あらすじ
「新しい事業をしたい」「大きな事業を担当したい」と思ったとき、「起業」しなくても、いま働いている会社(企業)の中で、自己成長感を得ながら目標に近づく方法があります。それは「起業家マインドをもって仕事をする」ことです。志があり、切り開く力があり、チャレンジする人のたとえを「起業家」と読んでいます。「起業家」も、すばらしいビジネスモデルだけでうまくいく時代は終わりました。「最速」か「最高」を実現するプロフェッショナルでないと勝てないのです。プロフェッショナルが持つべき覚悟、やるべき事、成果へのこだわりなどを解説。また会社というリソースを使ってこそできることや価値もあります。異動、出向、撤退業務など、転機を作るためのチャンスの掴み方も、実際の状況例で説明します。本書では、アントレプレパートナーシップ(起業家精神)への理解を深めるため、著名人の格言を多数引用しています。
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Posted by ブクログ
文字量が少なく章立てが多いながらも、かなり面白い本。
この観点の自己啓発本はあまりないのですごいためになること間違い無し。
自分にカツを入れるために定期的に見直したい。
Posted by ブクログ
指示されたことだけを淡々とやっていないか?
機械的な仕事をしていないか?
自分自身の会社での仕事ぶりを反省するにはもってこいの一冊。
企業だからこそ出来ること。
1人でやったら出来ないこと。
そこをどう意識して、どう自分のやりたいことと
組織のやりたいことをマッチさせられるか、が重要となってくる。
☆KEY POINT
◎ポジティブアプローチ
(1)Discovery: 強み・価値を発見する
(2)Dream: どうありたいか、最大の可能性を描く
(3)Design: 現実的達成状態を共有化する
(4)Destiny: 新しい取り組みを始める
◎自分と組織のビジョンを接点を探す(3つの視点から)
・(制約がなければ、可能なら)やりたいこと、やってみたいこと=WILL/WANT TO
・(役割を越えて)もっとやれること=CAN
・(役割)やるべきこと=MUST
◎リーダーとマネージャー
・リーダー:正しい事を行う。WHATが課題
・マネージャー:物事を正しく行う。HOWが課題
◎会社でやる意味を常に意識する。
◎仕事の価値=最速x最高
◎自分の喜怒哀楽を表現する&肯定的・前向きな表現をする。
(1)怒りは単独で表す
(2)相手の特定の限られた行為を対象にし、全人格を対象にしてはならない。
Posted by ブクログ
冒頭の問いかけがリアルな上に「こんな風になってないかい?」(悪い例)が妙に共感できると思ったら、著者はうちの会社出身だったw
今の会社でもっとがんばろ。再確認。
Posted by ブクログ
・出世を目標にしなくてもいいが、何か目標が必要
・組織を使って何をしたいのか、何を成し遂げたいのか
・企業の利益と自分の利益、つまりやりたいことを重ねて、その部分に力を入れる
・社内のリソースを使う、社内起業が最もコスパのいい起業
・傍流には優秀な人がいないから任せてもらえる
・畑違いのことをすることでキャリアを差別化できる
・一つのことの専門家でなく複数のスキルの組み合わせで生き抜く
Posted by ブクログ
企業のメリットを認識し、活用するすべが書いてある
実例が多く、当てはめて考えやすい
社内転職、社内起業の考え方はなかったので取り入れたい
企業内だからこそリスクを取る
開発レベルと動機レベルのマトリクスも面白い
ビジョンがないと感じるが、会社的にはあると言っている理由がわかった。
ビジョンを中長期計画と勘違いしている人が多い
Posted by ブクログ
上海駐在から帰国した大学後輩にもらった本。積読してあったが、上海-合肥間往復6時間の高速鉄道で暇潰しに読んだら面白かった。勉強し続ける、挑戦し続ける、時間の使い方を考え直さんといかん。
