あらすじ
学歴も才能も企業規模も関係ない―――
社内でトップ2%のエースと呼ばれている人は驚くほど共通する仕事の「基準」をもっている!
マッキンゼー、アップル元人事本部長が世界に通用する働き方を明かす。
あなたはいつまで「同期」の中に埋もれているのか?
ある集団が形成されるとその中で2%程度のエースが必ず出現する。
会社の同僚はもちろん、大学、高校、クラスや部活などの
あなたが持っているさまざまな「同期」。
彼らとは毎年どんどんその差がついていく。
あなたは、その先頭を走るのか、それとも「その他大勢」の中に埋もれてしまうのか?
あなたが「2%のエース」になるために本書にある「基準」はかかせないものとなる。
【プロフィール】
小杉俊哉(こすぎ・としや)
1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、NECに入社。
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士課程修了。
マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン株式会社人事総務部長
アップルコンピュータ株式会社人事総務本部長を歴任後独立。
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授を経て、
現在、同大学SFC研究所上席所員、立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科客員教授。
<主な著書>
『起業家のように企業で働く』(クロスメディア・パブリッシング)
『ラッキーをつかみ取る技術』(光文社新書)
『リーダーシップ3.0』(祥伝社新書)など。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
エースの思考を学べる一冊。そりゃそうだよな、と思うところ多数がだ、それを実行できるかは別問題。これを実際にできるかというところが難しいところだ。
Posted by ブクログ
皆さんも経験したことがあるように、集団が生まれるとその中に必ず上位2%にあたるエース集団が生まれる。
そうした集団の人々がどのような思考をし行動をしているか、さまざまな例を元に解説してくれている。
特に本の中に書かれている「Quick&Dirty」「無意識情報収集法」「エレベーターピッチ」などは参考になった。
Posted by ブクログ
集団から一歩進める秘訣がのっている本です。
本田宗一郎さんの「人間力」とはどんなものかの言葉に
ぐっと来ました。今すぐにはなれないけど、目指すものが
あれば近づけるかもしれない。そう思えた本でした。
Posted by ブクログ
ビジネス書が好きなひとであれば、似たような話を読んだことはあるかもしれないが、
この書にあるように、なぜなぜ分析を進めていく…とすると、
果たしてこの書の目次ベースでどの程度できているのか?なぜできていないのか?を考えたほうがよさそうです。
Posted by ブクログ
2%のエース思考 - あなたはいつまで「同期」の中に埋もれているのか? 2015/5/27 著:小杉 俊哉
著者は、大学卒業後、NECに入社。マッキンゼー、ユニデン㈱人事総務部長、アップルジャパン人事総務本部長を歴任後独立。現在慶応義塾大学SFC研究所上席所員。
エースとは「自律した人材」だということである。
結果も含めてすべて自分で責を負う、という覚悟を持って行動すること、それが自律である。
真に自律している人は働いている人の2%程度しかいない。自律とは、必ずしも転職したり、起業したりすることではない。1社に勤め続けていても自律している人はいる。少数であっても確実に存在する。
そんなトップ2%のエースについての基準を以下の5章により紹介している。
①「人生」の基準
②「働き方」の基準
③「仕事術」の基準
④「コミュニケーション」の基準
⑤「メンタル」の基準
80:20の法則・パレートの法則というのは聞いたことはあったものの、それよりも希少な2%のエースという考え方は本書により初めて知った。
本書で取り上げられているその2%に成りたいのかというと憧れはある。しかし、その2%の人になったらその先に何が待ち受けているのかということを考えイメージ出来なければなっても意味がないように思ってしまう。
しかし、本書で取り上げられているエースの仕事に対する「基準」では非常に多くの気づきはあった。全てが出来ればエース。少し出来ていればエース見習いくらいにはなれるのかもしれない。
まずはその見習いになるべくひとつでも参考にしようと思う。
本書で取り上げられていた「自律」という概念。
それの理解と今できるそれに向けた行動を行っていきたい。