loundrawのレビュー一覧

  • 僕は君を殺せない

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    ネタバレ

    復讐のために人生を費やしてる切ない感じが、個人的には好き。
    レイちゃんと僕の関係性は好き。
    一馬とはどういう経緯でこういう関係性になったのかは謎。

    表題作より「春の遺書」が一番好きかもしれない。

    表題作も他2作も、よくよく考えたら全て「幽霊」が出てくるんだ。
    短編2作はいいのだけど、表題作の亡霊が出てくる流れは必要だったのかな?と思ってしまった。

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    2025年05月22日
  • 僕は君を殺せない

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    ネタバレ

    視点が変わりながら真実が少しずつ明るみになる感じが面白かった。
    ただ、どういう流れで一馬と仲良くなって彼が共犯者となってる?とか
    レイちゃんから誠に近付いてきたのは何か思ってて?とか
    もしかしたら伏線として含められてるのかもだけど、読み解けない部分があってもう少し深掘りされてたらスッキリしたのかなぁって思った
    スッキリしない終わり方もアリなんだけど…なんか微妙に小出しにされた情報があるから回収されるのかな?って期待しちゃったり

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    2025年04月03日
  • 僕は君を殺せない

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    ☆3.9
    一人称の使い分け(おれと僕)
    おれと僕は一体この物語に出てくる誰なんやって考えながら読むのか楽しかった!
    分かった時の怖さ、なんでなんやろって思ってたのが分かった時の納得、どれもよき!!

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    2025年03月09日
  • 僕は君を殺せない

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    当時読んだ時は結構面白かった記憶がある
    最初の方はホラー要素が強く、冬の寒い雰囲気が文章から伝わってきて独特な世界観を楽しめる

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    2025年02月25日
  • サマーゴースト

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    アニメ映画のノベライズで『一ノ瀬ユウナが浮いている』の姉妹作。
    短くてさらっと読めるので、中高生にオススメ。生と死がテーマですが重くなく読後感も良かった!

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    2025年02月17日
  • イミテーションと極彩色のグレー

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    繊細な光描写が印象的なloundrawさんの小説ということで読んでみました。あぁ、こういう小説を書かれるんだなと、絵から受けるイメージが、そのまま腑に落ちる内容でした。帯はいつもの角川らしく過剰ですが、空気感と光の印象が残る小説でした。

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    2025年01月22日
  • サマーゴースト

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    自殺願望を持つ高校生3人と「サマーゴースト」と呼ばれる幽霊との邂逅の物語。
    ほっこりした読後感の王道のファンタジー青春小説だが、死を扱う小説としてはちょっと薄っぺらいなと感じてしまった。

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    2024年10月27日
  • サマーゴースト

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    どなたかのレビューを読んで買ったと思っていたのだが、今、見るといいね!をつけたレビューもなく、何で見たんだったのだろうなあ…。

    ともあれ、、、夏の間、郊外の飛行場跡地で線香花火を灯すと現れるという“サマーゴースト”と、自殺系サイトで知り合った3人の高校生の物語。
    映画の脚本を担当した作者自らがノベライズした作品というのは後で知ったが、確かに、まあ、そんな感じ。
    160頁に満たない短い話で、ほぼ想像した通りに進んでいく話だが、現世に未練を残すゴーストと人生を終わらそうと考える高校生たちの、それぞれの心情が夏の終わりの季節と相まって醸し出す切なさはなかなかに沁みる。(友也の母親の押しつけがましさ

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    2024年09月16日
  • 記憶屋0

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    もし、記憶を消す事ができたら…

    過去の辛い記憶に縛られ、前に進めずにいる人々がそんな思いで「記憶屋」と呼ばれる怪人と交渉し、以前の幸せを取り戻す物語。

    「辛い記憶を消す事は、現実から目を背ける事ではないのか?」「根本的な解決にはならないのではないだろうか?」といった不安を抱えながらも「記憶を消す」という最終手段を取らなければいけない人々にはそれなりの理由があります。

    そんな人々の葛藤や現状と向き合う姿勢に感動します。

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    2024年08月01日
  • イミテーションと極彩色のグレー

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    久しぶりに本が読めた。
    最初は青春小説?かなと思ったが、それだけではなく気になってしまい一気に読んだ。

    表紙に惹かれて手に取った。綺麗な本だった。

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    2024年02月02日
  • 僕は君を殺せない

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    ネタバレ

    僕と君は誰なのか? という煽り文から気になって読み進めたのですが、途中から僕も君も分かってしまい…もう一捻り欲しいなというのが正直な感想です。
    こんなに大量に人を殺して捕まらないのか? 性別が変わってるのはなぜ?(事件の真相を暴かれたくない清瀬のデマ?)など、深く考えれば考えるほどわからなくなってしまいました。
    ただ、「Aさん」と「春の遺書」はどちらも面白く綺麗にまとまっていると感じたので星3です。