Posted by ブクログ
ワークライフインテグレーション
オンとオフを有機的に結びつける
イノベーター
自分で気付く地頭の良い人間
ワークスアプリケーションズ
自分がどうなりたいか、よりも、
世の中にどう貢献したいのか
できるかできないか、でなはく、
やるかやらないか
傍流の仕事が自分を成長させる
あえて畑違いの部門を希望することで、
強みが見えてくる
世の中に失敗はない。チャレンジしているうちは失敗はない。諦めた時が失敗である。
稲盛和夫
Posted by ブクログ
会社移籍して3年が経ち、色々と悩んでいるときに知った本
移籍した価値はあった。ケドこの会社に居て、5年後にどうなるか?なんて事を考えつつ手に取りました。
こう言った本にありがちな、「なるほど!」と、「それは無理だろ・・・」が色々と書かれています。
でも読んで良かった。
やっぱり、こう言う本が書ける人達の考えることは、すごいですね。参考にしつつ、自分の道を探ります。
Posted by ブクログ
起業家のように企業で働く 2013/10/16
小杉 俊哉
著者はマッキンゼー・アンド・カンパニー・インク、ユニデン㈱人事部総務部長、アップルコンピュータ㈱人事総本部長を歴任後独立。現在慶應義塾大学SFC研究所上席所員を務める。
著書に「リーダーシップ3.0~カリスマから支援者へ~」等多数。
自分のことは自分でしか責任をとれなし、全てのことは自分が選択した結果である。
企業に勤めているということは、ものすごいパワーやリソースをふんだんに使えるということであり、中小企業、ベンチャー、個人事業主からすると羨ましいと思うことがたくさんある。それを自覚し、使いこなすことによって、個人や小さな組織ではとてもなし得ない大きなことを実現していく。それこそが企業に勤める醍醐味ではないか。
本書の構成は以下の6章から成る。
①君はただ「会社」から言われたとおりに働き続けるのか?
②志をもつ
③起業家のように仕事をするうえでやるべきこと
④大きな仕事は企業でこそできる
⑤転機をつくる
⑥企業内で勝っていくためのスキル
企業に属しているからこそできることはある。
企業に縛られているのではなく、むしろ自由であり、羽ばたくための翼を大きくするための機会を与えてもらっているという表現があてはまる。
まだまだ自分には出来ることがある。やるためにしなければいけないこと。身に付けなければいけないスキル。今でしか出来ない経験もある。まだまだ自分のゴールがどこであるかは明確ではないもののやはりそのぼんやりとしたゴールを明確にするのも大切ではあるもののそれに向けてやるべきことはたくさんあり、それは今の環境で行うべきことも非常に多い。
今の大切さを実感させてくれた一冊。
Posted by ブクログ
仕事へのモチベーションを上げたくて読んだけど、予想以上にモチベーションが向上した。どんな環境下にいても自分のやりたい事や夢がぶれずにあればいくらでもできる。環境や周りの人間を言訳にして燻ってはいられない。
Posted by ブクログ
起業家のように企業で働く、っというタイトルに惹かれて購入。あとがきで著者がまとめている内容がこの本の主張の全てであり、非常に共感できる内容。
『実は企業に勤めているということは、ものすごいパワーやリソースをふんだんに使えるという事であり、中小企業、ベンチャー、個人事業主からすると羨ましいと思うことがいっぱいあるのだ。それを自覚し、それを使いこなすことによって、個人や小さな組織ではなし得ない大きなことを実現していく。それこそが企業に勤める醍醐味ではないか。そんな恵まれた環境にいながら、受け身でやらされ感をもって毎日過ごしているのは、あまりにも勿体ないのではないか。もしそのことに気付き、行動を起こしたら、今の自分からは想像が出来ないくらい可能性は無限に広がり、活躍が出来る!!』
さてとー、会社のリソースをどう使い倒してやるかな。明日からまた頑張ろう!!
