原リョウのレビュー一覧

  • 天使たちの探偵

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    面白かったけど、読んでいてドキドキワクワクが少ない。長編だと色々考えながら読むから楽しめるのかな。次のさらば長き眠りは読みごたえありそうだから期待したい。

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    2019年03月19日
  • そして夜は甦る

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    ストーリーの複雑さ、情報量の多さで思いの外疲れる。ハードボイルド作家のミステリー色濃厚なデビュー作。それにしても誰も彼もがヘビースモーカーで、それが普通…そんな時代もあったねと、懐かしく思った次第。

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    2019年03月14日
  • そして夜は甦る

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    うーん、チャンドラー。東京が舞台というところがリアルと言えばリアル、その分泥臭いと言えば泥臭い。前半にくらべて後半は謎解きに終止していてダンディズムが今ひとつという気がした。

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    2018年10月15日
  • そして夜は甦る

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    1988年刊行なのに不思議と古さは感じなかった。チャンドラーを通っていない自分には新鮮でもあったし、全編探偵視点なのは複数視点挿入の作品より物語そのものに集中できるので好みだ。携帯もITもない時代、ひとつひとつの可能性を根気よく潰していく調査は地味だが実直で、沢崎×錦織の凸凹コンビの合同捜査も王道の胸踊る展開。黒幕のモデルが丸分かりなのはご愛嬌か。登場人物が多いので、事件の真相が解き明かされる終盤の展開には頭がこんがらがりそうになった。しかし、高田馬場BIGBOX、1Fの古本市はそんな前からあるのか…。

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    2018年06月20日
  • そして夜は甦る

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    沢崎探偵シリーズ1作目。序盤から中盤まではグイグイきたが、少しずつ明らかになるにつれ違和感が出て、全体的にはまあ普通。個々のキャラクタのイメージがなあ。佐伯夫妻が何故結婚したのかピンとこないし、辰巳玲子を活かしきれてない感じがするし、海部雅美の描写が中途半端な気がするし。当時の世相はいいのだが、実際の事件等を想起させるようなストーリはあまり向いてないと思った。勿論文章は素晴らしいので楽しめますが、自分の著者へのハードル設定が高いので、この作品は並の評価で。

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    2018年06月09日
  • 天使たちの探偵

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    内容(「BOOK」データベースより)

    ある女のひとを守ってほしい―沢崎の事務所を訪れた十才の少年は、依頼の言葉と一万円札五枚を残して、雨の街に消えた。やむなく調査をはじめた沢崎は、やがて思いもかけぬ銀行強盗事件に巻き込まれることに…私立探偵沢崎の短篇初登場作「少年の見た男」ほか、未成年者がからむ六つの事件を描く、日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞受賞の連作集。

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    2018年03月09日
  • 愚か者死すべし

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    新シリーズ第1弾。
    と作者は言っているが、13年経った今も続編は出ていない。しかも、前作から6,7年経っている。それだけ間が空いても、無理に時間の流れを止めようとせず、時代背景もきちんと執筆している時代に合っている。
    相棒の渡辺が亡くなって、第1期のシリーズが完結してから6年。沢崎は相変わらず「渡辺探偵事務所」を続けていた。
    今回の依頼人は高校生らしい女の子。自首した父親に「自分に何かあったら、『渡辺』を頼れ」と言われて、探偵事務所を訪れていた。
    神奈川の銀行で起きた射殺事件、依頼人の父親である伊吹が護送中に襲撃されたり、銀行の射殺事件のどさくさに紛れて行われていた誘拐事件…たくさんの事件が同

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    2018年02月11日
  • さらば長き眠り

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    前作「私が殺した少女」を読むのに苦労したので、今作も時間がかかることを意識して、週末に読み始めたが、意外にも2日で読み終わってしまった。
    前作から6年経って発表されたが、舞台もきちんと6年経っており、400日間東京を離れていた沢崎が東京に戻ってくるところから始まる。
    6年経っていても、時代設定は1993年ごろと思われるが、やはり古臭さは感じない。前作は警察とがっつり関わっていたが、今作は警察の登場も少なく、沢崎の探偵の腕が際立つ内容。
    高校野球にまつわる八百長事件、能の宗家にまつわる跡継ぎ問題など、依頼にどう結びついて来るのか、読んでいて、全然先が読めない。その謎を簡単に沢崎が解いてしまうのが

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    2018年02月04日
  • 愚か者死すべし

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    登場人物が多いので、そこは少し理解が難しかったです。
    が、そこはホントに少しずつ読んでいるミーの読み方が特殊なだけで、普通に読めばそれなりに大丈夫かと。。
    基本的には読みやすいナリ。
    話の展開も順々に点が繋がっていく所も、王道と言うか、老若男女と言うか、ハードボイルドなキャラクターや世界が問題なければ、普通におすすめナリ。

