原リョウのレビュー一覧

  • 天使たちの探偵

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    再読した時には、何故か若干もの足りなさを感じてしまった。期待度が高すぎだったのだろう。
    日本冒険小説協会大賞?最優秀短編賞受賞作。

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    2009年10月04日
  • さらば長き眠り

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    沢崎シリーズ最終章と思って読みました 本の厚みもそうですが内容もぎっしり詰まった物でした 相変わらず沢崎の渋さに魅了されつつ、もうこれで終わりかなどど思ったのもつかの間、次作へとつづく物語が...
    つづき早く読みたい!

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    2009年10月04日
  • 天使たちの探偵

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    これで原?の探偵シリーズ全部読み終わっちゃった…寂しいです。ハードボイルドミステリかな?四十路男で金もなく友もない(多分)ひたすらストイックな探偵沢崎が未成年の関わる事件を解決していく短編集。
    沢崎のさりげなさがとても好きです。「子供を失った男」と「選ばれる男」が良かった。

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    2009年10月04日
  • 天使たちの探偵

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    ついに沢崎シリーズをコンプリートしてしまった。
    うれしい、というよりは悲しい。
    再び、第1作から読み直したい。

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    2025年07月11日
  • そして夜は甦る

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    初めてのハードボイルドの推理小説。主人公のセリフや行動がまさにそういうことかと感じることのできる作品でした。昭和の終わりという時代描写も懐かしく思えて、楽しく読めました。

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    2025年05月25日
  • 愚か者死すべし

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    自首をした父親の無実を、という依頼から発砲事件へ。

    場所が場所だけに、な驚きの展開でしたし
    どれがどう繋がっていくのか、さっぱりでした。
    そちらとこちら、同時進行。
    こんがらがっているのかと思ったら
    こんがらがらせている、という…。
    権力は恐ろしいものです。

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    2025年04月26日
  • 愚か者死すべし

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    シリーズ4作目だが、最後に読んだ。これで沢崎シリーズコンプリート。沢崎とお別れだ。なんとも残念。惜しみつつ、ページをめくった。

    だれか映画化してくれないかな。あるいは、書き継いでくれないかな。

    ベストは、3作目か1作目かな。

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    2024年08月26日
  • 天使たちの探偵

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    6つの短編。

    ひとつ50頁程度なので、非常にさくさくと話が進み
    犯人(?)が分かって把握しやすかったです。
    子供が依頼人だったり、美人局状態の落ちがあったり
    うっかり無意識で分かってしまったり。
    読んでいるこちらも違和感を覚えないといけないのに
    そのまま読んで、やられた! な気分になっていました。

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    2024年06月20日
  • 天使たちの探偵

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    友人が誤って2冊買ったからと頂く。昭和臭漂うハードボイルド探偵推理小説。発表順の短編集。最後の「選ばれる男」と書きおろしの「探偵志願の男」がよかった!

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    2024年02月21日
  • 私が殺した少女

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    依頼の電話があって出かけたのに、警察に囲まれた。

    初っ端からすごい疑いをかけられています。
    協力するか否かの選択も、したくないものがありますが
    料金を説明して仕事とするのがすごいというか…w

    身代金の受け渡し、入った邪魔に、呼び出し電話。
    あからさまな罠もあり、どうなってこうなるのか。
    容疑者多数に、首を突っ込んでくる兄も。
    背負うには辛すぎる真実が分かった時
    おろしていいというのに、ほっとします。

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    2024年02月09日
  • それまでの明日

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    著者あとがきによれば、すでに続編『それからの昨日』が構想されていたという。なんてことだ!原さん、あんたはまだ死んじゃダメだ!
    思いっきり個人的主観が入っているが、日本人なら、チャンドラーよりこっちから読んだほうがいいかも。名作。

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    2023年12月17日
  • 私が殺した少女

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    作家がお亡くなりになったというニュースを聞いて再読。
    チャンドラーにあまり通じていないので、それらしいのか判断できかねるんですが、オチへの流れがちょっと慌ただしいというか推理モノとしては弱いのかなぁという感じが。
    でもそういうのではなく探偵につきまとう雰囲気が重要というかもしれませぬ。
    ただ当たり前ですけど昭和・平成の始め感がすごい、この作品のテイストを良くも悪くも決定している気がしますなぁ。

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    2023年08月01日
  • それまでの明日

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    後輩が読んでもやもやしたときいて購入。
    初めて読む著者。どうやらシリーズ物で14年ぶりの新作とのこと。
    ハードボイルド小説というものをおそらく初めて読んだ。
    なるほどと思いつつ最後の震災落ちがダメ押しで理解を阻めてきた。

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    2023年06月13日
  • 愚か者死すべし

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    私立探偵沢崎シリーズ。銀行強盗を自首した父の無実を証明してほしいとの依頼がくる。依頼にきた女性を警察に送り届けたとき、沢崎は狙撃事件に遭遇する。

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    2023年05月26日
  • そして夜は甦る

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    私立探偵沢崎シリーズ第一作。ハードボイルドの名作。
    探偵沢崎は、両切のピースのタバコを吸い、車はブルーバードに乗っている。
    新宿にある3階建モルタル塗りの雑居ビル、東京オリンピックの年に建てられだという、そのビルには、はげかかったペンキで渡辺探偵事務所と書かれてあり、そこに沢崎はいる。

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    2023年05月17日
  • 愚か者死すべし

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    ネタバレ

    寡黙でやれやれ系で質素でポンコツの車を乗り回していて警察には疎まれ配偶者はなく依頼者女性に好かれるけど靡かない私の中のThe日本人探偵のイメージ。

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    2023年04月30日
  • 私が殺した少女

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    バイオリンの天才少女身代金誘拐事件に巻き込まれた私立探偵 警察や暴力団にも物怖じしない沢崎がかっこいい 昭和の匂い漂うキャラクター ブルーバードの連呼 公衆電話 そして煙草の吸いすぎ! 結末はどんでん返し的な やり切れない家族だなぁと 

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    2023年03月30日
  • それまでの明日

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    ハードボイルドって読むの久しぶりだな〜と思いながら読んでで、最後後日談までそんな別になくてもいいのにな〜と思いながら読んでで...
    最後のオチのつけ方は正直気ぃ悪い。

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    2023年01月26日
  • それまでの明日

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    ネタバレ

    2022.11.2

    うーん。作中の雰囲気とか、登場人物の描写はすごく好きなんだけど、ストーリーはよく分からなかった。というか、厳密に言うと分かるんだけど、分かりづらいというか、分かったところでなんなのだ、という。

    ご自身で遅筆と仰られているが、この作品は13年かかったそうで。次作は何年後になるのか。。

    ちなみに今回、ブックフェスで原尞直筆サイン本をゲットできました。感想はアレだけど、大切にします。

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    2022年11月03日
  • 私が殺した少女

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    前作に続いて実にハードボイルドで、前作よりもドライブが増してエンタメ力アップしている。

    書き出しから実にハードボイルド。

    「夏の初めの昼下がり頃だった。(中略)道路は混まず、外気はさわやかで、ブルーバードはいつになく快調だった。私のツキもそこまでだった。まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、その電話で始まったのだ」

    いきなり展開される誘拐事件。続々と登場する容疑者たち。しかし真相は、思わぬ方向から明らかになって…。名品。

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    2022年07月05日