Posted by ブクログ
「入社5年目の教科書」という副題に惹かれて購入した。
終身雇用もなくなり、市場が小さくなっている現在では、会社に依存することは避けたい。(そもそも依存しようなんて思ってるひとはいないだろうけど)
そのために、まず自分を鍛える。どんな会社でも通用するスキルを身につける。自分の価値を把握すること。
ま、これは今まで通り。
会社のビジョンと自身のビジョンに接点を見出す。組織を使って、個人ではできないことを行う。会社に投資してもらう=上司の信頼が必要。
ま、これも今まで通り。
進むべき方向性は間違ってないなーっていう後ろ盾を得られたのと、転機を如何にして作っていこうかなあと思った次第です。キャリアは自分で決めている。
Posted by ブクログ
要は転職しないで頑張れってことかな。
企業内で体得できる、ポータブルスキル・気付き・知識31個について紹介している。
そのうち、大半が実際に経験して気付いた・理解できたことだったので、こういう整理で仕事を見ることができれば、若手も安易に転職しないのかなー、なんて思ったり。
企業内で上司・先輩になる人たちが気付いてなければ、それも難しいか。
Posted by ブクログ
自分の産む価値を意識
成果を上げる第一歩は時間の使い方を記録すること
いつでもやめられると思い、守りに入らない
リスクを取る
最速か、最高を目指す
人生は全て機会。やる気があって、思い切った人間が一番先頭を行く。安全第一を守っていては遠くまでボートを漕ぎ出せない。
常に自分の意見を持つ
他人の意見でなく、自分の心に聞きなさい。重要なのは自分の心と直感に従う勇気
相手の存在を認めることで、良い関係を気づく
Posted by ブクログ
サラリーマンとしての雇われ仕事でも、起業家としての考えが必要といった内容。
ビジョンを持つ、Whatを考え実行に移す、成果を出すなど。
会社、組織に所属しながらでも出来ること、すべきことがある。終身雇用なんてものがなくなった今、会社を上手く利用しながら、実行、成果を出して、自己成長に繋げたいと思える内容。
自分の考えもなく、言われたことだけをするのはダメ。
Posted by ブクログ
あまり好きじゃなかったかも。
「いつも、『関係者のインセンティブは何か』を常に意識することが重要です。何かのプロジェクトに周りのメンバーに関与してもらい続けるには、貢献した以上のリターンが返ってくるような仕組み作りが必要です。
たとえば、上司に対しては、業績を上げたい、組織を活性化したいというニーズにきっちりと応えられるプロジェクトを作る、その上で、リスクを説明可能な範囲内に抑えるなど工夫が必要です。一方で、部下に対しては、スキルを身につけたい、評価を上げたい、ネットワークを広げたいなどの個々のニーズにきっちり応えられる仕組みを作りつつ、事業を進めていきます。事業がうまくいくように周りの方々の力を借りますが、その一方で関与してくださったメンバーには倍返しでお礼ができるプロジェクトを作るのが、やりたいことをやるための基本です。」
私はユニデンで、創業者で当時会長兼社長であった藤本秀朗氏のスタッフとして、また人事総務部の責任者として1年間働いた。そのタイミングで、会長は、社長を後進に譲り、自身は会長に専念することになった。それからは、新社長と働くことになったのだが、一言でいうと私はその新社長と仕事の仕事の進め方が合わなかった。厳しく叱責されることも多かったが、会長はWHATを与えHOWは私に任せてくれていた。しかし、新社長は、HOWも全て管理した。そして、直感を重視し、柔軟に対応する私の仕事のやり方に対して、事実を重視し、きちんと枠組みを決めスケジュール通り進めるやり方を強いた。そして、その指示通りやらないことに対して容赦なく叱責した。一度叱責をしだすと、次から次へ過去のことも含め、こちらが何も言えなくなるまでやり込めた。
