あらすじ
祖父の葬儀をきっかけに、頻繁に尚人(なおと)に電話するようになった零(れい)。尚人の柔らかく穏やかな口調が、重苦しい家の空気に喘ぐ零を慰めるのだ。けれど、弟の瑛(あきら)はそんな零に納得できない。自分には頼らないのに、なぜ憎い慶輔(けいすけ)の息子には甘い声を聞かせるのか!? 苛立ちに憤る瑛に、兄弟は亀裂を深めていく――。一方、零の存在が密かに鬱陶しい雅紀(まさき)は、尚人の不在中、零からの電話に出てしまい…!?※口絵・イラスト収録あり
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三兄弟が発動
尚人がいてこその三兄弟。これを雅紀も裕太も実感しているのが、嬉しいし頼もしい。逆境に立ったとき人の真価がわかる、と言うけれど、その言葉を軽く感じるほど、“逆境”とは、生易しいものではないし、かと言って誰かがとって代わってくれるものでもないのだと、この作品では教えてくれる。裕太のように七転八倒し、尚人のように全てを飲み込んで、雅紀のように一心不乱に突き進む。そして、赦せるものと、そうでないもの、流せるもの、沈めておくものを人生の傍らに置くことなのかもしれないと思いました。それらをそれぞれが刻んできた三兄弟。これから発動か。この作品深いなー。
匿名
クソ親父に引導をわたすまーちゃん、カッコ良かったです…!あの親父、いつになったら現実を受け止めるのか…
従兄弟の弟がナオくんに八つ当たりするのを裕太くんに阻止されたところも良かったです
成長したね…!
ナオくんがまーちゃんに「したい」って甘えるシーンも最高でした…!ここまで心が解きほぐされて、ほんとに良かった…!
胸ずっと痛い
零、瑛兄弟の話が進んでますがお父さんがかなり深刻なシーンで涙が出てきました。この人たちは被害者、もちろん尚達も。相変わらず鬼畜親父が記憶喪失してても空気読めないダメ人間ぷりってまじで怖い。最後雅紀が痛烈な言葉を言い放ってますが通じてるのですかね?害虫ですよ。
Posted by ブクログ
そして今回も話は進まなかったwww
あ、同じようなネガティブループにはまった従兄弟が増えたよ!w←進展じゃねぇってw
最後にちょろっと出てきた『まーちゃんだけが握っている秘密』って何なんだろうなあ。そこだけ気になった。
タイトルが造語じゃなくなりましたねw
いつも短くて物足りない感半端ないけど、これは特に短くあっという間に読み終わってしまいました。物足りないです。物足りないです。
Posted by ブクログ
今回はあんまり進んでないけれど、3人の安定感もあって安心して読めた巻。従兄弟達がちょっとややこしそう。前巻では零の事いいわ♪と思った私でしたけれど、ちょっと今回はどうなんだろ?そして次からはうざくなるんだろうか?弟の瑛が玄関前に居たところをなんともデジャヴ?真山妹2号?って思ってしまいましたねぇ。ラストはとっても気持ちのいい切り捨て方ですっきり。でもあの誰も知らない親父の秘密ってなんだろう?すごく気になる。一番気に入ったのは雅紀が自分が行けない文化祭に裕太が行く事に嫉妬しているのが面白かったですね♪
Posted by ブクログ
特にトラブルも進展もなし。
でも、トラブルの芽があちらこちらに芽吹いていたので、次巻は大荒れか?
文化祭が楽しみ、裕太と零でバトルありか(笑)
Char@と全サ小冊子で番外編は読めるけど、本編は1年待つのかな…