藤田勇利亜のレビュー一覧
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原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち −バキ外伝− 8』秋田書店。
5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。
月1連載につき、ようやく第8巻に到達。今回は主人公の葛城無門の闘いは無い。
夢枕獏は『ゆうえんち』を執筆するにあたり、板垣恵介から範馬刃牙と範馬勇次郎を登場させてはいけないが、それ以外は自由にやって良いと制約を受けていたようだ。恐らく、懐の深い夢枕獏のことだから、藤田勇利亜に一切の制約をしてないのではないかというくらいに原作とは内容が異なる。しかし、却ってそれが面白いのだ。
今回は、無門が『ゆうえんち』で復讐の相手として捜し続ける柳龍光が神野仁と対決する。化け物のように強く、奇天烈な技を繰り出す柳に対して、神野はマスター国松から盗んだ技で対抗する。何時の間にか神野は倒され、その前に葛城無門が現れるのだ。
場面は変わり、力道山がモデルと思われるプロレスラーの力剛山が刺殺された事件の顛末が描かれる。力剛山を刺殺したのは、裏社会の住人の田村辰二という男だった。しかし、その前に後に大横綱となる龍金剛が力剛山を完膚なきまでに叩きのめしていたのだ。
力道山の死を巡る逸話は確か板垣恵介の漫画『餓狼伝』にも描かれていた。こちらでは力道山がモデルの力王山が、アントニオ猪木がモデルの猪狩に叩きのめされ、腹を切ったことになっていた。
その龍金剛は『ゆうえんち』で元傭兵の鬼神群平と対決する。
本体価格720円
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原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち 6』秋田書店。
5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。
第6巻。ついに『ゆうえんち』に入園した葛城無門。いきなりプロレスラーのゴブリン春日が立ちはだかる。そして、柳龍光までもが無門の前に姿を見せる。余りにも凄惨な格闘シーンは夢枕獏の原作に優るとも劣らない。
今回の『ゆうえんち』は無門の師匠の松本大山と柳龍光との死闘を繰り広げた本当の遊園地だった。
夢枕獏の原作『小説 ゆうえんち』も面白かったが、この『漫画 ゆうえんち』もオリジナリティがあり、非常に面白い。板垣恵介のジャック・ハンマーにスポットを当てたような『刃牙らへん』は休載に次ぐ休載でなかなかストーリーが進まずイライラするが、『漫画 ゆうえんち』はキッチリ月1連載が続いており、好調のようだ。
本体価格690円
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原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち 5』秋田書店。
全5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。
第5巻。ついに『ゆうえんち』の謎が明らかになり、葛城無門は久我重明と共に蘭陵王の屋敷に向かう。『ゆうえんち』で柳龍光を倒すことを渇望する無門は蘭陵王とその息子、蛟黄金丸による入園テストを受ける。そして、明かされる『ゆうえんち』での師匠の松本大山と柳龍光との死闘の事実。
夢枕獏の原作には無かった『ゆうえんち』への入園テスト。『ゆうえんち』を主宰する蘭陵王とは一体何者なのか……
いよいよ葛城無門が『ゆうえんち』へ……
夢枕獏の原作『小説 ゆうえんち』も面白かったが、この『漫画 ゆうえんち』もオリジナリティがあり、非常に面白い。板垣恵介の『バキ』シリーズは宮本武蔵も野見宿禰もぱっとせず、新シリーズが始まるも、休載に次ぐ休載でなかなかストーリーが進まずイライラするが、こちらは好調のようだ。
本体価格690円
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「ゆうえんち」最終の5巻。
体の裡に棲む魔性が蠢き続ける限り、敗北ではなく勝利への途中という思考だったか柳龍光。気持ち悪さが「ゆうえんち」の柳はたまらなくぞわぞわさせる。これのあと死刑囚編の柳を見ると、毒気が薄れたように思えます。
柳との決戦の後、蘭陵王との戦いに臨むことになった無門。彼もあちら側へ行く有資格者でした。ここの挿絵がオーガ、愚地独歩、松本太山、柳龍光、神奈村狂太、久我重明の面々。獅子の門をくぐり、あちら側へと歩を進めた無門。その最初の相手が蘭陵王か。
ここの戦いもそそるものがありましたが、さらに古から続く闘争の歴史があるという新事実の披露がとんでもない好奇心を生み出してしまう。「準備はできたかい」がゴングとなって始まる格闘家たちの競演で饗宴で狂宴。こんな風呂敷広げて獏さん大丈夫?年齢も年齢だし、「ゆうえんち」連載中は体の不調も抱えていたことですし。体が資本なので、ご自愛下さい。でもね、広げっぱなしになるかもしれないけど、風呂敷畳んでくれてもいいのですよ。
ただ、ここで「準備はできたかい」の声がかかるキャラクター、存在が弱い。
斗羽や猪狩ならまだしも、花田はちょっと。
まあ、バキ本編で活躍中の登場人物でないメンツを選んだといってましたが、役者不足ではないでしょうか。まあ、無門が立ち向かってくれればいいのか。それですね。
