河井克夫のレビュー一覧

  • うつ病九段 無料試し読み版

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    原作を読むのも良いですし

    このマンガ版から読んでみるのも良いと思います。
    先崎学九段は文章力も非常に高いので、自分の症状等の描写が非常に的確ですね。最初は小さな異変から始まり、きっかけとなる事象等もあり、やがて症状が悪化して……かなり十度のうつ病の典型的な症状が出てきますね。
    実は私も家庭の問題などがあって同様に苦しんだ経験があり、未だに睡眠導入剤は服用しているので全く他人事ではなく……自死を選択する者の多くもうつ状態で放置された結果とも言われていますので、こういう作品はホント広く読まれて欲しいですね。
    先崎氏の本を公共の図書館で借りるのでも良いと思います。

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    2022年10月20日
  • うつ病九段 無料試し読み版

    購入済み

    うつ病の話とイラストの感じが

    うつ病の話とイラストの感じが合っていないと読み始めたときは、思っていたのですが、うつ病の症状が描かれている場面の怖さはこの感じだから表すことが出来てるように思えました。

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    2022年06月20日
  • うつ病九段 無料試し読み版

    購入済み

    うつ病の日常性

    作者さんがうつ病を発症してからの経緯を読んで、「こんなに突然なんだ」と改めて驚きました。「予兆はあった」とは言っているけど、日常生活の中では気に留めないくらいのことだと思います。うつ病は風邪のようなもので、誰でもかかるものだなと思いました。

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    2021年07月07日
  • うつ病九段

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    本編もおもしろかった(この言い方は違う気がするが)が、コミカライズによってさらに読みやすい。
    よく練られた構成だと思う。
    特に終盤、羽生さんとのやり取りから、千崎さんがうつ病になった顛末をかくくだりまでは素晴らしいと思う。
    千崎さんの文は、いつも明るくておもしろかったので、中卒ならぬ自称「小卒」の理由は切ない。
    これもご本人ではなく、コミカライズという他の著者だから描けた気がする。

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    2021年03月14日
  • うつ病九段

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    マンガですらすら読みやすい。実際にうつ病になった人がうつ病と闘ってる自分について書いた本を読んだことがない上に、それがプロ棋士なのだから興味をそそられあっという間に読み終わった。面白かったし、自分がもしうつ病になったらどうなるんだろうかとか、周りにうつ病の人がいたらどう接すべきなのかとかのヒントが満載だった。

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    2020年12月04日
  • うつ病九段 無料試し読み版

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    大変勉強になりました

    この本を読んで、うつ病の怖さがよく分かりました。突然、誰にでも起こるもので原因は色々なことが重なった時に起こるということを知りました。
    私も思いあたる節がありました。気を付けていても、ふさぎきれないことも有るのだと感じました。
    本当に為になりました。

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    2020年07月25日
  • わたしたちの好きなもの

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    原作者自らの手による解題の中に「おっさん達が若い娘をもてあそんでる!!」とあったので、どれどれ、と思って生年を見てみた。

    作画/安永知澄(1979年生まれ)
    原作/「わたしたちの好きなもの」河井克夫(1969年生まれ)
       「ちぬちぬとふる」「カノン」上野顕太郎(1963年生まれ)
       「なぎ」しりあがり寿(1958年生まれ)

    まさにそういう短編集。
    異なる3人の物語を、1人のフィルターを通してから顕現させるっていう試み。赤・青・黄色の3つの円があって、それが全部重なってるところが白で、その白こそが「安永知澄」にしてこの本の表紙の色、みたいな。そんな恥ずかしい比喩を用いたくなるような、

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    2014年02月27日
  • 金の靴 銀の魚

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    新進気鋭の女流漫画家・市川ラク&河井克夫のコラボ短編集。河井さんの激シュールなストーリーが、ラクさんの絵によってこんなにも素晴らしく、狂おしいほど美しい作品群に仕上がるとは…心の中で拍手喝采!

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    2012年03月23日
  • 金の靴 銀の魚

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    たぶん彼の家にあったもので、オススメといって読ませてもらった気がします。
    もう中の絵とちょっと現代風のおとぎ話みたいな内容がぴったりでなんやこれ!面白い!となった作品です。
    面白過ぎてあやうく彼から借りパクするところでした(ダメ!絶対!)

