▼あらすじ
踪したリキは、特権階級が住むエリアにいるらしい!? 居場所を突き止めたガイは、リキのパトロンがイアソンと知って驚愕!!
けれど、イアソンに「これはわたしのペットだ」と所有権を見せつけるように、目の前でリキを嬲られてしまう。嫉妬に眩むガイは、リキを拉致し、イアソンとの全面対決に挑むが…!?
主人とペット──その歪んだ絆で繋がれた究極の執着愛、ついに感動と衝撃の最終巻!!
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OVAから入り、小説を買ったのですがまさか死にネタだとは思いも寄らず。
ですが買ってしまった物は最後まで読もうと読み続けやっと最終巻である6巻に辿り着いたもののやっぱりラストを知りたくなくてなかなか手が出せずにいること3ヶ月…ようやく意を決して読みました。
やっぱり最後が切なくて切なくて。
身を挺してリキを守る事で最初で最後の好意を見せたイアソン、「どちらか選べと言われたら、間違いなくガイを選ぶ」と告げたリキの最後の選択。そして安寧。
カッツェの言う通りこういう形でしか成就出来ない愛もあるんだろうけど…やっぱり生きていて欲しかったという思いが強いです。
結局、リキもイアソンもお互い「好き」や「愛してる」といった言葉を伝える事もなく、イアソンに至っては最後はキツく抱き寄せるだけっていう行動も切なくて切なくて胸がキリキリ痛みました。言葉じゃなくて行動に「愛」が滲んでいて。
なんて不器用な人達なんだろうと。もどかしくて切なくて只々悲しい。
そしてカッツェが泣いたシーンで私も泣きそうになった。
というよりカッツェの涙が読者の気持ちを代弁しているような気がして…。
読み終わった後に改めて表紙を見て、かつてないほど穏やかで柔らかな二人の表情に胸にこみ上げるものが…。
ああ、二人とも深い部分で繋がっていたんだと改めて実感しました。
作品としては面白かったけどやっぱり死ネタは切な過ぎるから苦手です。
こういう作品は「間の楔」だけで私には十分だと思いました。