最初のうちはそれでも苦笑いをしながら自分のスタイルを通そうとしていたが、日に何度も長時間叱責が続くようになり、だんだんと精神的に負担となっていった。やがて、首が回らなくなり、そして、電話が鳴る度に恐怖感から毛穴が開くようになった。今でいうメンタル不調になってしまった。
私はこのとき、このままでは、精神的にやられてしまうと感じた。それで私が選んだのは、徹底的に社長を受け入れることだった。前職のコンサルティング会社では、プロジェクト・マネジャーからの逃げ場を与えない厳しい追及から逃げ出すように辞めてしまった。それがずっと心のどこかで負い目になっていた。だから、もう二度と逃げないと決めていた。
まず、相手の良いところを探した。できるだけ客観的に社長を見た。すると、私とは違い、事実をそのまま取り入れ、それに基づいて判断し、スケジュールを決め、前倒しに、正確に仕事を行っている。これは自分にないものであり、素晴らしいと思えた。それを自分もとにかく吸収して、真似をしようとした。
次に前倒しのためには、相手の行動を読み、先回りをして準備をしておく必要がある。だから、秘書や長年部下をやっている社員に、社長の次の一手はどうなのかを教えてもらった。そして、その自分には苦手な準備を周到にやるようにした。
やり出すと、それらは自分の成長に非常に重要なことだということがわかった。また、そうしているうちにだんだんと社長から叱られる回数、時間が減り、精神衛生上も極めてよかった。
そして、数ヵ月が経つと、いつのまにか首も回り、電話が鳴っても毛穴が開かなくなっていた。そんなある日、社長から「おう、小杉、お前ようやくわかったな!」と認めてもらった。その言葉を聞いた途端、へなへなと崩れ落ちる気持ちになった。消化された!と感じた。そして、私の場合は、これ以上この会社にいても自分は成長しないと感じ、次のステップに進むことにしたのだった。
・ベンチャーを評価する4つの要素
ⅰ:ビジネスモデル
ⅱ:テクノロジー
ⅲ:市場
ⅳ:経営者・経営メンバーの資質、コミットメント
ア:Coachable(コーチングをすることが可能)かどうか
イ:人の話をきちんと聞くか
ウ:Flexibleかどうか
・経営幹部の早期識別に関する11の次元
①学習機会を追求する
②誠実に行動する
③文化の違いに適応する
④変化をもたらすことに関わり合っていく
⑤広範囲の事業知識を追求する
⑥人の最も優れた部分を引き出す
⑦洞察力がある―新しい視点で物事を考える
⑧リスクを冒す勇気を持つ
⑨フィードバックを求めてそれを利用する
⑩失敗から学習する
⑪批判に耳を傾ける
Posted by ブクログ
あまり好きじゃなかったかも。
「いつも、『関係者のインセンティブは何か』を常に意識することが重要です。何かのプロジェクトに周りのメンバーに関与してもらい続けるには、貢献した以上のリターンが返ってくるような仕組み作りが必要です。
たとえば、上司に対しては、業績を上げたい、組織を活性化したいというニーズにきっちりと応えられるプロジェクトを作る、その上で、リスクを説明可能な範囲内に抑えるなど工夫が必要です。一方で、部下に対しては、スキルを身につけたい、評価を上げたい、ネットワークを広げたいなどの個々のニーズにきっちり応えられる仕組みを作りつつ、事業を進めていきます。事業がうまくいくように周りの方々の力を借りますが、その一方で関与してくださったメンバーには倍返しでお礼ができるプロジェクトを作るのが、やりたいことをやるための基本です。」
私はユニデンで、創業者で当時会長兼社長であった藤本秀朗氏のスタッフとして、また人事総務部の責任者として1年間働いた。そのタイミングで、会長は、社長を後進に譲り、自身は会長に専念することになった。それからは、新社長と働くことになったのだが、一言でいうと私はその新社長と仕事の仕事の進め方が合わなかった。厳しく叱責されることも多かったが、会長はWHATを与えHOWは私に任せてくれていた。しかし、新社長は、HOWも全て管理した。そして、直感を重視し、柔軟に対応する私の仕事のやり方に対して、事実を重視し、きちんと枠組みを決めスケジュール通り進めるやり方を強いた。そして、その指示通りやらないことに対して容赦なく叱責した。一度叱責をしだすと、次から次へ過去のことも含め、こちらが何も言えなくなるまでやり込めた。
