。

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    2024年04月06日
  • 内角のわたし

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    森ちゃんの内側に住んでいるサイン、コサイン、タンジェントの3人が脳内会議を開き外界を測りにかける。
    うぁー、三角関数とか無茶苦手なアレルゲンなんですけど。呼吸できなくなるんですけど、保健室行っていいですかっていいたくなる感じに読みづらかったんですが次第に慣れてくると、可愛いが大好きで愛想ふりまくサイン、勝気で毒舌おばさん入ってるコサイン、日和見主義でやりすごすタンジェント、内角に守られて自分を形成してる森ちゃんは、他人からの無自覚な悪意や好意からも傷ついてしまう知覚過敏で許容量超えるとフリーズしてしまうこともあったりで、女の子って器から抜けきれないでいる。
    歯科助手の先輩には、毅然として隙のな

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    2023年12月20日
  • 緑の花と赤い芝生

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    正反対だけど家族との軋轢があるのは似ている2人。
    本音を曝け出した時すこし近づいたなという感じがした。

    肉親だからこそ根本的に考え方が合わないことってよくあると思う。(実際自分がそうだからそう思うのだけど)

    毒親という言葉で括られてしまうけど
    一生分かり合えない物悲しさ。でもこのまま適度な距離進むしかない感じがわかるなあと。

    『お母さん心配してるよ』などのまわりが諭す言葉は大嫌いだから読んでてうあああってなりました。

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    2023年12月16日
  • 内角のわたし

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    「好きと似合うがイコールじゃなくなったら死んだほうがマシ」
    と混乱する “サイン”
    「だったら死ねばっ」
    と毒を吐く “コサイン”
    「いやそれうちらも困るやん」
    と茶々を入れる “タンジェント”

    駅前のファッションピルに入っているショップで、洋服の試着をしている場面から始まる。

    え〜〜(⁠@⁠_⁠@⁠)
    サイン・コサイン・タンジェント
    って、高校の時に苦戦した三角比!?
    頭の中が苦手意識でいっぱいになる。

    でも数学嫌いの皆さん、安心して下さい。
    数学の話ではありません(笑)

    主人公は、理不尽な事だらけの世の中を懸命に生きる女性、森ちゃん。
    変化し続ける社会に対応し、女性である自分を守る

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    2023年11月21日
  • 緑の花と赤い芝生

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    タイプの違う2人の女性。自分はどっち側かなと思いながら読み進めていたけど、最終的にはどちら側も分かるしどちら側も理解できない部分がある。それぞれ相容れない部分はそのままに少し歩みよったかもしれない(?)二人で終わったのはベストだったのかもしれない。
    女の人特有の「あるある」が上手に表現されてて面白かったです。

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    2023年11月06日
  • 内角のわたし

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    ネタバレ

    今までにない設定すぎて最初は混乱したが、なぜかするすると読み進めてしまい、世界観にハマっていった。自分が日々生きる中で感じたことのある思いも詰まっていた。
    そうとは書いてないけれど、多重人格の人の頭の中みたいな感じなのかも。でも最後は自分ひとりで歩いていく結末なのかと思ったら、いっときは消えたサインコサインタンジェントが再び現れたのが希望の話としては違和感があった。直線のその後が気になる。

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    2023年09月14日