芝村裕吏のレビュー一覧

  • キュビズム・ラブ 1 ~悩める博士と恋する小箱~

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    典子が病院で目が覚めると、そこには彼女を心配そうに見守る青年医師・篠田誠志郎の姿があった。恥ずかしそうな笑顔を見せる誠志郎に、好感を持っていく典子。だが、彼の口から、衝撃の事実が伝えられる。事故に遭った典子は身体を失い、“脳”だけの小さな黒い箱になってしまったのだとーー!? 「普通の女の子じゃなくても、好きになってくれますか……?」 二人の箱式恋愛ストーリー。


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    同名漫画(サブタイ/〜悩める博士と恋する小箱〜はついていませんが)のノベライズ版です。作者は言わずと知れた原作の芝村裕吏さん!
    作者コメントからすでにぷんぷんと漂う無名世界観(だっけ?←)の香り。まあ漫画でヲタポン見た時

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    2012年11月24日
  • この空のまもり

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    拡張現実の世界観と、
    そこに生きる人たちの関わり方がおもしろい。

    実名で出てくるGoogleなら、
    確かに実現するかもと思わせる世界。

    これは出来ればアニメ映像化して欲しい。

    地味にほっこり。

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    2012年10月30日
  • この空のまもり

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    強化現実……電脳コイルの時代が到来したのに、その波に乗り遅れて衰退してしまった日本を舞台に、美しい日本を守るために電脳空間で戦うニートの物語。帯にあるとおり「清く貧しく理性的な愛国活動と就活と婚活の物語」。
    「愛国」というとイコール「右翼」ってことになりがちで、作品中にもそういう理解をする人は登場するけれど、ここで「国」とか「日本人」とは何かというところを、物語の中でしっかり定義づけしていく点は重要。
    さわやかに読み終わってしまったけれど、状況的にも、今後の展望も、決して明るくないというか、はっきり言って「悪い」のだけれど、そこに「希望」もあるのですね。

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    2012年10月27日
  • キュビズム・ラブ 2巻

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    ネタバレ

    こ、この話はハッピーエンドで終わりますか……? 女の子の想いが切なすぎる。「軽やかに嘘をつこう」とかどんだけいいこなんだ――!
    なんか「先生」もちょっと照れたりしてるっぽいので気持ちは通じそうだが、いや、片方箱だしな――……。この際ハッピーエンドでもバッドエンドでもよいのでちゃんと話をつけてくれないと……! これからも仲良く、なんてどこかの中途半端なアニメみたいな結末の終わり方になったら個人的に、1人で怒る。。
    色んな意味で続きが気になるという点で買って損なし。
    女の子が可愛い。絵もストーリーも良い。

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    2012年08月11日
  • キュビズム・ラブ 1 ~悩める博士と恋する小箱~

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    漫画版は女の子側の視点で、小説版は男性陣の視点で描かれている。漫画を先に読んでいたので、「篠田先生があのときこんなこと思ってたんだ!(^艸^)」と、とても楽しめました!
    漫画版では義智先生のことはただのお兄さんと思っていたので、小説版で本性(笑)を知って、ビックリしました。お幸せに!

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    2012年07月19日
  • キュビズム・ラブ 1巻

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    ただの黒い箱が段々と可愛く思えてきて、すごい!
    そして、普通に恋愛ストーリーになってて、すごい!
    女の子はただの黒い箱なのに!

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    2012年07月18日
  • キュビズム・ラブ 1巻

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    ネタバレ

    主人公が人でない時点でどんな話なんだろう、と興味が尽きず、どんな話なのかと色々想像を巡らせていたのですが、思っていたよりほんわかしているのにものすごく安心しました(笑)
    主人公が中学生(の脳)なので、乙女らしい悩みというか、自分が箱だから……といじけているのがなんだかかわいらしかったです。時折り見れる「身体があったときの主人公」の姿がかわいいので、いつかピ〇子ちゃんみたいに体をもらったりはできないのでしょうか?

    あらすじだけ見るとぎょっとしますが、絵もストーリーも良いので一読するに損はないと思います。

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    2012年07月15日
  • キュビズム・ラブ 1巻

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    ヒロインは「箱」でただの立方体。

    と言うとシュールだが、交通事故で奇跡的に脳だけが助かり、肉体を失った少女の脳は、箱のような機器に入れられて生きている。

    「脳波を見ないでください!」と恥じらう箱。

    主人公の医師とのやりとりを見ているうちに、箱がものすごく可愛くなってくるところが、この漫画の最初のマジック。

    ギャグもあるけど、シリアスな場面のほうが多い。

    ほのぼのしたり、切なくなったりしながら、その裏では何かの思惑が動いている気配もあり、なんとも不穏な空気を感じる。

    少女はどうなってしまうのか、早く続きが読みたい。

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    2012年05月22日
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(1)