物語の途中で風呂敷広げすぎて長編になってしまうのではないか、と危惧していた「ゆうえんち」。それはそれで楽しみではあったけど、まさか最後で大風呂敷あるとは思いもしませんでした。いやー可能性はゼロでないと思うので、一縷の望みをかけて待とうと思います。板垣恵介ワールドも好きだけど、夢枕獏ワールドも好きなのですよ。 -
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原案・板垣恵介、原作・夢枕獏、漫画・藤田勇利亜『漫画 ゆうえんち 4』秋田書店。
全5巻をもって完結した夢枕獏の『小説 ゆうえんち』でイラストを担当した藤田勇利亜が漫画化するという何ともややこしい作品。
第4巻。まだまだ『ゆうえんち』には辿り着かぬのだが、オリジナリティが効いていて非常に面白い。
師匠の松本大山の仇を討つために主人公の葛城無門は柳龍光の居場所を探す。無門はかつての柳龍光の師匠であるマスター国松の元を訪ねる。相変わらず不気味な国松。
国松との死闘から生還した無門は久我重明に柳龍光が参加しようとしている『ゆうえんち』のことを聞く。
夢枕獏の原作には無かった『ゆうえんち』の由来が久我重明の口から語られる。ここが第4巻の最大の山場だ。なるほど、『ゆうえんち』とは明治時代から続いていたのか。しかし、『ゆうえんち』を主宰する蘭陵王とは一体何者なのか……
本体価格660円
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夢枕獏『小説 ゆうえんち バキ外伝 5』秋田書店。
ついに完結。夢枕獏が様々な制約を物ともせず本気で描く、板垣恵介の『バキ』と夢枕獏の『獅子の門』『餓狼伝』『キマイラ』『魔獣狩り』の渾然一体となった夢の格闘技世界の第5巻。
非常に面白い。冒頭から葛城無門と柳龍光とのアドレナリン全開の『死合』が描かれる。夢枕獏の格闘技小説の集大成のように次々と過去の作品に登場した技が描かれる。そして、師匠・松本大山を殺した柳龍光との激闘の後、葛城無門の前に立ち塞がる『ゆうえんち』の主催者・蘭陵王。太古から続いて来た、終わらことのない格闘の輪廻。
タケミカヅチ……
凄いのは夢枕獏が足掛け4年に亘り、リンパ癌を患いながらも、一度も休まずに連載を続けたことである。それに比べて、月に一度は必ず休載する板垣恵介の体たらくぶりは目に余る。
夢枕獏のあとがきによると、この『小説 ゆうえんち』が漫画化されるらしい。作画は『小説 ゆうえんち』の挿絵を描いた藤田勇利亜とのこと。漫画を原作にした小説の漫画化とは何ともややこしい。
本体価格800円
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夢枕獏『小説 ゆうえんち バキ外伝 4』秋田書店。
夢枕獏が様々な制約を物ともせず本気で描く、板垣恵介の『バキ』と夢枕獏の『獅子の門』『餓狼伝』『キマイラ』『魔獣狩り』の渾然一体となった夢の格闘技世界の第4巻。いよいよ物語は佳境に入り、既に連載の方は完結を迎えたようで、残すは1巻のみ。
なかなか面白い。漫画雑誌の連載と同様、2段組みで、イラストも掲載されている。何より、板垣恵介の『バキ』に登場した柳龍光や愚地独歩、夢枕獏の『餓狼伝』に登場した久我重明などの癖のあるキャラクターを巧く絡め、全く新しい『ゆうえんち』ワールドを創造している点が素晴らしい。
柳龍光に師匠・松本大山の復讐を果たすために『ゆうえんち』に参加した葛城無門は次々と強敵を倒す。忍者の羽鳥薫を倒し、次なる相手は神奈村狂太。明らかになる神奈村狂太と無門との過去の因縁。着実に最終目的の柳龍光との対決へと近付く無門。
あとがきに夢枕獏が大病のため、多くの連載を休んでいると書いてあり、非常に気掛かり。ネットで確認すると、悪性リンパ腫だったらしく、無事寛解とのこと。
本体価格800円
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夢枕獏『小説 ゆうえんち バキ外伝 3』秋田書店。
夢枕獏が様々な制約を物ともせず描く、板垣恵介の『バキ』と夢枕獏の『獅子の門』『餓狼伝』『キマイラ』『魔獣狩り』の渾然一体となった夢の格闘技世界の第3巻。ついに第3巻。物語は既に佳境に入りつつある。物語の展開が早い分、非常に面白い。
師匠の松本大山の仇である柳龍光を倒すために『ゆうえんち』に入園した葛城無門であったが、最初に闘う相手はゴブリン春日。その闘いの決着を見届けることなく柳龍光は同じ空掌の使い手・神野仁との闘いに挑む。何と冒頭であの合気の達人・渋川剛気が神野仁と柳龍光との恐るべき因縁について語るという大サービス。
そして、いよいよ葛城無門と柳龍光の闘いが始まるかと思われたが、次なる無門の相手は忍者の羽鳥薫。羽鳥の後には神奈村狂太という恐るべき技を持つ男が控えている。
連載の方では既に葛城無門と柳龍光の死闘が描かれているようだが、なかなか決着がつかぬようだ。あとがきを読むと夢枕獏は決着のつけ方にかなり迷っているようだ。これだけ丁寧に育てた登場人物のどちらか一方に敗北を与えるにはそれなりの味付けが必要なのだろう。
蛇足ながら、夢枕獏には是非『餓狼伝』の方も『小説 ゆうえんち』並みのペースで刊行して欲しいと願う。
本体価格800円
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購入済み
読んで損はしない!
