小川大介のレビュー一覧
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一児の娘を持つ母です。
私も独自の考えで、辞書、地図、図鑑を娘が比較的年齢の早い時から買っていました。著者と同じく、遊び感覚で触れてもらい、勉強ではなく好奇心の延長線で知識を増やして欲しかったから。
娘は現在小学生になりましたが、3歳の時に100均で買った世界地図(国旗付き)を部屋に貼ってから、世界への興味がわき、その年のクリスマスには地球儀をリクエストしてきたほどです。
漢字辞典やことわざ辞典も好きで、同年齢の子より語彙力はある方だと思います。
図鑑だけはまだ活かしきれてませんが…。(←それも焦る必要はないとこの本が教えてくれました)
内容的には私の考えに近いものが多かったので、あまり -
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親が子どもの将来の幸せに直接つながりそうなものを過剰に与え詰め込むのではなく…こども自身が見つけた『好き』を認めて見守ること。苦手なこともあるけれど、誰にも負けないものを持っているほうが大事。
頭のいい子の親は
1、子どもを否定しない。
2、子どもに与えすぎない。
3、子どものことであせらない。
そんなのではダメ!
みんなできてるのにどうしてできないの?と周りの子と比べるのはいけない。
子育てにおける『認める』とは『評価』というより『存在を認める』ということ。
私はあなたという人が今、そこで生きていることを知ってますよという感覚。
子どもに与えすぎず、子どもの成長に合わせて距離感を選び直 -
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『辞書』『地図』『図鑑』がリビングにある家庭の子供は、頭がいい。
子供が興味をもった瞬間に、情報にアクセスできる。これが1番の理由じゃないかと思った。
しかし、最も重要な事は【子供の知的好奇心を見逃さない事】。
子供のなぜ?に、向き合い大人も一緒になって調べる、勉強する事によって、知る事は面白い!に繋がる。
この、なぜ?から調べよう!までを反復し、これが当たり前になると勉強が出来る子供になる。
3点セットを置いてれば勝手に成績があがるか、と言えばそうではなく、子供の知的好奇心を引き出すコミュニケーションを取らなければならない。
それが出来るような親だから、アクセスの良いリビングに辞書や図 -
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子どもの「個性」や「強み」を生かす子育ての重要性が叫ばれる今の時代、どのように子どもと接したり声掛けをすればよいか?の指針を示してくれる本。「見守る」をキーワードに、「自信」「学びの技術」「習慣」を育むために、具体的な場面を示して接し方を紹介している。親は我が子に口うるさく介入しがちなので、基本的に子どもが本来持つ可能性を信じるスタンスでの適切な声掛けのしかたを確認することができ、幼児~小学校低学年位の子どもを持つ親には特に参考になると思われる。我が身としては、こうした情報を参考にしつつもあまり神経質になるのではなく、本書にある「子どもと一緒に育つ」という姿勢で関わり合いを楽しんでいきたい。
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ネタバレ主に2歳〜小学6年生までの子供との接し方、子供に向き合う親の考え方、態度について書かれている本書。
どの子供にも、どんな状況でも使えるキーワードを羅列されている内容ではなく、子供には子供の都合、考えがあるから、それを考慮して声をかけることポイントとして挙げている。
自己啓発本にあるキーワードの羅列だと、使うべき時の判断が難しく感じる場合があるが本書のポイントは常に必要とされることであるから、取り組みやすいと感じた。
また、完璧な親には隙がなく、完璧な行動をする親の真似をすればいいと判断能力がない子供になるという内容も学びとなった。
すぐに意識を変えることは難しいと思われるため子供がま -
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ネタバレこどもに怒りすぎて疲れて、思わず本屋で手に取り衝動買いしました。
あんなに怒る自分は異常なんじゃないか?正直虐待の一歩手前なんじゃないか?と心配になったこともあったけど、この本を読んで、多かれ少なかれ、同じような経験や思いをした方がいることに安心しました。
巷の育児本で、「イヤイヤ期は子どもの主張を一旦受け入れ共感しよう」とか書いている本あるけど、それが出来れば苦労しないのよ、、というのが本音。
全体的に、多少はそういったホンネの部分を理解してくれた上で?書かれている本なのかなー、割と現実的な視点で書かれているなーという印象だったので、所々参考になるところがあったのは事実。
もちろんフィク