中学受験のプロとして活躍し、教科指導スキルに
コーチング技術や心理療法的なアプローチをとりいれた指導方法で
灘や東大寺、開成、筑駒、麻布など最難関中学に
教え子を多数合格させてきた著者が語る、「本当に頭がいい子の育ち方」。
著者の小川大介氏は、自身が代表をつとめる個別指導塾で
5000組を超える家庭と面談をしてきました。
その中で気づいたのは、いわゆる「教育によさそうなもの」を多数与えられ、
手とり足とり面倒を見てもらってきた子どもは受験直前に伸び悩んでしまうことが多い一方、
親に見守られて好きなことにとことん熱中した経験のある子どもは、
最後の最後で踏ん張りをきかせてぐんぐん成績を伸ばしていくこと。
中学受験の現場での経験、ひとりの父親としての経験から、著者は
「親は子どものことをもっと信じていい」と断言します。
自らの好奇心を親に認められ、見守られて育った子どもは、
親が追いたてて「勉強」させずとも、
自ら学び、成長する子に育つのです。
本書では著者の実体験と
コーチング・心理学の知見を踏まえ、
「のびのびと育てられているのに、頭のいい子」
が育つ、子育て法を紹介します。
◎子育ては「2勝8敗」で十分
◎好奇心のない子はいない
◎「当たり前のこと」を褒める
◎アドバイスは子どもが求めてから渡す
◎親が楽しそうな家はうまくいく
◎遊び方を観察すると、子どもの「天才」が見える
◎ボーっとしている時間に子どもはかしこくなる
◎お父さん・お母さんの日常は「イベント」の宝庫
◎「教科書ベースの勉強」でも心配はいらない
◎本人が活躍できるのが「いい学校」
Posted by ブクログ 2021年02月23日
簡単に読めて原点に立ち返れる。
三原則➕1:認める、見守る、待つ、期待する
子どもの好き、子どもの好奇心を認めて大切に。
工作が好きな子:全体像を見せてから始める。
子どもに自分で選ばせる体験。親は口出ししない。
勉強の大切さ:友達との会話、世の中についてわかることが増えて毎日楽しい、周りの人から...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月22日
教育という面での子育てに焦りや不安を感じている親御さんは、ぜひ読んだ方が良いと思った本です。
3歳の息子がいる私自身、英語やスイミングした方がいいかな〜あれやこれやと焦っていたタイプです。でもこの本を読んで、そんな色々させなくても子供はグングン伸びる力を元々持っていて、その力を信じてサポートするの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月01日
無意識に子どもを否定したり、傷つけていたかもしれない。大人、子どもにかかわらず、人と喋るときは言葉を選んで話すべきだが、特に子どもに対しては、自分の支配下にあるため、無自覚に酷いことをいいかねないやもしれないから、気をつけようと認識を改めさせられた本だった。また読み返したい。
【印象に残ったこと】...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月27日
忙しい子育て中の親でも、サクッと要点だけ読むことも出来、全部読んでも短時間で終わる良本。
作者が、子育てにおいて『よそはよそ、うちはうち』と、この本も一歩引いて読み進めて!とは、とても好感持てた。
子育ては、正解のないことで、自信もなかなか持てない中、自分ファーストで良い、親が楽しむといい、と、頑...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月18日
色々な子育て情報に振り回されて疲れた人が読む本な感じでしょうか。あまり目新しいことは書いてありませんが、読みやすさは、あります。でも、少し小さめで明朝体なフォントでは、内容よりも難しく感じてしまうため、もう少し字を大きく、行間を広げ、丸い字にした方がいいかな?って思いました。
P35 Having...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月27日
いつもこういう子育て本をみながら自分を軌道修正。
わかってるけどついつい否定したり、与えたり、焦ってしまう
どんな親でもあるあるです。
だから読んで反省→実践が大事です
メモ
昔の頭のいい基準と今は違う
昔は周りと比べて我が子にできないこと、足りないことが不安だった
これからは自分の強みを世の中で...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月03日
走り読み。
重要なメッセージにはマーカー線が引いてあるので非常にわかりやすかったです。
書いてある内容はどれも納得がいく事で、でもそれがなかなかうまく出来ないんよなと思っていたけれど、後半「子育ては2勝8敗」という言葉でとても説得力のある内容に受け取れました。
詭弁ではない、実際に自身の子を育て沢山...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月16日
真偽のほどは別として、子どもを育てていると、どうしてもこの類の本は気になってしまい、ちょいちょい読んでいる。この本では、「頭がいい」という状態が従来の「多く、速く、正確にできる」から、「苦手があるが強みもあり、強みを社会で発揮できる」状態に将来、変化すると定義したうえで、そのような「強み=自分の軸」...続きを読む
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