小杉俊哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
熱狂しやがれ - 転職せずに100倍楽しく働く方法 -2016/1/20
著:小杉 俊哉
著者はマッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン㈱人事総務部長、アップルコンピューター㈱人事総務本部長を歴任後独立。現在慶應義塾大学SFC研究所上席所員、立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科客員教授を務めている。
仕事に対して、人生に対して、「熱狂しやがれ」。どうしたら熱狂して仕事ができるか、熱狂する生き方ができるるか。熱狂することは格好悪いことではない。熱狂していなければ楽しくないのだ。自分が成長しないのだ。
その熱狂の対象とそのやり方について以下の5章により説明している。
① -
Posted by ブクログ
非常に面白い。が、キャリアインキュベーションのホームページの方がより詳細にプロ経営者のコメントが読めるのが、本書独自の価値がなく、残念。出版したことで、プロ経営者というキャリアの存在を広く知らしめたことは価値があるだろうが。
プロ経営者となるためには、まずは早いタイミングで上級管理職の打席に立つことが大事。
プロ経営者の類型としては、オーナー企業、外資系企業、ファンド投資先企業がある。起業はプロ経営者からは外れるし、伝統的大企業はまず外部から経営者を招聘しない。
オーナー企業の場合、外部招聘した人物が優秀なら面白くないし、優秀でないなら放出される可能性がある。
外資系企業の日本法人トップとい -
Posted by ブクログ
起業家のように企業で働く 2013/10/16
小杉 俊哉
著者はマッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン㈱人事部総務部長、アップルコンピュータ㈱人事総本部長を歴任後独立。現在慶應義塾大学SFC研究所上席所員を務める。
著書に「リーダーシップ3.0~カリスマから支援者へ~」等多数。
自分のことは自分でしか責任をとれなし、全てのことは自分が選択した結果である。
企業に勤めているということは、ものすごいパワーやリソースをふんだんに使えるということであり、中小企業、ベンチャー、個人事業主からすると羨ましいと思うことがたくさんある。それを自覚し、使いこなすことによって、個人や小さな組織で -
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起業家のように企業で働く、っというタイトルに惹かれて購入。あとがきで著者がまとめている内容がこの本の主張の全てであり、非常に共感できる内容。
『実は企業に勤めているということは、ものすごいパワーやリソースをふんだんに使えるという事であり、中小企業、ベンチャー、個人事業主からすると羨ましいと思うことがいっぱいあるのだ。それを自覚し、それを使いこなすことによって、個人や小さな組織ではなし得ない大きなことを実現していく。それこそが企業に勤める醍醐味ではないか。そんな恵まれた環境にいながら、受け身でやらされ感をもって毎日過ごしているのは、あまりにも勿体ないのではないか。もしそのことに気付き、行動を起 -
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必要とされるリーダーとは?
→リーダーはインフォーマルな人間関係に依存するのに対し、マネジメントは組織上の役割である
リーダーは組織全体にビジョンを共有させると同時に社内外の人とコミュニケーションを取ることで支援する役割を果たす
リーダーはひとびがまだ見ていないものをあたかもここにあるかのように語り、人びとにそれを見せる
自分が何者であり、何をこの世の中に残したいのか、どのような人生哲学を持っているかを意識し、また人に語れるようでないとリーダーになり得ない
ポジティブアプローチとは、自分たちの強み・価値を発見、その強み・価値を活かしてどうありたいか?という最大の可能性を描く、現実的達成状況を -
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「入社5年目の教科書」という副題に惹かれて購入した。
終身雇用もなくなり、市場が小さくなっている現在では、会社に依存することは避けたい。(そもそも依存しようなんて思ってるひとはいないだろうけど)
そのために、まず自分を鍛える。どんな会社でも通用するスキルを身につける。自分の価値を把握すること。
ま、これは今まで通り。
会社のビジョンと自身のビジョンに接点を見出す。組織を使って、個人ではできないことを行う。会社に投資してもらう=上司の信頼が必要。
ま、これも今まで通り。
進むべき方向性は間違ってないなーっていう後ろ盾を得られたのと、転機を如何にして作っていこうかなあと思った次第です。キャリアは -
Posted by ブクログ
日本のリーダーシップ論に関する著書の決定版。本書が論じているのは現在、求められている「リーダーシップ3.0」の姿と、これまでのリーダーシップの変遷。 歴史的にリーダー像は時代背景や組織のあり方、フォロワーとの関係によってさまざまな変化を遂げてきたことを氏は指摘する。 「3.0」の企業外の具体事例として曹洞宗総本山・永平寺をあげるなど、広い視野と深い洞察に何度もうならされました。 古今東西のリーダーシップ論を俯瞰した日本語の書籍として、現時点での決定版と言って良いものだと思います。 今後、多くのビジネスマン、研究者の必読書になるであろうし、またそうなってほしい。
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Posted by ブクログ
ちょうど大学院でリーダーシップを学んでいるので、リーダーシップとマネジメントの本を集中して読んでいるところ。
本書は、カリスマから支援者(サポーター)へ求められるリーダーシップ像が変わってきたと指摘。それだけの内容。
リーダーシップ1.0は「中央集権」、そこから分権による事業部制、日本の高度経済成長を支えた松下やホンダが生まれた。
問題点は、主従関係の隔絶、スタッフ部門の肥大化である。
リーダーシップ2.0は「変革」であり、GEのジャックウェルチを代表に、明確なビジョンを設定し、改革を強力に推し進める。
問題点は、見えない問題には取り組めない、個人の経験からの判断なのでイノベーションが起きにく