空知英秋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マガナギ編完結。幾松さん父子。そして短編。短編の中ではかぶき町マスコット話が比較的好きです。
マガナギ編を読んでいた当時思ったのは「力のある悪い男・生きる為にそれに身をまかせる女・心優しき(しかし弱い)間男」という三角関係が空知せんせーは相当お気に入りなのだなあと。定々鈴蘭爺やの関係をそのまま引き写したような関係が擬人化鞘で繰り広げられていました。作中での描かれ方を見る限り、作者が感情移入しているのは善良で弱い間男のほう。次のシリーズでは桂にまで「NTR好き」を叫ばせているので、きっとそういう何かがあるのでしょう。作品に作者の訴えたいことが繰り返し繰り返し繰り返し、無意識ににじみ出てくるような作家さんやその作品は基本的に大好きではありますが…。
もうひとつすごくショックを受けたのが続く幾松さんの話で、「武蔵っぽい人」が唐突に幾松さんの父だと明かされたこと。本当に唐突でした…。
これって他のホームレスを使うことはできなかったのでしょうか?これを期にかぶき町の欠かせない名脇役が二度と見られないのかと思うと、ある意味キャラクターを消されたような寂しさを感じました。
少し前から銀魂という作品は仕舞いにかかっているのではないかとひしひし感じているのですが、その終了の形というのが、その後のキャラクター達の行く末を読者が想像する余地もないほど完全に描き込み潰すことだとしたら、とても恐ろしいと思いました。
今後は最終回を迎えるまで銀魂については語らずにおこうと思います。
あ、でももちろん傾城篇にくらべたらぜんぜん読めるので星は3つで。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスゴイ笑ったけど、“お父さんたち”の気持ちが少し切ない?第48巻。
まずは、神楽ちゃんに初カレができる話。
ラブレターのシーンで、後ろ姿しか見えてないから何かあるな~とは思ってたけど、彼氏が巨人星の皇子て…そうきたかw
新八が他2人に比べてやたらと大人ぶってたけど、本当はさびしかったんだと分かって、なんか安心してしまった。
ハゲたお父さんも白髪のお父さんも(あとお父さんのメガネもw)、本当によく頑張って、最後は少しだけ大人になれたようですネ。
一方、神楽ちゃんとの恋に破れたダイちゃんは、お父さんの偉大さを知るとともに別方向に走ってしまったけど…一件落着?
お次は、真選組の監察・山崎が元御庭番筆頭・服部全蔵と出逢い、忍者免許取得を目指す話。なんか、このまま山崎の好物があんぱんからチクワになりそうな気がする…;
ラストは、鍛冶屋・村田鉄子が久々の登場。エクスカリバー星から来た天人・クサナギ,鞘子,マガナギの三角関係(?)に、真選組・沖田を巻き込んで大騒動に発展。そしてついに、銀さんvs.沖田の真剣勝負の時…!?
しかし真選組って、刀関係が鬼門なんですかねぇ...次巻に続く! -
Posted by ブクログ
ラストから2ページ目。木刀を吹っ飛ばされたコマの銀さんが最近にない良い表情だったのでそれでもういいとぼくはおもいました。おわり。
やっぱりちゃんと書こう。
巨人編に登場した天人の習性って冨樫義弘氏のレベルEでも同じようなものを見ました。両方を読んでいる人であれば必ず連想するレベルの類似です。
いえいえ何も目を吊り上げてパクリと糾弾しようというわけではないんです。そこが実際に元ネタであろうが偶然の類似だろうがどうでもいいこと。
ただ、セリフという「文字」のみでそれを説明したばかりに、銀魂的なアレンジもオリジナリティも付加する余地なく読者へ差し出されてしまった…それが問題なのだと思います。なんらかのエピソードをもって描写したなら独特のものに(絶対)なったはずが、要素だけが言葉で抽出された結果、言い逃れしようもなく他作品と同じに見えてしまったということです。
「セリフが多い」のと「説明をセリフで済ませる」のは違いますよね。
そもそもマンガのページ数と、その範囲で描ける情報量を最初から考慮していれば、ネームの段階で情報の取捨選択が行われるはずです。「そういう作業が必要である」という意識は、プロアマ関係なくマンガを描くにあたって必須の認識でしょう。
今回はお父さん達の大暴れを描きたかったようですから、だったら巨人族の習性がどのようなものであるかはストーリーに必要なかったんでは?親に反対されて怒った巨人に神楽がさらわれたー!助けに行くー!でいいじゃない。
もはやにわとりが先かたまごが先かってな話ですが、セリフでなんでも説明してしまう作風を獲得したばかりに、お話に様々な要素を詰め込むことができてしまう。詰め込めてしまうばっかりに、さらにややこしい話をひねらねばならなくなり、結果絵だけでは描ききれずにセリフに頼ってしまうことになる…そんな循環が起きているのでは。
まーそれでも傾城篇よりはマシか~ってことで☆みっつ。 -
Posted by ブクログ
しばらくぶりの短編集なのがなによりでしたが、下ネタとギャグのすべりっぷりがひどいなあ…。懺悔の話の「○ーメン」にはどんびき。正直その単語ひとつを見た瞬間に読む気をなくしました。下ネタが全部ダメとは言いませんけども、ニヤリともクスリともできないんですもん。
他にも、実在の芸能人イジリとか(ドラマネタも含む)、変な顔してるだけの銀さんとか、見るに耐えない部分が多いです。やっと長編が終わったと思ったのに銀魂という作品そのものが迷走してますね。
あと、歴史を教える話では「ギャグがすべる」という現象を真面目に考えてしまいました。
これをどう言葉で表現すればいいんでしょうね…。ええと、銀魂でよくあるギャグのパターンのひとつに「妄想」ネタがあると思うんです。主な使い手は桂さんなんですが、突如脈絡のない話を繰り広げて周囲をおいてけぼりにすることそのものをおかしみとする、みたいな。(教習所でのモグラ親子など)
あるいはキャラクターたちの語る妄想世界がエスカレートするうち勝手に独自の進化をしていくパターンとか。(お猿のビチグソ丸の時の光の皇子のくだりなどがそうかと)
今回の、「ゴリラがつむぐ歴史」ギャグは後者のパターンのように思うのですが、これって一発目がきちんとオチていなければ、その後の展開がギャグとして成立しないと思うんです。
さらりと提示されて(こちらはとくに面白いとも思っていない)ゴリラネタを次々進化させられていっても、どうも空回りにしか見えません。そこを強引に重ねていくと、ウケていないギャグをさもウケているように見せかけているようなズルさすら感じてしまいます。
うーん、言葉で説明しずらいのですが…。
前巻でとばされた鯱さん回が唯一安心して読める話でした。
まーそれでも傾城篇よりはマシか~ってことで☆みっつ。