爆笑問題のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
歴史に対して敢えて穿った見方をするスタンスが良い。中にはなるほどと読者を唸らせるような至極真っ当な指摘もある。
文永の役の直前に高麗からの手紙(蒙古への抵抗戦を続けていた一派からの、食料と兵の援助を求める手紙)が届いたが、日本では大陸の情勢がわかっていなかったので、手紙の意味がわからず黙殺してしまったが、他方で、蒙古襲来への危機感だけは強まっていった。これは、最近の政治状況と似ていないか?外交の場でも内輪の力学ばかりに配慮してどこを向いているのかわからないというのは、日本の伝統的な外交術なのか?
漫才のネタとしてもかなり完成度が高い。電車の中で読んでいて、思わずニタニタしてしまった。 -
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Posted by ブクログ
この本の良いところは、各作家の写真が1ページ分、ドドンと載っているところ。夏目や太宰や三島は知っていたけど、島崎藤村、国木田独歩などへぇ〜そうだっけ〜とうろ覚えの顔もたくさんあったので。太田のボケが邪魔なんだけど、意外にそれによって印象に残ることもあり…侮れないような気にさせられるのが悔しい(笑)しかし。もし私が編集部にいたらボツ原稿にするな。それで太田があとがきをもってきたところで、「やや?!」と思い、ごみ箱から原稿を拾い上げて、もう一度読み返してみるって感じでしょうか(笑)〜〜〜 内容は?と聞いてくださったので追加してみます 〜〜〜内容、、内容ですね? ええと、25人の文豪の、文豪たるゆえ
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Posted by ブクログ
読みやすい教科書と考えれば、良書だと思います。
学校では習わなかった、
江戸時代以降の日本史を詳しく解説したような印象です。
お笑い芸人の著書として致命的なのは、おもしろくないところです。
苦笑すらできませんでした。ホントに爆笑問題。
逆に余計なチャチャが入っているようで、読みにくさすら感じました。
最後のあとがきで爆笑の方の人が書いていたことが良かったです。
「バカなことやってるかもしれないけど、
今、やっておきたい」
みたいなことでした。
歴史についてのギャグ意外は
故意にはずしているようで、
著者の意見や見解は感じられなかったのが、残念です。
読みやすい歴史教科書ならば