    絵が丁寧で美しいのにシュールな笑いもあったりしてこれから大注目の作家さんです

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    2011年10月10日
  • わたしたちの好きなもの

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    河井克夫、上野顕太郎、しりあがり寿の原作を安永知澄が作画した漫画。3人とも個性強すぎ。絵がシリアスでギャップに笑える。感動?ありギャグありの何でもありの漫画。

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    2009年10月08日
  • わたしたちの好きなもの

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    さすが安永知澄。ぜんぜん意味不明。超たのしかった。そして絵が素晴らしい。
    相撲取りの「デブだ!」の話が最高だった。

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    2009年10月04日
  • うつ病九段

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    本棚に積読している「うつ病九段」。いろんな人から面白いよと勧められ、ドラマも録画済みなのだが、いかんせん、うつ病を題材にしているので、その気分に同調してしまったらどうしようと思ってしまい、ずっと本棚にある。他に優先順位の高い本もたくさんあることも理由の一つだ。

    文喫でコミック版を見つけたので、こちらなら同調する暇もなくすぐに読めるなと手に取ったのだが、やっぱりすごくいい本だった。
    うつ病患者の視点で、病気が具体的にどのようになっていくのか細かく書かれていて、類を見ないリアリティ。

    回復の大変さを読むにつけ、うつにはならないように、脳を忙しくさせないようにしようと思った。

    精神科医である先

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    2025年12月06日
  • うつ病九段

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    山本文緒先生の再婚生活、柚月裕子先生の盤上の向日葵のあとに読んだ本。
    将棋+うつでちょうどMIXされた内。山本先生のエッセイよりも、もっとうつについて分かりやすく書かれている感じがする。なるほどねー。と思いながら楽しんで読めた。何より、先崎先生ならきっと大丈夫だろうという不確かな自信が安心感を与えてくれた。この先のお話も読んでみたい。

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    2025年04月30日
  • うつ病九段

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    本はとても共感でき読みやすい。
    映像化されていたのも観たが鬱の演技があまり共感できるものではなかった。

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    2025年01月15日
  • うつ病九段

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    うつ病の私と全く同じ経過を辿っていて、私は怠けではなくちゃんと病気なんだと安心した。

    活字を読みにくいうつ病患者からすると、漫画化されているのは非常にありがたい。

    寛解するところまで書かれていたらもっと良かったと思う。

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    2023年05月02日
  • うつ病九段 無料試し読み版

    購入済み

    考えすぎは禁物

    考えすぎや詰めすぎは本当に禁物であるということがよくわかりました。何かしら自分が打ち込めるものがある環境なのは良くても、神経をあまりにも尖らせてしまうとやがて思い込んで病になりかねないという恐怖。作者の貴重な休養体験もひとつの知識として役に立つと思います。

    #タメになる

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    2022年04月01日
  • うつ病九段

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    ネタバレ

    プロ棋士がうつ病になってしまったお話。
    うつ病で出来なくなったこと、回復を始めて出来るようになったことの一つひとつが興味深かった。
    将棋を指せなくなったときは、どれだけショックだっただろう。しんどさは計り知れない。
    原因は何だろうと考えたけど、原因よりも渦中での不安な思いや少しずつ回復していくところを伝えたかったんだろうなあと思った。

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    2021年10月23日
  • うつ病九段

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    面白い本だったけど、うつって思ってた以上に辛い
    自分も全く動けない日があるし、寝れず起きれずの日があるけど、いよいよの時はちゃんと病院行こう

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    2021年04月21日
  • 金の靴 銀の魚

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    ネタバレ

    ・環状線
    ・ホジャ
    ・自販機の幽霊
    ・助手席の女
    ・ボタンと穴
    ・ヒットエンドラン
    ・フランス語だからわかんない
    ・金の靴 銀の魚
    ・趣味の店 ヨーロッパ

    作風や設定が多彩過ぎて、一言では感想をまとめづらい。とにかく多彩で独特。
    作画の繊細さ、眼の描き方、カメラ位置の置き方など、よい。
    表題作が最も力が入っているのは間違いないが、結構「助手席の女」(凄いコマ84ページ)も好き。
    「フランス語だからわかんない」は10分程度の短編映画にすると面白そう。

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    2021年02月11日
  • うつ病九段 無料試し読み版

    購入済み

    考えさせられる

    つい最近ドラマをやっていて読み返しました。ドラマより漫画の方が心に入っていきます。だんだんと沈んでいく感情立ち上がれないもどかしさなどうつ病ならではの描写がうまく描けていると思います。

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    2020年12月30日