loundrawのレビュー一覧

  • 僕は君を殺せない

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    ネタバレ

    とても好きな作品。
    視点がよく変わり時系列もバラバラですが、読み終わった後に綺麗に頭の中で繋がるのでとても読み応えがありました。
    スカッとした終わり方ではないですが、それも物語に合っているなと思います。

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    2025年09月15日
  • サマーゴースト

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    「生きる意味」を考えさせられる本でした。
    普段の生活から「生きる意味」を見つけ出すことは難しい。嫌で嫌で何もかも投げ出したい時だってある。けれども生きなくてはいけない。
    そんなことを考えながら生きるって難しいことだなと改めて思いました。
    また、登場人物一人一人の丁寧で重みがあるセリフにハッとさせられました。

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    2025年02月17日
  • サマーゴースト

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    ネタバレ

    3人の死にたい高校生が夏にだけ現れる「サマーゴースト」に会いに行き、遺体を探す話。
    登場人物の命や恋愛模様、線香花火や夏といったパーツにいたるまで、すべてがどこか儚い美しさを抽出して書かれています。
    そうした儚く脆いものが生きていくための「つながり」につながっていくというところがキャラクターのあたたかみにも、作品の土台のようなものにもなっていると感じました。
    ラストも見たいところがきちんと見られて、起こり得ない奇跡とあるかもしれない事象のバランスが絶妙で、夏や幽霊といった言葉を本当に大事にして書かれた物語でした。

    短い作品であるため生や死について深く掘り下げられてはいませんが、だからこそ思春

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    2025年02月26日
  • サマーゴースト

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     生きる意欲を失った全ての人たちへの応援歌







     ※
     以下、ネタバレを含みます。
     個人的雑記となります。
     時間の許す方のみ、お付き合いください。
     







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     キリスト教と無神論の間に生まれた少年
     乙一さんと言えば、おそらくはウルトラマンジードの脚本をされたことで広く知られるようになった方。今回のこの主役の立ち位置は、まさに、円谷さんの原点を見ているかのように思えました。
     飛行場跡というのも、飛行士になる夢を諦めた代わりに、特撮の神様になった円谷英二さんの面影を感じます。


     光が遮断されているはず

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    2024年10月30日
  • 君に叶わぬ恋をしている

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    愛した妻を忘れられない男の話。
    こういった話は自分に置き換えてしまうので本当に涙を流しながら読んでしまいました。
    もう一度会いたいという気持ちが自分にも生まれるんだろうな....

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    2024年02月27日
  • あおぞらとくもりぞら 2

    匿名

    購入済み

    最高のタッグ

    三秋縋さんとloundraw さんが好きな私からすると最高でしかない作品でした。
    三秋縋さんといえばどこか歪みのある主人公の物語が多く、どれも最高ですが、この作品もそれに似た面白さがあります。
    また、loundraw さんは青の表現が美しい絵を描かれます。
    この二人が描く『あおぞらとくもりぞら』が面白くないわけがない!

    #切ない #ダーク

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    2023年12月01日
  • サマーゴースト 2

    無料版購入済み

    読み始めると一瞬で思春期の空気を思い出せるマンガだった。漫画と原案と映画脚本、3人の名前が載っているけれど、原作は誰ということになるのだろう。気になります。

    0
    2022年09月30日
  • サマーゴースト 1

    無料版購入済み

    乙一さんのファンなので読み始めたら、見事にハマってしまいました。とてもオシャレな絵で、街並みや背景の描き方も好きです。

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    2022年09月30日
  • あおぞらとくもりぞら 1

    U11

    購入済み

    これぞ三秋縋作品

    三秋縋さんが好きで購入しました

    メインキャラクターの後ろ向きな生き方とか、不幸な中で見つける幸せとかが好きな人にはぜひおすすめです

    はぁ…もっと三秋作品を読みたい…

    追記
    「#バトル 格闘 アクション」とありますが、そういった作品ではありません

    殺人シーンはありますが、グロくなく、そういった場面をメインにしてはいないです

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    2021年08月08日
  • ラスト・ゲーム~バスケ馬鹿の君に捧ぐ~

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    やっぱり泣けてしまう、胸がぎゅってなる。眩いからこそ苦しくて痛くて、でもやっぱりキラキラしてる。バスケが全てだった主人公が愛おしい。だからこそこの結末を引き寄せることができたのかな。読むたびに、何度読んでも、好きだなって思う。

    そして書き下ろし番外編、めちゃくちゃかわいかったです。ずるい!かわいい!ずるい!!かわいすぎる!!かなさんの描く男の子はかわいい!

