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Posted by ブクログ 2023年05月11日
この2週間、ハードボイルド小説を立て続けに3冊読みました。
本家チャンドラー「ロング・グッドバイ」、それに日本のチャンドラーと言われている
原尞の「私が殺した少女」と「愚か者死すべし」です。
3冊とも文章が簡潔で大変読みやすかった。
個人的には「私が殺した少女」が一番面白かった。
その中の一件を紹...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月25日
"渡辺探偵事務所に所属?する沢崎という名の探偵を主人公としたシリーズもの第二譚。
この探偵との、腐れ縁である渡辺探偵事務所を立ち上げた渡辺氏と彼が起こした事件に大きくかかわった新宿西署の錦織刑事とのやり取りが、面白いと感じて、シリーズを読破しようとたくらんでいる。
この作品は直木賞を受賞し...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月16日
探偵沢崎シリーズ第二弾。今回も沢崎はクールに渋い。突然、誘拐事件に巻き込まれた沢崎。予期せぬアクシデントに見舞われて誘拐事件は最悪の結末を迎えるがその背景に隠された真実とは。相変わらず人間関係が複雑だが、その人間関係も事件の遠因となるのでしっかりついていかないといけないのが辛いところ苦笑。それでもそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月21日
久しぶりにじっくりとサスペンスを堪能しました。
ハードボイルドミステリーでしょうか。
感傷や恐怖の感情に流されない探偵・沢崎が誘拐殺人事件の犯人を追います。
将来を嘱望されたヴァイオリンの天才少女が誘拐される。要求された身代金は6千万円。
沢崎は、その身代金の受け渡しに 巻き込まれてしまう。
身代...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月05日
前から読んでみたかった探偵沢崎シリーズです。
登場人物のだーれも携帯を持っていない、そんな時代の話。
本作で沢崎氏は、誘拐事件に巻き込まれて右往左往させられるのですが、
電話で連絡をとる場面が多々あって、それが全部公衆電話で、沢崎氏は
テレカにすら、なんとなく拒否感を持ってて。
どうしても、今読むと...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月15日
今月4日、作家の原寮さんが逝去されました。2018年発表の『それまでの明日』しか読んだことがなく‥、えっ、これがまさかの遺作!
本作は、1989年刊行の直木賞・ファルコン賞W受賞作品です。優れたハードボイルドという証なんでしょうね。
本書は、探偵の沢崎がシリーズ化された第2作とのことで、沢崎...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月05日
チャンドラーに耽溺したと作者が言うように、まさにフィリップマーロウのごときハードボイルドな探偵沢崎の物語。
人の望むように動くのを嫌う偏屈で厄介な私立探偵として動きながら、人情を見せたり人間らしく弱ったりする様は魅力がある。
沢崎の魅力だけのみならず、事件の真相も二転三転しはっとする終わりを迎える...続きを読む
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