池上永一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
So I'm starting to think that this author just really isn't for me. I don't even know what it is. The writing style is okay. It kind of has a "light novel" feel, but that doesn't really bother me. The setting was great. I felt it was quite creative.
...it could be the characters. Some I loved. Some, I just wanted a bazooka gun and blast them out of the story. 涼子 especially. She needs to BURN IN HELL.
And there's also the plot line as well. it just never really turns out the way I want it to. I mean, I don't want it to be predictable... but I also don't want to get more and more upset as I keep reading.
So unfortunately, I'm afraid this author isn't for me. I will read the other books I own that are by him, but I don't think I will plan on purchasing any more of his works.
2 and 1/2 star rating for the whole story. -
Posted by ブクログ
この人は『テンペスト』を書いて話題になった人です。
まだ読んだことはないので、ものは試しということで読んでみました。
この作品は設定が未来のSFファンタジーです。
地球温暖化を阻止するために、政府は東京をそのまま超高層建築物である『アトラス』に移行して、地上を森林化する政策を取ります。
世界は炭素排出量を証券化して、それを指標とした経済である炭素経済へ移行し、炭素を削減することで利益を生み出し、日本はいつの間にか資源国となっております。
東京は森林化で難民が続出して、その難民が政府と激突します。
難民のリーダーが、元女子高生、少年院から出所したばかりの少女です。
その少女が実は…、というお話です。
結構設定が凝っております。
主人公の少女の育ての親が、実は伝説のニューハーフ。
お祖母さんが難民の反政府組織のリーダー。
いろいろなキャラが出てきて話を盛り上げるのですが、実はそんなに盛り上がらないっていうのが問題です。引き出しは多いのですが上手く料理出来ていないっていう、新人作家にはよくあるパターンです。
解説でも、かなりオブラードに包んで、そのようなコトは言っておりましたが…。これ、上手い作家がマンガの原作にしたら結構良いのでは?と思ってしまうのでした。
ひとつ一つのエピソードをもう少し突っ込んで書いて、更にキャラをもう少しだけ追っていけば、ずっと良い作品になったのでは?と思います。
ホント、もうちょい!ってかんじの作品なのでした。 -
Posted by ブクログ
この人は『テンペスト』を書いて話題になった人です。
まだ読んだことはないので、ものは試しということで読んでみました。
この作品は設定が未来のSFファンタジーです。
地球温暖化を阻止するために、政府は東京をそのまま超高層建築物である『アトラス』に移行して、地上を森林化する政策を取ります。
世界は炭素排出量を証券化して、それを指標とした経済である炭素経済へ移行し、炭素を削減することで利益を生み出し、日本はいつの間にか資源国となっております。
東京は森林化で難民が続出して、その難民が政府と激突します。
難民のリーダーが、元女子高生、少年院から出所したばかりの少女です。
その少女が実は…、というお話です。
結構設定が凝っております。
主人公の少女の育ての親が、実は伝説のニューハーフ。
お祖母さんが難民の反政府組織のリーダー。
いろいろなキャラが出てきて話を盛り上げるのですが、実はそんなに盛り上がらないっていうのが問題です。引き出しは多いのですが上手く料理出来ていないっていう、新人作家にはよくあるパターンです。
解説でも、かなりオブラードに包んで、そのようなコトは言っておりましたが…。これ、上手い作家がマンガの原作にしたら結構良いのでは?と思ってしまうのでした。
ひとつ一つのエピソードをもう少し突っ込んで書いて、更にキャラをもう少しだけ追っていけば、ずっと良い作品になったのでは?と思います。
ホント、もうちょい!ってかんじの作品なのでした。 -
Posted by ブクログ
東京が大地震に襲われ壊滅的ダメージを追った後の近未来小説だ。地球温暖化が深刻で世界各国が二酸化炭素の削減に乗り出す。東京では一部の特権市民が天空に巨大な人工地盤を築き優雅な生活をしている。一方、地上で生活をする難民は疫病の蔓延に苦しめられるのだった。
炭素経済に移行することで、核戦争による世界の終焉は前世紀の幻になるのだが、反面、炭素指数の上昇に一喜一憂することになる新たな弊害もうまれる。二酸化炭素排出量の削減に成功した先進国の日本は明るい未来が開けているような様子に見える。下巻でいよいよ人工地盤であるアトラスに地上の政府反乱軍が宣戦布告をするのだった。
アニメで放映された小説だ。平行してアニメも観てはいるが、ブレイクしなかった理由がなんなのか。ストーリー性は十分にあるし、近未来のテクノロジーについても興味を引かれる。答えは下巻を読み終えたあとはっきりするだろう。 -
Posted by ブクログ
結論から言えば、最後まで読みとおして良かった。
眠くっても面倒でも、毎朝きちんとラジオ体操に通うと
夏休みの終わりには何がしか(ショボいながらも)ご褒美もらえたでしょ?
そんな感じ。
うん。全体的になんとなく夏休み味。
沖縄が舞台だからかな?
前半の、空想小説のような 子どもの冒険小説のような 面白くないコントのような
そんな部分をがんばって読み通せば
その面白くない(と私には思われた)ところこそが、後半でミステリとして機能してくるよ。
なぜ 一見つまらない禁忌を設定したのか
なぜ そうまでして秘密を守らなければならないのか
なぜ 自己犠牲を厭わずに村を守ろうとするのか
なぜ キャノン砲が信仰の対象になったのか
たくさんの「なぜ」が読み進むにつれて明かされてって ね。
その起源がかなり切ない。
ただ、前半はお遊び的な描写も多くって
そこが面白いならともかくあんまり面白く感じれなかったから、冗長に感じてしまったんだな。
『お遊び』部分がもろ私の世代だったりなんで、つい厳しい目で見ちゃうのかな?
いっそのことすぱっと削って、さくさく読めるようにしてほしいなぁ と。
主人公の何人かは小学生だし
いまよりももっと若いときに読んだら、もっと面白く感じたのかなぁ?
う~ん…。
ぃや…。
いまだからこそ響いたのかも。
夏休みがいつかは終わること
切なさを伴って思い出せる年令だから。
世代交代を肌で感じることのできる年令だから。 -
Posted by ブクログ
沖縄返還交渉の際の日米政府の密約文書やら普天間に纏わる鳩山首相の腹案やら、沖縄を巡る話題には事欠かず、それもこれもあの戦争からずっと引き摺っている訳で、そしてこの本も、戦争の時に残された帝国陸軍の九六式カノン砲を守り神として崇める沖縄の小さな島が舞台。
村を統べる3人の老人とその孫たち、描かれる島の風景は極彩色で彩られ濃厚な南の島の雰囲気を伝えるが、そこへ村の開発を企む美女や怪しげなアメリカ人が乱入くる前半はちょっとおちゃらけた文章ともどもいささか読みにくい。
繁栄と引き換えに老人たちが人生を投げ打って守ってきた島の秘密が徐々に明らかになっていき、戦争を語ってなかなか興味深い話の作りながら、もうひとつ引き込まれなかったのは敵役や周辺の村人の描写が薄かったからか。