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    二度寝天国小隊の話というだけで、GPM好きとしては期待値↑
    作画も丁寧で、臨場感がありました。
    続きが気になりますね。
    ガンパレードマーチが好きな方にはお奨めです。

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    2011年04月14日
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(1)

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    神楽の出番はあまりなかった。
    ガンパレ好きな人ならニヤッとできる。
    ガンダムWの小説とは違ってすごく楽しめた。
    ガンパレはほんとに好きみたいだ、自分。

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    2011年04月12日
  • 関数電卓がすごい

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    学生時代、数学が苦手であったがどういうわけか最近になって興味を持ち始めた。
    何となく関数電卓を買ったが使い方がイマイチわからなかったが、この本のおかげで何となくこのように使えばいいのかが分かった・・・気がする。
    いろいろ遊びながら覚えていきたい。

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    2024年11月27日
  • マージナル・オペレーション改 01

    購入済み

    ミリオタには面白いです。

    ミリタリー好きならぜひ。でも、ヒロイン候補筆頭が正直うざい…これを可愛いと思うのは?でも無印ではそのうざさがまだあまり目立ちません。戦術戦略部分だけでご飯三杯いけます。また、実際の国名が出てきますが、架空の歴史ものなのでお間違えのないように。

    #スカッとする #深い

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    2024年07月31日
  • 関数電卓がすごい

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    関数電卓の使い方を解説する本ではなく、関数電卓を使ってあれこれ計算する対象として人生を捉えなおしてみましょうという人生観の紹介本。

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    2024年06月27日
  • セルフ・クラフト・ワールド【合本版】

    ネタバレ 購入済み

    ゲームから始まる異世界

    ゲームが独自に進化する。その進化から人間が学び、境目がなくなっていく。
    技術や自我やコンピュータ、AI、色々な事を考える。これからの世界の変化を考えさせられる話だった

    #感動する

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    2023年10月30日
  • マージナル・オペレーション [FIII]

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    届いてみて、あれっ星海社じゃない、と気付く、と。
    硬くて難儀な青いスピンも、ペラペラの紙もサヨウナラ、あれはあれで読みやすかったんだなぁ…

    で、やっぱ完結なんかしてないよねぇ、まぁ星海社的には「コンテンツが終わった」ということなんですかね。

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    2023年08月05日
  • セルフ・クラフト・ワールド 2

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    SF。ファンタジー。ゲームと政治。
    メチャクチャな展開なのは確かだが、もしかすると傑作かも。
    こんな未来も全然あり得ると思うし、この程度の技術は早く実現してほしい。

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    2022年12月13日
  • マージナル・オペレーション(2)

    購入済み

    ウクライナ戦争

    ドローンが大活躍しているというウクライナ戦争の状況を聞くと、本書が取り上げている 電子戦と実戦の組み合わせというストーリー設定が、現実のものだと思い知らされる。
    本書で取り上げられている少年兵の話も、ウクライナ ロシア両軍に実際にありそうな気がして薄ら寒い思いがする。そういう意味でこの本は予言的な意味合いを持った本だったと評価することができる。

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    2022年11月11日
  • 宇宙人相場

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    SF。投資。
    ライトノベル×SF×恋愛×投資。
    SF的には地球外知的生命体とのコンタクトもの。
    作品全体としてSF要素はそれほど重要でなく、メインは投資と恋愛。
    投資におけるリスクとリターンの関係を、うまくストーリーに落とし込んでいる印象。
    投資をテーマにした小説は、あるならもっと読みたい。
    一般受けはしないだろうが、好きな人にはハマりそう。
    個人的には非常に楽しめた。

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    2022年07月24日
  • 宇宙人相場

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    オタクグッズ会社の社長が個人投資家に転身するお話

    公式のあらすじでも終盤までの結構なネタバレ要素を含んでいるんだけどいいのか?
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    高野信念はオタクグッズ会社経営の35歳。偶然出会った病気がちの彼女・妙と過ごす時間を増やすため、彼女の父親(強引・無口)に勧められるがまま在宅個人投資家に転身した。ネット投資に精を出す彼に時々届く間抜けなメールには、どこか宇宙人っぽさが感じられる…。謎の相場変動の原因は本当に宇宙人の所業か?高野は艱難辛苦を乗り越え無事に妙と結婚できるのか?いい歳したオタクが一喜一憂する恋愛金融SF!
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    2021年12月24日
  • 宇宙人相場

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    ネタバレ

    ライトノベルとして面白かった。病弱だけど美人の嫁がかわいい。頭をなでられたい。金融小説としては、スカルピングの実態?が良くわかった。デイトレードとは違うのね。SFとしては宇宙人の活躍が少ない気はするが、設定は良し。
    何といっても、下記のセリフが心に沁みた。
    「この世に楽な仕事はない。どんな仕事も相応に大変で、相応に楽しい。どんな職業にも一長一短はある。大切なのは嫁に合わせることだ。仕事のチェンジは出来ても、嫁のチェンジはできない」
    嫁が一番である。

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    2021年11月28日