最初のうちはそれでも苦笑いをしながら自分のスタイルを通そうとしていたが、日に何度も長時間叱責が続くようになり、だんだんと精神的に負担となっていった。やがて、首が回らなくなり、そして、電話が鳴る度に恐怖感から毛穴が開くようになった。今でいうメンタル不調になってしまった。
私はこのとき、このままでは、精神的にやられてしまうと感じた。それで私が選んだのは、徹底的に社長を受け入れることだった。前職のコンサルティング会社では、プロジェクト・マネジャーからの逃げ場を与えない厳しい追及から逃げ出すように辞めてしまった。それがずっと心のどこかで負い目になっていた。だから、もう二度と逃げないと決めていた。
まず、相手の良いところを探した。できるだけ客観的に社長を見た。すると、私とは違い、事実をそのまま取り入れ、それに基づいて判断し、スケジュールを決め、前倒しに、正確に仕事を行っている。これは自分にないものであり、素晴らしいと思えた。それを自分もとにかく吸収して、真似をしようとした。
次に前倒しのためには、相手の行動を読み、先回りをして準備をしておく必要がある。だから、秘書や長年部下をやっている社員に、社長の次の一手はどうなのかを教えてもらった。そして、その自分には苦手な準備を周到にやるようにした。
やり出すと、それらは自分の成長に非常に重要なことだということがわかった。また、そうしているうちにだんだんと社長から叱られる回数、時間が減り、精神衛生上も極めてよかった。
そして、数ヵ月が経つと、いつのまにか首も回り、電話が鳴っても毛穴が開かなくなっていた。そんなある日、社長から「おう、小杉、お前ようやくわかったな!」と認めてもらった。その言葉を聞いた途端、へなへなと崩れ落ちる気持ちになった。消化された!と感じた。そして、私の場合は、これ以上この会社にいても自分は成長しないと感じ、次のステップに進むことにしたのだった。
・ベンチャーを評価する4つの要素
?:ビジネスモデル
?:テクノロジー
?:市場
?:経営者・経営メンバーの資質、コミットメント
ア:Coachable(コーチングをすることが可能)かどうか
イ:人の話をきちんと聞くか
ウ:Flexibleかどうか
・経営幹部の早期識別に関する11の次元
?学習機会を追求する
?誠実に行動する
?文化の違いに適応する
?変化をもたらすことに関わり合っていく
?広範囲の事業知識を追求する
?人の最も優れた部分を引き出す
?洞察力がある―新しい視点で物事を考える
?リスクを冒す勇気を持つ
?フィードバックを求めてそれを利用する
?失敗から学習する
?批判に耳を傾ける
Posted by ブクログ
規模の大きい企業に勤めていることは恵まれた環境にいるということ。様々なパワー、リソースをふんだんに使えるということであり、個人や小さな組織ではなし得ないことを実現する可能性がある事を企業人に理解される内容。
・会社という機関だからモノを言うことは出来ない。結局今ここにいて、会社で業務を行っていることは自ら選択していること。
・ワークライフインテグレーション
仕事とプライベートの垣根がない、プライベートの活動が仕事のヒントにもなる。
・ギャップアプローチよりポジティブアプローチ
問題特定からはじめるギャップアプローチ
1問題特定
2原因分析
3解決方法検討
4アクションプラン作成
これは楽しくない、
ギャップアプローチよりポジティブアプローチ(ビジョンアプローチ)
1強み・価値を発見する
2どうありたか、最大の可能性を描く
3現実的達成状態を共有化する
4新しい取り組みを始める
なお、3は即興劇などで表現
・ユニデン創業者藤本秀朗氏 俺は1枚半以上の資料は読まないんだよ!木刀で戦ってんでないんだよ!われわれは真剣で戦ってんだよ!
