神坂一のレビュー一覧

  • スレイヤーズすぺしゃる13 仰げば鬱陶し

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    シリーズ短編集第13巻。4本の短編を収めています。

    第1話「仰げば鬱陶し」は、各地で悪逆非道なおこないをくり返しているリナに対して、クランドール・シティの魔道士協会が教育係を送り込んでくる話。

    第2話「PB攻防戦」は、避暑・観光の地として知られるイルマード公国で、豪勢なプライベート・ビーチの警備を引き受ける話。ビーチの所有者のリリィさんのキャラクターが良いですね。

    第3話「もったりとしてコクがなく」は、ガルバートと名乗る剣士が、リナに料理のまずさで勝負を挑んでくる話。オチがしっかりしていておもしろかったです。

    第4話「アメリア・地方漫遊記」は、タイトルの通りアメリアにまつわる話。麻薬の

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    2014年03月20日
  • スレイヤーズすまっしゅ。5 恋せよオトメ

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     あっけないが、終の巻である。
     相変わらず馬鹿げた(誉め言葉)話ばかりの巻で、これで終わりというのはらしい気もする。だが、寂しい話でもある。
     本編があれで終了と明言しておいでなのだし、いつかは来る終わりが来ただけなのだが。

     作家としてはまだまだ脂ののった時期なのだし、神坂先生には新しいシリーズなり、スピンオフなり、新しい境地を開拓していってもらいたいところである、とこれは余談か。
     ここまでお疲れさまでした。面白かったです、スレイヤーズ。

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    2013年11月05日
  • スレイヤーズすまっしゅ。4 蘇る王

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     今回は下に書いたような経緯もあるから、やや詳細にそれぞれのエピソードを語っておく。

    ・呪われし聖者(カースド・オラクル)
     説法の方式が極まって、神殿の女性神官がアイドル的な物になっている都市セダム・シティの看板女性神官のロレアルは、交際をしつこく迫る男から呪いを掛けられてしまう。
     彼女が受けた神託によれば、山にある槍を手に取れば良いとのこと。依頼を受けたリナは彼女とともに山に登るのだが、そこには別の神官(といつもの金魚の糞)が邪魔をしようと来ていて……という物語である。
     神託をキーワードに、物語はコンパクトにまとまっている。らしい作品だろう。

    ・其処にある真実
     ティキートの街はど

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    2013年10月30日
  • スレイヤーズすまっしゅ。3 ねちゃねちゃの季節

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     今回も面白かった。この高いクォリティを保つ連載には感心しきりである。
     表題作の「ねちゃねちゃの季節」も良かったが、ある種のセルフパロディのような「魔性の証」は大変楽しかった。読者の「こんな人間いねえよ」というツッコミをそのまま物語にしたような内容は、オチが見えていても楽しいものである。
     あと二冊で終わってしまうのがもったいない。いまさらながらそう思う次第である。

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    2013年10月23日
  • スレイヤーズすまっしゅ。2 アカデミー・フェスタ

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     今回も面白かった。このクオリティの高さはさすが。長年連載しているだけあって、色々と小技のストックがあるのだろう。
     展開のひっくり返し方も、経験の浅いライトノベル作家ではここまで様々にはできないところである。

     今回は特にヤサグレ領主の話が良かった。書き下ろしはたまに、既存の短編をぶっ殺すこともあるのだが、今回は良い方の書き下ろしである。

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    2013年10月11日
  • スレイヤーズすまっしゅ。1 獅子の試練を乗り越えて

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     再読による感想である。

     前後編三作+書き下ろしという形式は、スレイヤーズ短編集の後期における定番であるが、この巻においては実に質の良い(つまりは「らしい」)作品が揃っている。
     世相や、細々とした生活のことをストーリーに放り込む形式は優れていて、さすがのお手前である。
     中でも「木々の間に潜むもの」は本編に現れないクリーチャーが出ていることから、比較的重要な短編だろう。オチのしょーもなさも非常によろしい一品である。

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    2013年10月06日
  • アビスゲート3 楔を穿つ淵の使者

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     ようやく第3巻を読むことができた。とはいっても3年遅れだが。核心に迫る事実が明らかになり、物語が大きく動き出そうというところで終わってしまった。スッと入ってくる文章に上手い引き、とかなり満足。しかし3年たった今でも続きの第四巻が出ていない。いつになったら続きが読めるのか。

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    2013年05月02日
  • スレイヤーズすまっしゅ。5 恋せよオトメ

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    大好きでした。そして今も大好きです。
    CDもビデオも聞きまくったし観まくった。これからも当然のように続いてくれると思っていました。
    まだまだ読み足りません。次回作待ってます!

