由羅カイリのレビュー一覧
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国を追われた別世界の王子様の物語。佐倉ちゃんと何気にイイ感じなのがとても好きで、最終巻・外伝なんかはウキウキ読みました♪Posted by ブクログ
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転生物にしては、すごく堅実な話だったと思います。
宰相も、国の未来を憂えての行動だったようですが、やはり、争いは、何も生まないし、怨恨だけが残ると思う。
平民が縁の下の力持ちなのだと、気付くことが出来てたら、もっと違ったかもしれないけど。 -
都に鬼が出ていて、原因と思われている千樹。刀火の弟宮である綾峰と逃げ、信頼をしているものと協力し、都の鬼が本物の春鬼なのか調べる。その結果、何が起こっているか突き止めていき、大団円へ。
三巻あたりからちょっと暗い雰囲気だったので、ワクワク感低めで読み進めました。刀火も千樹も特殊能力保持者なのに恋愛偏...続きを読むPosted by ブクログ -
刀火の血は鬼の気配を感じないのに、都に鬼が出て人が傷つけられる事件が起こる。千樹は異界へ通じる成る絵を描ける上に、描いたものが具現化する強い力もあるため、法師や先を読む能力のある者には危険視される日々。
そんな中、鬼のために無法地帯になった千樹の国である上北国から、ある人物が来て、千樹の力で上北国を...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の平安時代のような世界。しかし魔界がそばにあり、取り込まれると国を亡ぼすくらいの魔王が異界から出てくる。主人公・千樹は今は上東国にいるが、元々は上北国の下位の姫だった。父が魔王に飲まれ、国が滅びたのだ。一緒に逃げてきた姉の阿樹は上主の仮妻となり、千樹は絵師の弟子となった。魔界への入り口は成る絵と...続きを読むPosted by ブクログ
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七夜を共にすると正式な妻となる儀式の途中で師匠の下に返された千樹。自分の力は役に立つはずなのになぜ、放り出されるのか?しかも刀火を好きな自分の気持ちにも気づいてしまう。絵師試験の途中で刀火を守るため試合放棄したので放り出されたら王宮に戻るすべはない。そんな中弟宮の綾峰から嫁入りとして宮廷に来ることを...続きを読むPosted by ブクログ
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どうやら千樹は予言されている千花を得しものと思われているのが、暁宮(刀火)は半分だまし討ちのように千樹を連れてきて、嫁入りの七日間の儀式を始めてしまう。そんななか前回切った鬼の腕がなくなる事件が勃発。ただの腕のはずなのに刀火は魔界に呼ばれる力が強くなるように感じて...。
嫁入り儀式をするために夜を...続きを読むPosted by ブクログ -
一連の中華ファンタジーや王朝ファンタジーの作者の中で、三川みりの人物描写の自然さや筋の滑らかさ、文章全体の上手さは群を抜いているんじゃないかな。
滅んだ国から逃げてきた姉妹、その姉は妹の千樹を捨てていく。絵師の彩遊に拾われた千樹は絵師として育つが、第1皇子の刀火から、封印が解かれた鬼が住む絵を再び封...続きを読むPosted by ブクログ -
最後の最後で誰かが裏切ることもなく、シンプルな感じで読みやすかった。もう少し話を膨らませても良さそうな感じがしただけにちょっと名残り惜しさも。由羅カイリさんのイラストと主人公たちのイメージがピッタリで良かった。胸キュンシーンは前巻に比べれば少ない気もしたけど、ハッピーエンドで満足でした。Posted by ブクログ
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余暉の生い立ちに涙しそうに。2人の想いが確かめられる良い展開。次でラストなのが惜しい気もするなー。胸キュンで歯が浮きそうな感じは久しぶりで良き。Posted by ブクログ
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高校を卒業した日に突然異世界に移転してしまった少女がヒロインですが、とても控えめな性格で健気さを感じる女の子でした。
逆ハーメンバーは癖があるイケメンが多く、大人しやかなヒロインには負担だろうと思いました。
続編があるためか、ちょっと中途半端なところで終わっています。続きが気になります。