・マネージャーは役職者として組織上の役割をこなす。リーダーは個人の名前で機能、人に注目し信頼を築く、役職によらず自分のオリジナルで勝負する。必然的に何か新しいことを始めたり、何かを改革するのはマネージャーではなく、リーダーでないと機能しない。
・会社の業績が低迷して成果主義の導入があっても、自分は元気を無くす事なく、嬉々として仕事する。転職したらまた自分の名前を売り信頼を築くのをまたイチからになる。
・若い頃の「自己承認と自己確立」から「他者承認と感謝」というチーム主義に変化する。変化時期40代前半。プレーヤーとしては身体を酷使した勝ちパターンが使えなくなる、これからは部下に任せて自分は支援する側にまわろう。
・中年の危機、クリエイティブイルネス、創造性の病と言われて心が成長する時期。人生の前半は半月、後半は満月に近づいていく。
・キャリアは山登り。いろんななルートがある。
山を登っているうちに、遠くに別の山が見えてくることもあり、それは今の山に登り始めなければ見えなかったもの。その山が登るべき山ならば、今の山を下りて、その山に登り出せばいい。
・リスクをとって難易度の高い仕事をやらない限り、飛躍的な成長なし。
・最速か最高でないと勝てない。早くて雑でいい。Quick&Dirty
・自分の市場価値を把握する為、面接を受けてみる。
・非言語コミュニケーションの意識
言葉そのものの意味、言語情報よりも声の質、速さ、大きさ、口調などの聴覚情報や見た目、姿勢、表情、視線、しぐさ、ジェスチャーなどの視覚情報が重要。
・怒りは単独で表現する。あなたが〜の状況で、〜した(言った)ことに対してわたしは〜した。あなたがお客さんがいる状況で、社外秘の情報を言ったことに対して、わたしはがっかりした。
・チャレンジ
仕事でクリエイティブに活躍する人はプライベートでもクリエイティブに生活、様々な挑戦をし、結果的に新しいネットワークを作っている。
Posted by ブクログ
2015年52冊目
帯に社会人5年目の教科書とある。
5年目と言えばちょうど仕事を一通り自己完結できるようになった時期。
そんな時期にただ単に言われたことだけでなく、どう自分の価値を上げる為に働くべきか?
多くの事例と先人達の名言とともに語る本書。
社会人30年を越える私ですが、刺激になった一冊でした。
Posted by ブクログ
始めの一步はメガベンチャー、大企業がいいのでは!?と思いつつも、やはり迷いはある。ワクワクしながら働ける企業マンのマインドセットを学ぶために、読んだ。
(1)社内でのビジョンの見つけ方
(2)ギャップアプローチとポジティブアプローチ
(3)マネージャーとリーダーの違い
に新しい気づきがあった。
視座の高さ、視野の広さ、そしてコンフォートゾーンから抜け出す勇気を保ちつつ、行動として、目の前で求められていることを人とともに着実にこなし、結果、信用と信頼を勝ち取っていくのが大事。WHY、WHATを提案できる人でありたい。
Posted by ブクログ
ちょうど転職活動中に友人にファシリテーションの本を持っていないか尋ねたところ、ごめん、持ってないとの言葉と共に貸してもらった本。
いまだに返せていない(借りパクではない)
読み進めてすぐに、「あっ、これ2回読まないと理解できないやつだ」と思い、とりあえず1回目、さらっと読みました。
私はまだ企業でしっかり長い間働いたことがないんですけども、ようはあれです、上から言われたまま馬車馬のように働くのか、会社にいるメリットを活かしてキャリアを積んでいくのかという話です。もちろん後者のほうが楽しいですし、仕事できる人はおおむねそういった働き方なのではないかと思います。とはいえ、どうやったら会社を使ってやるぜくらいの心持で働けるんだよ…っていう人にはめちゃめちゃオススメの本です。
いわゆる自己啓発本ってあんまり読まないんですけど、これはそこまで自分の考え方をもろに変えてこようとするものではなくて読みやすかったです(偏見かもですが)
とはいえ、1回ではすっと入ってこないことも多かったのでもう1度読みたいと思います…。
Posted by ブクログ
