いしいしんじのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ音楽にとりつかれた祖父と、素数にとりつかれた父と慎ましく暮らす、とびぬけて大きなからだをもつぼくの物語。
どこか遠い国の童話かおとぎ話のようなこの世界観に最後まで入り込めなかった気がするのだが、気がつくと読み終えてた。
正直面白かったかと言われればそうでもなく、かと言って面白くなかったかと言われればそういう訳ではない。
なんとも不思議で難しい作品。
終盤までは、不思議な世界の中、悲しい話で埋め尽くされるが、決してネガティブではない。
「麦は、つぶされることで強く成長する。それで成長せずにくさってしまった種があったとしても、それは畑の肥やしになる。どんなことも、無駄だったということは何