あらすじ
【わが子を「見守る」子育て、待望の第2弾が登場!】
今回は、子どもの「勉強」「遊び」「生活習慣」「人間関係」について
第1弾よりも具体的に事例を紹介しながら、
子育てで知っておきたい“コツ”を紹介していきます。
【内容紹介】
★自分で学べる子に育つ3原則
「見守る子育て」において親が心がけたいのが、次に挙げる3つの原則です。
・原則1:「自信」を持つ
・原則2:「学びの技術」を得る
・原則3:「習慣」を身につける
この3原則を基にして、すぐに日常生活で生かせる、
具体的な声かけの仕方やかかわり方をご紹介していきます。
★「見守る」子育ての“コツ”
本書では次のように、たくさんの子育ての“コツ”を解説していきます。
・遊び方に表れるその子の特性を観察する
・「調べる力」は「わかってよかった」の経験を積ませて伸ばす
・「なんでだろうね」を口ぐせにする
・子どもの「休みたい」を受け止める
・子どもの健康こそ、夫婦でコンセンサスを取る
・「ありがとう」はプロセスまで想像して言う
・怒りも不安も「わが子への愛情」から来ていると知る
など
【目次】
・はじめに―― 子育ての「正解」、それは子どもが教えてくれる
・第1章:自分で学べる子に育つ3原則
・第2章:遊びを見守る
・第3章:家庭での学びを見守る
・第4章:集団生活での学びを見守る
・第5章:健康を見守る
・第6章:人間関係を見守る
・第7章:親子が認め合うために
・おわりに
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Posted by ブクログ
見守る子育てとは、子どものありのままの姿をよく観察し、その姿を認めて見守り、その子本来の力と可能性を引き出し育むこと。
1)自信を持つ-
- 自分は自分のままでいいのだという安心感を持つ
2)学びのテクニックを持つ
-- なぜ?には、一緒に調べよう!子どもは調べる方法を知らないので。
-- ノートに書く時に黒板を写すのではなく、先生の様子、状況などを書くと、書いた内容を思い出しやすい。
-- インプットだけでは覚えられない。アウトプットまでしないと、覚えられない。授業の内容を家庭で積極的に話させる。
3)習慣-- 学ぶことは当たり前。楽しいから学ぶの意識をつけると、楽しくなくなったら学ばなくていいことになってしまう。歯を磨くのと同じで、勉強は当然するもの。
# ゲームをやめる時
-- 子どもの脳はゲームで興奮状態なので、遠くから声をかけても聞こえない。「体を張って」t目なければならない。優しい言葉で、ボディたちで、目を見て、「もう終わりだよ」
# 記憶力を育てる
-- 出来事を思い出させる(話させる)
# やらなかった時、失敗した時、「なんでできなかったの?」はだめ。「できなかったね。何があったの?」と聞く。
逆に、成功した時- 「なんでできたの?」と尋ねる。子どもはできた理由を話すことによって、同じようにすれば次回もうまくいくということを学べる。
Posted by ブクログ
大好きな小川先生の新作。"「見守る」子育て"第2弾。各項目が短くまとまっているので非常に読みやすいです。今作もあっという間に読み終わりました。
【はじめに】に、"本書を読んで「今までしていなかったこと」に気づいたときに、ご自身を責めたり、反省しなければ……などと思わないでほしいのです。"という一文があります。こういう心遣いが小川先生の著書の素敵だなと思うところです。
育児をはじめとする数多の悩み事に、私たち親は日々擦り切れています。とめどなく押し寄せる情報の波におぼれ、乗りこなすこともできず、何が最良かもわからぬまま、心底疲れ果てています。
そんな私たちを、この本はページを開けた瞬間から優しく包み込んでくれます。
"子育ての「正解」、それは子供が教えてくれる"
この本はいわゆる「〇〇しないと損する!」「〇〇のときには△△」というような答えを与える類のものではありません。
子どものありのまま、を見守って信じていこうというものです。
なので、まずは肩の力を抜いて、温かい飲み物でも飲みながら、リラックスして読むことをお勧めします。
前作の「見守る」子育ては、『頭のいい子』をkeyに根本的な心構え(認める、見守る、待つ)やtipsについて書かれていましたが、今回は、より根本的な子育てについて、日常生活における具体的なtipsが載っています。
