A・デュマのレビュー一覧

  • モンテ=クリスト伯(5)
    長編だったが、どんどん先が気になり、飽きずに完読。4巻から伏線を回収していき、いよいよ復讐完了の5巻は早く先が知りたくてすぐに読んでしまった。この本の主題はキリストの教え。モンテクリスト伯という題名である理由がわかった。

    何十年も前の訳なのに、全く古臭さを感じずに読むことができる新庄訳は素晴らしい...続きを読む
  • 三銃士
    アラミスとアトスとポルトスとダルタニャンの2回目の所で1人ずついなくなっていて、ダルタニャンが1人で戦うシーンと、名言「一人はみんなのために、みんなは一人のために」の部分がオススメです。
  • 三銃士 下
    解説も訳者が書いちゃう! ~ミレディーは銃士達が阻止しようとしたバッキンガム公暗殺という使命を果たして帰国し,復讐の一環としてコンスタンスを毒殺。地方に住むミレディーの最初の犠牲者である兄である経理もアトラスことラ・フェール伯に見出され,英国人ウィンテル卿も加わって,追い詰められたミレディーことシュ...続きを読む
  • 三銃士(新装版)
    アニメも観た、映画も観た、子供向けの作品でも読んだはずなのに、なぜか一向にストーリーが頭に残らない「三銃士」。
    勉強し直すつもりで改めて読み、その面白さに嘆息しました。
    この、要約されたバージョンを足がかりにして、さらに大人向けの本でちゃんと読んでいこうと思います。

    誰が好きかと言われたら、やっぱ...続きを読む
  • モンテ=クリスト伯(1)
    中学の時に親が一巻を買って来てくれました。
    それまで日本の歴史小説が大半だった自分の読書歴に転換点をもたらした一冊です。
  • モンテ=クリスト伯(2)
    デュマ愛してる!大好きだ~~~!
    と叫びたいくらいどうしようもなくおもしろい。
    特に講談社文庫の新庄訳はテンポがいいからまさにジェットコースター小説。
  • 三銃士 下
    歴史の裏に女性ありですね。どこまでが虚構なのかな。錯覚してしまいそう。当時の生活・時代背景・衣装等が分かるので、それだけでも読む価値はありました。ダルタニャンその行動はちょっと。。。いくら魅惑的でもさぁ。まぁ、面白い展開になったけれど。ミレディーみたいなタイプとはお近づきにはなりたくないけれど、読ん...続きを読む
  • 三銃士 上
    『モンテ・クリスト伯』といい、『三銃士』といい、本当に、昔の、しかも、フランスの文学とは思えないほど、面白くて、アレクサンドル・デュマ氏にはこのような素晴らしい作品を多く遺して頂いたことを心から感謝したいと思います。
    ダルタニャン、アトス、ポルトス、アラミスそれぞれのキャラクターが大変に魅力的で、は...続きを読む
  • 三銃士 下
    とにかくアトスがかっこよかった。そしてミレディーが恐ろしい(笑)
    一人は皆のために、皆は一人のために。四人一体の友情は素敵です。
  • 三銃士 上
    大人になって再び読みました。やっぱいい。すごくいい。読んでるこっちまで仲間に加わった気分で気分が高揚する!
  • 三銃士 上
    アニメ三銃士ではまってこの原作本を読みました。やっぱり三銃士はおもしろいですね、ダルタニアンと三銃士の活躍もいいですが、ローシュフォール伯爵とリシュリュー閣下もいい味を出していますね。 『三銃士』、実はアレクサンドル・デュマの弟子の作品だったのをデュマが「俺が書いたほうがおもしろい」って採り上げたっ...続きを読む
  • 三銃士 上
    ガスコーニュの田舎から出てきた勇敢で、しかし愚かではない青年剣士ダルタニャンと三者三様の個性ある三銃士との友情と冒険の物語。敵役のリシュリューの人物造型も素晴らしく、文豪デュマの力量に感服。同作者の「モンテクリスト伯」は小学生の時読んで分かんなかったけど、再読してみようかと思った。「三銃士」自体は「...続きを読む
  • モンテ=クリスト伯(1)
    今となっては貴重な新庄嘉章訳。何人もが訳しているが、やはり新庄訳は最高ではないだろうか。現在、『復刊ドットコム』で多数得票の末、復刊交渉中とのことだが、復刊の兆しがないのが残念。
  • 三銃士 下
    文庫本450ページ超×2冊。
    長いがやっと読み終えた。

    読み出すと面白くてたくさん読めるのだが、文字の細かさと登場人物の関係性(歴史的背景に無知なため不知)の複雑さで「むだなく、純粋」(解説より)な話であるのにかかわらず、再び手に取る勇気がなかなか出ないのであった。歳のせいだろう。

    終盤の、ミレ...続きを読む
  • 三銃士(新装版)
    岩波書店の『モンテクリスト伯』が面白かったのでこちらにも着手。いずれ娘も読むかと思い、青い鳥文庫で読んでみました。

    やっぱり、話は面白いです。文章も、まあ、読みやすい。
    巻末の解説によると、従者への暴行等、時代錯誤的な箇所は省いたとのこと。
    他の新訳や完訳も読みたくなってきました。

    ただ、この絵...続きを読む
  • 三銃士 上
    元祖キャラクター小説!今や登場人物達が魅力的なのは当然のことだが、150年前の小説でこんなにも個性豊かなキャラクターで溢れているのはデュマならではといったところか。現代のマンガやラノベを呼んでいるかの如く、活き活きとした情景が浮かび、ページをめくる手が止まらなかった。下巻も楽しみ。
  • 三銃士 上
    チャーンス! ~ガスコーニュから出てきた貧乏貴族の倅・ダルタニャンはルイ13世の下の銃士隊に入って出世の糸口を掴もうとするが,アトス・アラミス・ポルトスと知り合う。リシュリューは王と王妃を離反させようと謀り,銃士隊はそれに敵対している。王妃がバッキンガム公に与えたダイヤ付きの飾緒を取り戻そうとロンド...続きを読む
  • 三銃士 下
    子供の頃に子供向けは読んだことがあったけど、きちんと原作を訳したのを読むのは初。
    子供向けの本やアニメ版(NHKの)や映画版(私が見たのは三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 (2011))とはやっぱり、かなり違ったのですねぇ。
    特にミレディ、ルパン三世の峰不二子系悪女キャラとして描かれる事が...続きを読む
  • 三銃士 下
    上巻がやっと終ったという印象で、下巻こそ盛り上がるだろうと予想して読み始めてみる。上巻に比べて物語に動きがある分どんどん読むことが出来た。しかしミレディーの復讐劇を読んでいると『モンテクリスト伯』を思い出し、そうなるとどうしても比較してしまい、『モンテクリスト伯」の方が壮大で痛快と思ってします。解説...続きを読む
  • 三銃士 上
    デュマ代表作の一つ。三銃士の一人ダルタニアンが幾多の試練を乗り越えながら成長していく、革命期のフランスを舞台にした冒険活劇。最近NHKで三谷幸喜の手により人形劇化された。原作は結構込み入っている部分もあるのでとりあえず人形劇あたりに軟着陸(笑)するのもおすすめ