エリートによるエリートのためのエリート講座。だからいけ好かないんだけど、話しかけている体の平易で簡潔な文章には見習えるところもあるし、内容は、特に目新しかったり斬新だったりはしないのだけれど、大切だと思っていたことは、やっぱり大切だったんだと再確認できる。いけ好かないと感じるのも、私が自分の世界から出るのを怖がっているだけなのかもしれないね。
この人の本は二度と読まなくていいや。この本の中で紹介されている人達の本やインタビューを読みたい。
客観視というのは、ゲーム感覚でもあるのか。 p.165
Posted by ブクログ
「独立を考えていなくても、企業にいながら起業家精神をもって働こう」という、巷でけっこう耳にする「アントレプレナーシップ」を説いた本。
自分の元教え子に書いた手紙、という体裁をとっていて、その効果のおかげか、なかなか心に響きます。
著者の言いたいことは
『どうせ企業で働いているのだから、自己実現や公の富のために目標を高くもって働こう。それが(起業してもしなくても)自分で独立していける力になる』
ということです。
そのためには、周りと協力し、良い人でありながらも、独立心をもって生きようということになります。
私が一番「その通り」と思ったことは、企業にいる最大のメリットとは、個人では使うことのできないたくさんのリソースあること。だからそれを使って自己実現しなきゃもったいない、というもの(そこまで露骨には言っていませんが)。
あらゆる会社において、リソースをきちんと使えている社員ってほとんどいないんじゃないかと思ってしまいました。言い換えれば、会社自体が「会社のリソースをうまく使って個人じゃできない大きな仕事をする場所」ということを忘れているのではないかと思うのです(私がそういう会社ばかり経験してきたからかもしれないけど)。
だったらドーンと使ってしまえ!と思う。ただ、それを上手く使いながら、しかも上司や同僚から白い目で見られないようにするには色々と努力しなきゃいけないわけで…
そのヒントはこの本に書かれています。
大半の人は「どうせ働くなら、仕事は楽しくしたいし、公共の善に役立ちたい」と思うはず。著者の言うような「起業家精神」をもって働くのが、その第一歩になるのでしょう。
今の仕事にマンネリを感じている人にオススメ。
Posted by ブクログ
仕事をしていく上でのスタンスという意味では、分かりやすく参考にしたくなる良い本。
この本を研修の参考文献にした意図は何だろうかと考えているが、リーダーとしての品格(人間力)みたいなものを身につけてほしいという思いからなんだろうか、とちょっと謎に感じていたりする。それか、部下にこういうことを伝えてあげれば良いという意味での参考文献なのか!な。笑
中高年の仕事が決まらない人の特徴やアサーションの部分は研修ネタに使えそう。メモメモ。
Posted by ブクログ
起業家でなくとも、企業の中でできることはないか、
本流から外れているように見える、傍流にいてもチャンスはあること、
リーダーの素質として、理と情、合理と非合理の両面を持つ必要性など。
P116、中年の危機は面白かったです。
Posted by ブクログ
タイトル通り、いかに意識高く企業で働いていくかについての本。気づいていること、知っていることが多いがまっとうであり、思考の整理、反芻に役立つ。
出向転職などの事例が多く参考になった。
・腹をくくること
・社内外ネットワークを大事にすること
Posted by ブクログ
・最高か最速でしか評価されない
・リーダーとマネージャーは全く違う
・リーダーはwhat、マネージャーはhow
・下っ端でもリーダーたれ
・マネージャーは完璧であろうとするが、そうではなく、自分自身で有ることが仕事だ。弱みも含めて出すこと。
・横軸に情熱レベル、縦軸に習熟レベル、熱を圧倒的に優先せよ
・Tでもπでもなく、横E型とも言われ始めた
・本流で無い方が、影響力を発揮しやすい
・会社のリソースを使い倒せ
・会社愛が有る人は仕事ができないことがよく有る。目的を見誤らず。仕事をするべし。
・勉強せぇ。