井上智徳のレビュー一覧
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コッペリオンの作者さんが今度は、ゆがんだ世界を生きる女子小学生(プラスおじいちゃん)を描きます。シリアスなようでいてけっこう軽い、コッペリオンのテイストが好きならこちらも合うと思います。
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コミカルだけどかっこいい二人の戦いが面白いです。絵は古風だけど味があり、特に風景や場所が細かく描かれているのが素晴らしいと思います。
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福島原発事故が東京で起こったような話。コッペリオン同士の特殊能力対決もあり、原発問題プラスバトル物という感じ。展開が早く、最初から最後まで退屈することなくあっという間に読めた。しかしなぜ防御力ゼロの制服を着てあんな危険な任務を…。せめてジャージなら防げた怪我もあっただろうに。漫画的に仕方ないのかもし...続きを読む
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遺伝子改変とかで生まれた女子高生 というストーリー設定からしてSFである。少し突っ込んで科学的に考えるといろいろつじつまの合わないところはあるが、SF風ヒューマンドラマということで良しとしよう。
ディストピア物語ではあるが極端に悲惨 凄惨ではなく、いくらかユーモアもあるのが救いである。 -
一見、爺さんと孫娘のようなコンビだが実は というお話。
ハードボイルド系のアメリカハリウッド映画を見るような感覚にとらわれる。孫娘が可憐なだけに一層 殺しのすさまじさが際立ってくる。
絵柄もきびきびしていて、殺しを扱ってるにしては必要以上には残虐でなく好感が持てる。 -
SFからアクション漫画へストーリーのテーマが少し変わってきているがそれはそれでずいぶん楽しめる。公共の利益とは?ということをずいぶん考えさせられる漫画である。
画風は極端に繊細でもなく、だからと言って単純でもなく中庸を行っていていい感じ。 -
福島原発事故以前に描かれたと知って驚嘆した。
もし事故が起こったらこのような事態にもなりえるかもしれない という予測は立ったのだと改めて思い至った。
ストーリー内容もずいぶん練り上げられている感じがする。 -
アクション映画のようなハードボイルド物だが絶好調である。
悪役が実は という裏話も交えながらアクション場面が実にいい。
女子小学生の殺し屋というのも現実離れはしているがストーリー的にはずいぶん楽しめる。 -
今巻が最終巻です。
ファルコーネとの決着がつき、美春達の物語が上手くまとまった感じです。
まだまだ続いていたら、読みたかった。
この作者の作品は、次作も絶対買おうと思います。 -
この漫画家さんの作品で「コッペリオン」を知ってますが、それも良かったです。
絵柄と内容が良い意味で裏切られます。 -
複雑ではない世界観。
好感が持てるキャラのおかげで、すぐさま話に没頭できる。
読んでてほっとする。
仕事で疲れた頭には心地よい。 -
荊の細胞が放射性物質のイオンを吸収して無力化という説明は気に入らなかったがストーリーの流れはいいと思う。放射性物質の厄介なのは長い半減期とα、β、γ線なんだけどね。