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    2023年08月27日
  • 僕は君を殺せない

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    ネタバレ

    表題『僕は君を殺せない』と、短編『Aさん』、『春の遺書』の 2編から成る。

    『僕は君を殺せない』は、帯で二度読み必至とかなり推されていたが正直それ程でもなかった。

    「僕」と「俺」がそれぞれ誰なのか、がポイントなんだろうけど、「うーん」って感じだった。

    レイちゃん切ない。

    『Aさん』はホラー寄り。

    『春の遺書』は切ない感じで良かった。

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    2023年08月13日
  • 僕は君を殺せない

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    10代〜20代に圧倒的支持!って、もう過ぎちゃたからなぁ。
    と思いつつ読んでみる。

    表題作だけかと思ったら3編あるのね。
    それぞれが、怖い印象。
    まぁ、ホラーミステリー的なジャンルになるだろうからね。

    二度読み必至!とあったけど、ある意味二度読まないと分からないかも。
    『俺』と『僕』に着目して再度読んだら色々分かるのかな。

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    2023年07月06日
  • 僕は君を殺せない

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    「僕は君を殺せない」というお話の他に短編の小説が2編入ってた。本を読み慣れてないからかもしれないけど、中盤あたりまで話が飛んでよく分からなかった。だけど、徐々に明らかになる話の展開にドキドキした。

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    2023年04月02日
  • 僕は君を殺せない

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    最後の「春の遺書」好きです。
    とても切ない、哀しい物語だったけど。
    生きていてほしかったな。
    どうか、兄弟妹一緒に幸せでいられますように。




    「僕は君を殺せない」
    迎えに来てほしかったな。

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    2022年10月19日
  • サマーゴースト 2

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    すごい、死の三竦み
    どれが上とか下とかないからなこういうの
    最終的にはみんな心の置所見つけられて良かった
    ちょっと映画も見たいな
    朝焼けとか夜の描写とか綺麗そう

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    2022年08月31日
  • 僕は君を殺せない

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    何年か経ってからの2回目

    1回目に読んだ時より色々把握したり
    気づくこと多かったけど、
    やっぱり一馬がよくわからないことと
    レイちゃんのことももっとかいてほしかった

    あと、残り二つも続いてるもんだと思ってて
    Aさんの途中で別の話だと思い出したけど、
    途中までなんの繋がりだったっけって
    すごい考えながら読んじゃいました

    最後の話はすごく好きな話だなあと思いました
    悲しすぎるけれども

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    2022年08月29日
  • 僕は君を殺せない

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    ネタバレ

    想定外だったのは、これが短編集で、かつ連作ではなかった点。最初の話が終わった後、次の作品でどういう風に何を回収するのかと思いながら読んだけど、腑に落ちないまま終わっていく。

    メインとなる作品について、思った以上にどんでん返しがなくて、拍子抜けをした。だからこそ連作だと思ったんだけども。この作者の別作品を読んで、作風を感じつつ、忘れた頃に読んでみるとまた何か違うかもしれない。

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    2022年08月16日
  • 記憶屋0

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    記憶屋は1が好きで、この0には1に登場する高原弁護士のスピンオフがあるので満足です。もう1つの話は真希の祖父の若かりし日の話となります。
    個人的にはラノベはあまり読まないですが記憶屋シリーズはまあ好きです。
    もし記憶屋がいるとして自分には消したい記憶はあるんだろうか?と考えたけれど、いけないことや恥ずかしいことは過去にあったと思うけれど、それも含め今の自分だと思うので消さなくていいかな。
    しかし未来に向かって進めないほどの辛い記憶があるのであれば記憶屋という存在もまた意味のあるものなのかもしれない。

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    2022年06月21日
  • イミテーションと極彩色のグレー

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    人と一緒にいても、どれだけ相手を理解できているのか自信がない。
    変なことを言っていないか心配になるし、嫌われるのが怖いし、余計なことばっかり考えちゃう。
    相手を知りたいはずなのに、自分の心配だけなんだ。

    僕たちの現在は限りない偶然の積み重ねだ。
    逆に言えばその偶然こそが、僕たちをここに立たせている理由でもあるのだろう。

    歳を取らない、実は人間じゃない、そんなことより目を背けたくなる自分の弱さなんていくらでもある。
    それでも、僕たちはきたいをするのだ。
    まだなにか、変われるんじゃないかと。
    理想と現実をさまよいながら、いつか本当に納得できる自分に出会えるのだと、儚い未来を信じて生きる。

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    2022年03月31日