ゲームの目安時間(親がコントロールをする)や、どんな本でも読む意味がある(漫画やラノベしか読まないとしても)などは気になる方もとても多いと思います。
頭ごなしにゲームは悪!とするのではなく、親御さんも一緒にやってみて何故子どもがこんなにハマるのかを体験してみるとよい、ということや、本を読むということはどういうことなのか、何故本を読むと良いのかということまできちんと理由が書いてあります。
個人的に特に好きだったのは、”朝学習に執着しない””東京で子育てをするということ”の2つです。
前者。我が子たちも朝学習にチャレンジしたことがありました。しかし、寝起きはとても良いのに、鉛筆を握るのは嫌そうでした。……というのでプリントの類は諦めました。
ちなみに私自身はかなりの夜型で、朝がとても苦手です。私自身も過去に、何度も朝活に失敗しています。
この本を読んで、朝活のメリットはあるけれども、それはそれ、で。出来るときにやればよいのかと思えました。
後者。以前東京に住んでいた頃は、子供に対して、いかに最善のものや環境を与えられるかということばかり考えていました。
今となっては本当に恥ずかしい話ですが、自分に自信がなかったのだと思います。だから、子供に与えることで、自分の自信のなさの埋め合わせをしようとしていたのかも知れません。
私自身、東京に生まれ東京に育ち、小学校受験、中学受験、大学受験をし、そうすることが当たり前だと思っていました。
今は引っ越しをして、別の都道府県に住んでいますが、金銭的な余裕も出て、心の余裕も出来ました。
子どもが今日一日笑顔で過ごしてくれればそれでいいや、と思えるようになりました。
最後の章に”まずは親御さんがありのままの自分を認めて、自分を許すことです。自分を好きになることです。”という一文があります。
小川先生の本に出会うまではとにかく自分に自信がなく、自分のことなんて到底好きになれないと思っていましたが、
今では少しずつ変われてきているような気がします。
”子どもと自分は違う存在で、それぞれに違っていて当たり前。子どもは子ども、自分は自分。”
私の中で一番大切にしたいことです。
子どものありのままを見守っていられるようにいつも心に余裕を持ちたい。
これからまた何度もこの本を読み返すと思います。
Posted by ブクログ
ちゃんと聞いてくれてありがとう
なんでだろうね
これからどうなると思う?
友だちの話が出たらよく聞く
休みたい時はそういう時もあるよねと受け止める
起きる時間をイメージしてから寝る
うがい、手洗い、歯磨きは一緒にやる、メリットを伝える
まずは遊びの予定を立てる
なぜはうまく行った時に使う
ダメな時は何かあった?と聞く
Posted by ブクログ
子どもの「個性」や「強み」を生かす子育ての重要性が叫ばれる今の時代、どのように子どもと接したり声掛けをすればよいか?の指針を示してくれる本。「見守る」をキーワードに、「自信」「学びの技術」「習慣」を育むために、具体的な場面を示して接し方を紹介している。親は我が子に口うるさく介入しがちなので、基本的に子どもが本来持つ可能性を信じるスタンスでの適切な声掛けのしかたを確認することができ、幼児~小学校低学年位の子どもを持つ親には特に参考になると思われる。我が身としては、こうした情報を参考にしつつもあまり神経質になるのではなく、本書にある「子どもと一緒に育つ」という姿勢で関わり合いを楽しんでいきたい。
Posted by ブクログ
小学生にあがり、集団生活での学びを見守るの章はいちばん参考になりました。
べき論は危険!共感して受け止める!
母親がガミガミ言いがちな理由は親が不安を抱えていたり、忙しい、いっぱいいっぱいな証拠!
たくさんのコツがわかりやすく書いてあり良い本でした。
Posted by ブクログ
子供が小学生になったので再読。
地域柄、周りの子達が習い事をたくさんしていたりして、自分の子もさせた方がいいのかな?と悩んだりすることもあるけど、マイペースにやっていこうと思えました。
Posted by ブクログ
子供への関わり方が分かりました。
色々な事を詰め込みすぎず、求めすぎず、子供はのびのびさせたいなと思った。子供の能力を伸ばしてあげるために参考にしたい遊びを大切にしたいです。
Posted by ブクログ
自分がせっかちなところがあり、「早くして!」と子どもに言うのをやめたくて読んだ。
最も響いたのは「怒りも不安も「わが子への愛情」から来ていると知る」。