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Posted by ブクログ
読み始めて以前に読んだ事が有るのを思い出した。
幸い読んだと言う記憶は有るが結末やストーリーは、殆ど覚えていなかった。
原りょうの小説を最初に読んだのも、この「愚か者死すべし」だった。この小説で原りょうを知り、他の作品も読み始めた。
読んだのは何年も前で、その時に読んだ本は無くしてしまい、読んだ事も忘れていた。
もう一つ思い出した事が、生前の母に、この小説を読むことを勧めて、母が面白かったと言っていた。
母が元気だった頃、よく本を読んでいた。
元気だった頃の母を思い出した。
原りょうの沢崎シリーズは、どれも傑作だ。もっと沢山、作品を書いて欲しかったな。合掌
Posted by ブクログ
【大金を懐に入れるというのは、そういうことだ】(文中より引用)
ハードボイルド探偵・沢崎シリーズの長編第4弾。自首した父の冤罪を晴らしてほしいという依頼人と警察署に向かったところ、沢崎は思いも寄らない銃撃事件に出くわしてしまう。狙撃者を追う沢崎であったが、彼が直面したのは、幾重にも折り重なった思惑の数々であった・・・。著者は、超寡作の作家としても知られる原寮。
謎解きをはらむストーリーにのめり込んでいくことはもちろんなのですが、本書の魅力は、やはりニヒルな沢崎のキャラクターと散りばめらる乾いた語り口。時代に逆行するかのように自身の流儀を貫く沢崎の姿に、唸りたくなるような渋さを感じずにはいられなくなるかと。
こういう小説作品を読む時間がたまらなく愛おしい☆5つ
Posted by ブクログ
沢崎探偵シリーズ第五作。
いよいよ携帯電話が登場した。
作中にもあるように探偵に必須な携帯電話だが、
探偵沢崎には似合わない気がして、
時代が進むにつれどうするのだろうかと心配だった。
相変わらず伝言サービスを使っていて、
なんだかほっとした。
渡辺探偵事務所の渡辺に相談しに来た若い女性。
依頼を引き受けたわけではなく、警察署に女性を車で送っただけだったが、
銀行強盗の容疑者が銃撃さたれたのに巻き込まれる。
2つの誘拐事件を解決して、大金の運び役をすることになる。
そして、銃撃事件の真実を突き止める。
錦織警部がパリに行ったと聞いて、驚いた沢崎が面白かった。
何を見ても驚いたことがなかったのに。
おなじみの伝言サービスの女性が再婚してたり、
ひきこもりの男性と話したりとちょこちょこ面白かった。
Posted by ブクログ
大晦日からの数日の出来事を描いた、沢崎さんという探偵が主人公のハードボイルドミステリー。いくつもの犯罪が交錯する中、真相に迫っていく。
この『愚か者死すべし』は前作から9年の歳月がたって発表されている。2004年11月に発売されている。長い間ファンは待ち続けないといけない。
でも、待ったかいがあった。面白い作品に仕上がっている。でも、長いなぁ~
本作品の続編、『それまでの明日』は2018年に発売された。14年ぶりになる。この作品を読み終わってしまうと、また10年待たねば新作を読めないと思うと、今から五年後に読んでみてた方が、次作を待つストレスは軽減されるかもしれない?
Posted by ブクログ
愚か者死すべし
私立探偵沢崎シリーズの最新作。
謎は興味深い。沢崎の人生哲学は相変わらず。でも何か違和感が。
考えて見ると、この話の中心の1つを成す、日本の政治家の不祥事の人間データベースである3日男爵の息子の話がちょっと座りが悪い感じ。これが違和感の原因か?
うーん、途中で出てくる引きこもり青年や、男爵の息子の義理の娘になった女性にリアリティがないのが原因か?
ハードボイルドは、やはり主人公の人生哲学ととれを彩る登場人物のキャラクターや行動のぶつかり合いを楽しむもののような気がします。
そういった見方でこの小説を読むから違和感があるんだと、はたと気づきました。
ハードボイルドなんだから中途半端は良くないですねえ。
もう少し、気の利いた謎解きとクラッシックな設定でハードボイルドに浸らせて欲しかった竹蔵でした。
でも、レベルは高いので、その点誤解のないように。
頭が固くなってきた 竹蔵
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