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    2012年02月08日
  • スレイヤーズすまっしゅ。4 蘇る王

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    スレイヤーズすまっしゅ。の4冊目。
    いつもどおりですが、それがまた楽しいです。
    最近、作者の趣味が題材のことが増えてきた気がする(笑)

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    2011年07月20日
  • スレイヤーズすぺしゃる3 ナーガの冒険

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    スレイヤーズのすぺしゃるシリーズ。
    ナーガはすぺしゃるにしか出てないのに、映画に出てくる人気っぷりがすごい。
    すぺしゃるのどの話も笑えてさくっと読めるところがお気に入り。

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    2011年06月30日
  • スレイヤーズすまっしゅ。4 蘇る王

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    相変わらずの安定感でした
    安定し過ぎてる気もしますけど(笑)
    最初にハマったラノベだけに、読み続けられるのは幸せなコトだなぁと思う。

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    2011年04月21日
  • アビスゲート3 楔を穿つ淵の使者

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    クラウスとリオネルは読んでて辛いものがありました。
    短編もそこはかとない後味の悪さがありましたが、アビスフォームが元はなんだったかと考えると切ないです。

    けどあとがき一行目で全部吹っ飛ぶというお約束。

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    2010年10月02日
  • O・P・ハンター

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    最近「スレイヤーズ」が再人気中(笑)の神坂一先生の
    「スレイヤーズ」が最初にアニメ化した頃に出た短編集。
    (文庫版はその3年後に発売)
    オムニバスでもなく、読みきりを集めたような短編集って
    意外とありそうでないですねぇ。
    4つの話は全く接点も世界観も違うので、お得感ありました。

    ただ、圧倒的に良かったのが表題作「O・P・ハンター」で、
    あとの3つはちょっと中途半端だったかな。
    え、ここで終わり?感がちとありました。
    ただ、「夜を渡るもの」は「スレイヤーズ」をどことなく思わせます。

    「O・P・ハンター」は最高です。
    これで1冊読みたいくらい良かった。
    今我々があまりにお世話になっているものの

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    2010年03月26日
  • トラブルシューター シェリフスターズMS mission01

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    スレイヤーズ、ロストユニバースに続いて読んだ神坂作品。
    面白いのは確かだけれど、この辺りから著者の書くキャラクターは苦労人のヒーロー、ぶっ飛んだ(あるいは気の強い)ヒロインというパターンが決まってきたように思える。
    個人的には好きな組み合わせなので構わないけれど、読む人によってはワンパターンに思えてしまうかも。

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    2010年03月17日
  • ロスト・ユニバース-1 幻夢 目覚める

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    スレイヤーズで著者の作り出す世界観に魅せられて勢いのまま読んだ初めてのSF小説。
    SFはどちらかといえば苦手なジャンルだが、圧倒的な読みやすさで読みきれた作品。

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    2010年03月17日
  • なりゆきまかせの異邦人 日帰りクエスト

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    スレイヤーズの他だとこのシリーズが好きだった。遊び人レベル1だっけな。エリはまったく魔法とか使えないのに機転と運で乗り切ってくのが面白くて。ただ結構内容は重かった。スレイヤーズ本編ほどじゃないけど。

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    2009年10月31日
  • スレイヤーズすまっしゅ。1 獅子の試練を乗り越えて

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    名前が変わっただけでリナとナーガの爆走はどこまでも続くよあとがきで作者死ななくなったけど! …な一冊でした。部下Sはもう出番ないのかな?

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    2009年10月07日
  • O・P・ハンター

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    神坂作品は好きなシリーズが多いのですが(最近はまぁ別として)、
    どれか一冊を選ぶならこの短編集でしょうか。
    とにかく表題作がアホらしさ全開でユカイ痛快。
    プチプチのありがたみをこの一冊で知りました:-)

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    2009年10月04日
  • 新スレイヤーズ ファルシェスの砂時計

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    絵柄の好みは分かれるけれど、ストーリーは凄く良かった。
    また、夢の全員集合本でもある。
    各人に見せ場があるため、どのキャラクターのファンにとってもおいしい。

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    2009年10月04日
  • スレイヤーズ りーでぃんぐ リナ=インバース魔道大全

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    スレイヤーズシリーズの公式サイドブックの一つ、と言っていいんでしょうねぇ。神坂先生のインタビューが載ってたのと、文庫サイズだったので買いました。20年も愛され続けるなんてすごいとしか言いようがないです。できればまた外伝書いてください。続編書いてとは言わないから! 純粋に神坂先生版の正義の仲良し4人組がもう一度読みたいんです!!!!

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    2009年10月07日