池上永一のレビュー一覧

  • シャングリ・ラ 上

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    これは面白いぞ~。
    見たことないけど、ちょっとリアルな設定。とっても魅力的なキャラクター。
    下巻も楽しみだ!

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    2012年12月04日
  • 夏化粧

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    これ、オススメです★

    産婆のオバァのまじないによって愛する息子の姿は誰の目にも映らなくなってしまった。
    本来の姿を取り戻すためには、他の人間にかけられた「七つの願い」を奪わなければならない…。
    命をかけて井戸に飛び込み、“陰”の世界へと向かう末婚の母、津奈美。

    七つの願いを奪えるのか…!?

    美しい八重山の自然を背景に、若き母親の一途で壮絶な愛を描いた、ファンタジーの傑作です。

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    2012年02月06日
  • やどかりとペットボトル

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    長編小説があまり得意ではなくてあれとかあれとか読んでいないけど、とりあえずこれがすごく面白いし好きだから、あれとかあれも面白いんだろうなーとは思っています。

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    2011年11月27日
  • 風車祭 下

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    あまりにも島を馬鹿にしていて、ここまで書いて島民が怒らないの?と不安になったが、出身者が書く分にはいいのだろう。ボクも暮らしてみたい!

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    2010年10月03日
  • バガージマヌパナス わが島のはなし

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    先に「カジマヤー」を読んでしまったのだが、それに比べると「直球勝負!」って感じで、また違った好感がもてた。う~ん、この作家の女性、怠惰な怠け者の魅力に溢れている。珍しいパターンだなあ。

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    2010年10月01日
  • やどかりとペットボトル

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    石垣島出身の作家のエッセイ本。とても面白かったです!読みながら著者の育ちが羨ましくなった。ただのエッセイには留まらない、著者の優れた感性や知性を感じられるとこが好きです。

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    2010年08月18日
  • シャングリ・ラ 上

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    面白い!だけど、なんだか読みづらいなぁと感じてしまうのは私だけなのだろうか?なんというか読んでいて落ち着かないというか、よくわからないんだけど。それもひっくるめて、ずば抜けた発想力が活きているのかも。物理的にも縦長な建物が舞台だけれど、時代設定の面でもなんだか縦長なイメージ。近未来のはずなのに平安貴族だったり、階級制度だったり、環境保護なんだけど、環境破壊するゲリラだったり。ここまでぐっちゃぐちゃなのに物語になっているのがすごい。

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    2011年07月17日
  • やどかりとペットボトル

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    沖縄の話もそうじゃない話も入ったエッセイ集。
    個人的には池上永一が飛行機好きだということがわかったのが収穫。

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    2009年10月04日
  • レキオス

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    この人の小説に出てくる女性キャラクターは、パワフルで破天荒でとても魅力的なのだが、ここにきて加速度が増した感じ。暴走SF・・?分量を感じさせずに一気読みした。面白かったあ。

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    2009年10月04日
  • あたしのマブイ見ませんでしたか

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    ■復活へび女■ 池上永一/実業之日本社
    の文庫版です。
    短編集。さくっと読めます。
    なんといいますか。
    池上永一も作家だったんだなあ……というわけのわからない感想を抱かせてくれた作品でした。
    一応、メモを見ると
    「マブイの行方」
    「サトウキビの森」
    「失踪する夜」
    「カジマイ」
    「復活へび女」
    「前世迷宮」
    「宗教新聞」
    「木になる花」
    がよかったらしいよ。

    池上永一は沖縄ファンタジー作家というだけでなく、作家だったんだなあ、と特に強く思ったのは「前世迷宮」でした。
    ともかく、沖縄のことを書く作家、という印象が強く、又その作品の質がいいだけに、よくよく考えてみると、この人はそのレッテルから一

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    2009年10月04日
  • 海神の島

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    ドラマか映画を観てるような感覚で、楽しみました。三姉妹を演じる女優さんを想像してしまいました。
    祖母の遺産をめぐって三姉妹がそれぞれの得意能力を生かして活躍する様は、遺産もらわなくても、自分で調達できるんじゃないの!?と思わざるをえなかったですが。
    戦時中の事から、軍事の事、秘宝の貝などなど、作者の深くて幅広い知識に圧倒されました。
    クライマックスの海底の決闘の描写がとくに好きです。

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    2024年09月04日
  • バガージマヌパナス わが島のはなし