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    2017年02月26日
  • ハードボイルド

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    原尞’(はら りょう)、という作家さんが居ます。
    自他ともに認める、物凄く寡作なヒトで、しかも、基本的に「私立探偵・沢崎シリーズ」しか書きません。
    というわけで、平たく言うと、かなり個性的でカワリモノな作家さん。
    なんですが、探偵小説、とか、ハードボイルドと呼ばれるジャンル?とか、アメリカの小説家のレイモンド・チャンドラーさんが好きな人、ハヤカワミステリなどをよく読む人...
    などにとっては、まず間違いなく支持される作家さんです。
    言ってみれば、一部マニアに圧倒的なウケている。
    その原さんの、エッセイ集です。
    エッセイも、多種多様なテーマ内容について、常に器用に洒脱に書いている、訳ではまったく

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    2016年04月10日
  • 愚か者死すべし

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    9年ぶりの沢崎シリーズ。前作まで全部読んでいるのだが、いったいどんな話だったのか、どんなシリーズだったのかはまったく記憶にない。
    ので、まるっきり新規のような気持ちで読んで、普通に読めたので、シリーズを読んでいない人にも読めると思う。

    チャンドラーに傾倒している作者ならではの、チャンドラー「風」の文体、主人公。
    どこかマーロウよりも地味に感じるのは、やはり土地柄のせいなのか、それとも年をとってから読んでいるからなのか。
    なんとなく、この独特の文体が鼻につく。
    苦手な人は、まず読み終えられないだろうと思う。

    ストーリーは特にひねりがあるわけでなく、時折こちらが混乱するような描写(もしくは描

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    2015年07月25日
  • さらば長き眠り

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    探偵沢崎シリーズ『さらば長き眠り』読んだ。

    ある種の女性に質問する際は細心の注意が必要、
    なぜなら「彼女のようなタイプの人間はそのときの状況次第で、
    彼女自身を演じる"女優"になってしまうからだ」。なるほど。

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    2011年12月11日
  • 愚か者死すべし

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    初刊が出た1995年、新シリーズ一作目と銘打たれている「愚か者死すべし」は2007年(文庫)。12年の間に世相は特に技術面で様変わりしているのが面白い(主人公は取り残され型を目指すことにしたようで未だに携帯だめ、PCは出てこない)。

    こういう主人公がひたすら格好いいのはとても嫌いなので、依頼に失敗したと思うことになる「私が殺した少女」とただ奔走されるだけの「さらば長き眠り」が気に入った。「天使たちの探偵」は短編集。人の名前の呼び方に対する主人公もしくは作者の考え方は大嫌いである。ちなみに私のファーストネームは英語では当然なじみがなく呼びづらいので、私はどう呼ばれようとあまり気にしないが、みん

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    2011年09月11日
  • さらば長き眠り

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    6月-13。3.5点。
    11年前に、自殺した姉の真相を、弟である元高校球児からの依頼で調査。
    弟は八百長の疑いをかけられ、それを苦に自殺したと思われていた。
    真相を探るが、色んな人間が襲われたり、殺されたり。
    まあまあ。一気に読めた。

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    2011年06月15日
  • 天使たちの探偵

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    5月-9。3.0点。
    沢崎シリーズ第三作。少年たちが絡む事件の短編集。
    読みやすいし、まあまあ面白かった。

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    2011年05月16日
  • 愚か者死すべし

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    うーーーーん。読み始めは、まわりくどい言い回しに辟易して途中で投げ出そうかと思った。返却期限も過ぎていたし。
    いろいろな偶然が重なって、単純な事件が複雑になるように見えて、主人公の探偵が鋭すぎる視点で本筋を探り当てていく、『まるで小説のような』お話。
    早川JAから出ていると思えば納得がいく。

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    2011年04月02日
  • 愚か者死すべし

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    10年ぶりの新作。前作の内容をすっかり忘れちゃったので、時々ついていけませんでした。渡辺って誰だっけ。。相変わらず皮肉屋でクールな沢崎、小気味よい意外性のある展開で、楽しんで読めました。携帯も使えない沢崎、「就職運動」と発言する沢崎、時代から取り残されるそんな沢崎が大好きです。

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    2011年08月30日
  • ミステリオーソ

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    1995年に単行本で刊行されたエッセイ集「ミステリオーソ」を

    増補し2分冊で文庫化したもの。元本は刊行時に買って読んでるけど

    同じ本を二度買わされたという気は全くしない。

    巻末の「編集ノート」を見ても丁寧な作業をした上で

    文庫化されてるのがよく判る。山之辺進のカバーイラストも良いし

    新作「愚か者死すべし」が出るまでの10年間に書かれたエッセイや

    対談をまとめて読めるのが嬉しい。

    原?の私立探偵・沢崎シリーズは単行本で揃えているのだが

    文庫化の際、全ての作品に短編が新たに付されており気になっていた。

    それが全て再収録されているのも収穫でお遊びの要素が強い短編もあり、

    原?の長

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    2009年10月04日