小杉俊哉のレビュー一覧
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ネタバレ以前読んだ本の中で推奨されていたので購入。
感想。あまり備忘録として記録することはないが、プロ経営者のインタビューは面白かった。内容もタイトル通り。
・プロ経営者になるには、苦労の場数、30代のうちに収益責任を負った業務をやること(目安として6年間)、その実績をもって40代で経営者へ。
・やはり、、コンサル経験者が多数。著者は「必須ではない」というが、インタビュー31人中29名。
・たば、本の中でカーライルとCITICが、投資先のCEO候補として言及しているが、コンサル経営権は有力候補だが、それだけでは無理だと。コンサルのみでは、実行力が伴わない人が多い傾向にあり、プラスして収益責任を -
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あまり好きじゃなかったかも。
「いつも、『関係者のインセンティブは何か』を常に意識することが重要です。何かのプロジェクトに周りのメンバーに関与してもらい続けるには、貢献した以上のリターンが返ってくるような仕組み作りが必要です。
たとえば、上司に対しては、業績を上げたい、組織を活性化したいというニーズにきっちりと応えられるプロジェクトを作る、その上で、リスクを説明可能な範囲内に抑えるなど工夫が必要です。一方で、部下に対しては、スキルを身につけたい、評価を上げたい、ネットワークを広げたいなどの個々のニーズにきっちり応えられる仕組みを作りつつ、事業を進めていきます。事業がうまくいくように周りの -
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あまり好きじゃなかったかも。
「いつも、『関係者のインセンティブは何か』を常に意識することが重要です。何かのプロジェクトに周りのメンバーに関与してもらい続けるには、貢献した以上のリターンが返ってくるような仕組み作りが必要です。
たとえば、上司に対しては、業績を上げたい、組織を活性化したいというニーズにきっちりと応えられるプロジェクトを作る、その上で、リスクを説明可能な範囲内に抑えるなど工夫が必要です。一方で、部下に対しては、スキルを身につけたい、評価を上げたい、ネットワークを広げたいなどの個々のニーズにきっちり応えられる仕組みを作りつつ、事業を進めていきます。事業がうまくいくように周りの -
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規模の大きい企業に勤めていることは恵まれた環境にいるということ。様々なパワー、リソースをふんだんに使えるということであり、個人や小さな組織ではなし得ないことを実現する可能性がある事を企業人に理解される内容。
・会社という機関だからモノを言うことは出来ない。結局今ここにいて、会社で業務を行っていることは自ら選択していること。
・ワークライフインテグレーション
仕事とプライベートの垣根がない、プライベートの活動が仕事のヒントにもなる。
・ギャップアプローチよりポジティブアプローチ
問題特定からはじめるギャップアプローチ
1問題特定
2原因分析
3解決方法検討
4アクションプラン作成
これは楽しくな -
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ネタバレリーダーと言えば、カリスマ的な人物を思い浮かべてしまう。しかし、「カリスマ的なリーダーには欠点があるという。カリスマ的リーダーに従う人は外発的動機付けで動くようになり、リーダーが変わった途端にチームは破綻してしまうのだ。」と著者は言う。なるほど確かにと思った。「これからは、支援者として、チームの個々人の内発的動機づけを呼び起こすことができる、リーダーシップが求められる」というのが本書の結論で、新しいリーダーシップ3.0の様々な事例を紹介されており勉強になる。特に資生堂の取り組みが興味深かった。リーダーシップとは何か考えている人には、お勧めしたい。
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ちょうど転職活動中に友人にファシリテーションの本を持っていないか尋ねたところ、ごめん、持ってないとの言葉と共に貸してもらった本。
いまだに返せていない(借りパクではない)
読み進めてすぐに、「あっ、これ2回読まないと理解できないやつだ」と思い、とりあえず1回目、さらっと読みました。
私はまだ企業でしっかり長い間働いたことがないんですけども、ようはあれです、上から言われたまま馬車馬のように働くのか、会社にいるメリットを活かしてキャリアを積んでいくのかという話です。もちろん後者のほうが楽しいですし、仕事できる人はおおむねそういった働き方なのではないかと思います。とはいえ、どうやったら会社を使 -
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「リーダーシップ3.0」小杉俊哉
多くの人々の心の奥深くに、自由に伴う責任の重さから逃れたいという無意識があり、その責任を肩代わりしてくれる強力なリーダーを求める社会心理がある。
高度経済成長を支えた企業戦士
・公私の区別なし
・滅私奉公、家庭を犠牲
・One for all だがAll for oneではない。
・個人の目的不要、あるいはいかにそれを組織に合わせるか。
・コミットメントの行き過ぎ
マネジャーとリーダーの違い
マネジャー(物事を正しく行うHowが課題)
・処理する
・維持する
・システムと組織構造に注目
・統制に依存する
・短期的視点
・いつ、どのように?
・何かのコピ -
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2%のエース思考 - あなたはいつまで「同期」の中に埋もれているのか? 2015/5/27 著:小杉 俊哉
著者は、大学卒業後、NECに入社。マッキンゼー、ユニデン㈱人事総務部長、アップルジャパン人事総務本部長を歴任後独立。現在慶応義塾大学SFC研究所上席所員。
エースとは「自律した人材」だということである。
結果も含めてすべて自分で責を負う、という覚悟を持って行動すること、それが自律である。
真に自律している人は働いている人の2%程度しかいない。自律とは、必ずしも転職したり、起業したりすることではない。1社に勤め続けていても自律している人はいる。少数であっても確実に存在する。
そんな -
Posted by ブクログ
「独立を考えていなくても、企業にいながら起業家精神をもって働こう」という、巷でけっこう耳にする「アントレプレナーシップ」を説いた本。
自分の元教え子に書いた手紙、という体裁をとっていて、その効果のおかげか、なかなか心に響きます。
著者の言いたいことは
『どうせ企業で働いているのだから、自己実現や公の富のために目標を高くもって働こう。それが(起業してもしなくても)自分で独立していける力になる』
ということです。
そのためには、周りと協力し、良い人でありながらも、独立心をもって生きようということになります。
私が一番「その通り」と思ったことは、企業にいる最大のメリットとは、個人では使うことので