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    なんて魅力的なんやろう。冒頭から惹き込まれる豊穣でおおらかで豪快でええかげんな世界。ガジュマルの樹の下で遊び友達のオージャーガンマーばあさんと日々ユンタク三昧の綾乃は怠け者で身勝手で美人で三線の名手で霊感が強く彼女の才能に目をつけた神様の度重なる脅迫と嫌がらせの中、拝む意味を知る。オージャーガンマーばあさんをマネジャーとし、ここに、現ユタチャンピオンである既得権益者カニメガとのユタ市場を賭けた壮絶なバトルが始まる?《この島は怠け者を愛してくれる》p.7

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    2024年01月12日
  • 風車祭 下

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    ★私は島に残ります。(p.403)
    ■5つのポイント
    ・これほど豊穣かつ楽しくて力強く、そして切ない物語をこれまで知らなかったなんて!!
    ・沖縄という風土とは、沖縄人とは、を描こうとしているようにも見える。
    ・マブイなくし組四人と六本足妖怪ブタのギーギーは行動し、マブイだけの存在ピシャーマは成仏したがっている? 彼女には役割がないのか?
    ・大津波予知により右往左往する島の呪術師たち。でもがんばる。
    ・ほとんど人外のチーチーマーチューとターチーマーチューはマイペース。

    ■簡単なメモ
    【一行目】今日の島は朝から賑やかだ。旧暦の九月七日の始まりは、木々の無数のざわめきと、いつになく大きく鳴り響く潮

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    2023年11月24日
  • 風車祭 上

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    ★今日カジマヤーを迎えることができて、とにかくハッピーだった。(p.12)
    3つのええとこ(1)読まなきゃもったいない! というタイプのお話。個人的感想ですけど。(2)伝説や呪法が連綿とつながり此岸と彼岸の境界が曖昧な島の豊かさおもしろさ。(3)強烈なキャラたちが好き勝手に跋扈する。それがなければ肉体を失った娘に恋をした男子高校生の武志というよくあるゴーストストーリーなのでこれはやはりキャラたちと、島の風習、雰囲気を楽しむお話でしょう。

    ■簡単なメモ
    【一行目】今日の島は朝から賑やかだ。旧暦の九月七日の始まりは、木々の無数のざわめきと、いつになく大きく鳴り響く潮騒、そして島唄と三線の微かな音

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    2023年11月08日
  • バガージマヌパナス わが島のはなし

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    自分の気持ちを隠すことなく、人目を気にせず、おおらかな生き方が、とてもみずみずしく、沖縄の海の色を思い出した。

    物質的に豊かじゃなくても…なんて言葉よく聞くけど、お金で買えないものってこれだなあと。

    こんなに愛し愛されてるなんて、とても幸せだと、読後は温かい気持ちになる。

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    2021年09月26日
  • 統ばる島

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    ネタバレ

    沖縄の離島である八重山諸島は、今やリゾート地のイメージが強いけれど、昔から神や精霊など人智を超えた存在と共に「生活する」場所だったのと改めて知った。
    雄大な自然のもと、癒しだけではなくシビアさとも向き合う生活が、生活が目に見えない存在を信じて敬う風習を作ってきてるのかな。
    旅行で訪れるときは、島の環境や現地の風俗に敬意を持つようにしたい。

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    2021年06月11日
  • シャングリ・ラ 下

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    ぐいぐい引き込まれるストーリー展開はすごく引き込まれるものがあったけど、いかんせんブーメランやらメスやらちょっと無理があるかも…?が気になりすぎた。
    思ったよりも中二病感がすごかった。

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    2019年03月17日
  • シャングリ・ラ 上

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    法螺の広げっぷりは素晴らしいが
    文章が酢薔薇しい
    まとものキャラ造形ができて風呂敷をたためるなら凄いが
    下巻はどうかな

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    2019年01月12日
  • シャングリ・ラ 上

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    圧倒的スピード感。環境破壊の進んだ未来で編み出されたカーボンテクノロジーとそれを軸とした炭素経済が支配する世界。発想とその設定もしっかりしているが、何よりキャラクターの多様性とエンターテイメント性が素晴らしいの一言。
    キチンと映像化されるなら観てみたいと思える作品です。

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    2018年11月11日
  • シャングリ・ラ 下

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    圧倒的スピード感。環境破壊の進んだ未来で編み出されたカーボンテクノロジーとそれを軸とした炭素経済が支配する世界。発想とその設定もしっかりしているが、何よりキャラクターの多様性とエンターテイメント性が素晴らしいの一言。
    キチンと映像化されるなら観てみたいと思える作品です。

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    2018年11月11日