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    2020年07月30日
  • 僕は君を殺せない

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    すごく面白かったです!何度もページを往復しました。途中からオタク的な感想で申し訳ないですけど僕と君がエモかったです。

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    2020年07月06日
  • 僕は君を殺せない

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    こわい。
    想像力がとてつもなく働く。
    最後は少し ? が残るけどそれがしっくりくる。
    ミステリーは最後まで引き込まれて続けるところに
    良さがある。

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    2020年02月20日
  • イミテーションと極彩色のグレー

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    『君の膵臓をたべたい』や『君は月夜に光り輝く』などの表紙カバーイラストが代表作の新進気鋭のクリエーター・loundrawの初小説。

    丁寧な文体・文章、考え抜かれたストーリー構成、登場する各キャラクターの生き生きとした描写、絶妙に張り巡らされた伏線、文中に挿入されている素敵なイラスト、そして想像の斜め上を行く壮大なラストへの物語の展開。
    感動しました。

    小説のジャンルとしては、大きく分ければやっぱりラブストーリーになるのかな。
    「旅するカメラマン」を自称する謎の美少女・伊藤チナミと主人公・山浦大志の成長物語でもあり、命のはかなさや人間関係を描くヒューマンドラマでもあり、伊藤チナミとは誰なのか

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    2019年06月12日
  • The MANZAI 下 おまえだけやねん

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    ネタバレ

    秋本ってどこまで大きな男なのかと思わされました。歩の成長も感じたけど、歩は秋本にかなわないのかなと。
    でも、秋本も歩の繊細さ、一生懸命さに救われていたのかなと。
    この2人ってお互いに足りないところを補い合う関係やな、そんな人に出会いたいなと思いました。

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    2017年09月16日
  • The MANZAI 中 めっちゃ愛してる

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    秋本の優しさってすごいなと思いました。
    優しさっていろいろあるけど、秋本のような優しさはなかなかできない大きな優しさだと思いました。
    歩の優しさもすばらしいけど、秋本の優しさって自分にはできないなと思いました。

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    2017年09月16日
  • The MANZAI 上 つきおうてくれ

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    優しく繊細な歩と男らしく豪快に見えてきめ細やかな秋本。
    どちらの主人公もとても魅力的でその周りの仲間も素晴らしかったです。

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    2017年09月16日
  • イミテーションと極彩色のグレー

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    ボリュームが多すぎず少なすぎず、かつ、読んで癒されそうなものを…と探してたまたま目についた本でした。
    作者のお名前も存じ上げなかったのですが、とっても面白い本に出会えて運が良かったです。
    表紙を見て気になった方は、レビューとか見る前にとりあえず読んでほしいです。
    個人的にはこの本もっと評価されてもいいのにな、と思います。

    時系列順に書かれておらず、時間を行ったり来たりする形式で、始めこそ読みづらさを感じましたが中盤あたりから面白さが読みづらさを上回り、一気読みしてしまいました。
    マジックアワーの空を現実で見た時のような、不思議な高揚感を味わえて、またひとつ本の面白さを知ることができました。

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    2025年09月12日
  • サマーゴースト

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    主人公の悩みは思春期特有の言葉にできない悩みを思い出された。
    もう今になれば「そんなことで」と思うが、当時の自分なら共感しながら読んでいたのかなぁ。

    大きな展開も刺激もなかったけど、読みやすかった。

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    2025年05月30日
  • サマーゴースト

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    内容的には同じく乙一氏の著書『一ノ瀬ユウナが浮いている』と同じプロットというかB面というか姉妹本にあたるらしい。こっちも青春。涙もろい人が読むとちょっと泣くタイプの作品。

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    2025年04月03日
  • 僕は君を殺せない

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    表題作のやるせなさと切なさがなんとなくすきで再読。展開が二転三転するとか、重厚な謎が解かれるとか、予想外の結末が待ち受けているとか、そういうのがあるわけではなくてむしろさらっと読めるんだけど、そのあっさりさと物語の結末がいい具合に噛み合っている気がしてしまう。結局タイトルがすべてで、君が僕のやさしい弱みになっていたんだよなあって思うとしょんぼりするし、ほっとする。表題作含めてお話が3つ収録されているけれど、やっぱり表題作がすきかな。

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    2025年01月24日