夢枕、板垣両氏の合作格闘小説。餓狼伝や刃牙など知っている人は比較的入りやすいと思います。
ゆうえんち1巻の小説内容としては、これから始まる格闘の序章です。
どう展開していくのか?
楽しみでなりません。
この1巻の時点で主人公無門の強さは刃牙より強いかも…?
2巻以降が楽しみな作品です。 -
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原案・板垣恵介、小説・夢枕獏、挿絵・藤田勇利亜『小説 ゆうえんち バキ外伝 2』秋田書店。
第2巻。夢枕獏が様々な制約を物ともせず描く、板垣恵介の『バキ』と夢枕獏の『獅子の門』『餓狼伝』『キマイラ』『魔獣狩り』の渾然一体となった夢の格闘技世界。非常に面白い。何しろ、本家『バキ道』が度々休載する中、夢枕獏が本気モードで長期連載を継続しているのだ。面白くない訳がない。
主人公の葛城無門について語る実の弟の愚地克巳。と、いきなり蛟黄金丸なる新たな猛者が現れたかと思えば、我らが久我重明の登場。
久我重明の仲介により、葛城無門は『ゆうえんち』の主催者・蘭陵王と出会う。蛟黄金丸の父親である久我重明と五分に渡り合ったと言われる蘭陵王とは一体何者なのか……
蘭陵王により『ゆうえんち』への入園を許された葛城無門は柳龍光を倒し、松本太山の仇を取ることが出来るのか……
単行本も連載当時と同じ二段組みで連載と同じイラストも掲載。板垣恵介の範馬刃牙シリーズも『餓狼伝』も全て読み、夢枕獏の格闘技小説を全て詠んでいる者にとっては、夢のような作品である。
本体価格800円
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購入済み
バキで面白い事をやってやろう
敗北を知りたい。かくて5人の死刑囚は東京に集った。
しかし、少なくとも一度は刑務所に入ったのだ。ならば、彼等を捕まえた者がいるはず。
それは、果たして何者なのか?
チャンピオンの看板バキシリーズ。著者板垣恵介と親交深い夢枕獏によるノベライズ。
ただし、普通の、並のノベライズではない。
獅子の門から久我重明、餓狼伝から磯村露風が登場、物語に深く関わる。
更に名前だけなら魔獣狩りから文成仙吉、キマイラから宇奈月典善、謝男から拝一穴、等など。
縦横無尽の板垣アンド獏ワールド。こいつは凄いのが始まりましたよ! -
Posted by ブクログ
原案・板垣恵介、小説・夢枕獏、挿絵・藤田勇利亜『小説 ゆうえんち バキ外伝 1』秋田書店。
待ちに待った小説版のバキ外伝の第1巻。1年くらいの連載であっさり終わるかと思ったら、まさかの本気モードで長期連載に。しかも、単行本も連載当時と同じ二段組みでイラストも掲載。
イラストが多数あるので、いつもの『バキ外伝』と錯覚するが、久我重明の登場に夢枕獏の小説であることに気付くという不思議な感覚。板垣恵介の『バキ』と夢枕獏の『獅子の門』『餓狼伝』『キマイラ』『魔獣狩り』の世界を足したような格闘技小説だ。板垣恵介と夢枕獏が描いて来た格闘家を始めとする数々のキャラクターが大挙して登場し、夢のファン大感謝祭のような世界が展開する。
主人公は葛城無門というサーカス団出身の少年。何とあの愚地克巳の兄らしい。サーカス団を脱走し、放浪する葛城無門はラーメン屋の親父・松本太山と磯村露風から格闘技を学ぶ。ある日、松本太山が『ゆうえんち』で柳龍光と闘い、瀕死の重傷を負い、葛城無門の前に現れる。松本太山の仇を取るために、葛城無門は謎の『ゆうえんち』と柳龍光の姿を追い求める……
本体価格800円
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