あらすじ
陸上の試合に向かう途中で、事故にあったノリコ。目が覚めるとそこには、ノリコを心配そうに見つめる青年医師・篠田の姿があった。笑うと子供っぽくなる篠田に好感を持つノリコ。だが、篠田の口から、衝撃の事実が伝えられる。事故に遭ったノリコは肉体を失い、小さな黒い箱に入った“脳”だけになってしまったのだと――!? 松本テマリ×芝村裕吏の豪華クリエイターがお贈りする、究極のピュアラブ・ストーリー。
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Posted by ブクログ
主人公が人でない時点でどんな話なんだろう、と興味が尽きず、どんな話なのかと色々想像を巡らせていたのですが、思っていたよりほんわかしているのにものすごく安心しました(笑)
主人公が中学生(の脳)なので、乙女らしい悩みというか、自分が箱だから……といじけているのがなんだかかわいらしかったです。時折り見れる「身体があったときの主人公」の姿がかわいいので、いつかピ〇子ちゃんみたいに体をもらったりはできないのでしょうか?
あらすじだけ見るとぎょっとしますが、絵もストーリーも良いので一読するに損はないと思います。
Posted by ブクログ
ヒロインは「箱」でただの立方体。
と言うとシュールだが、交通事故で奇跡的に脳だけが助かり、肉体を失った少女の脳は、箱のような機器に入れられて生きている。
「脳波を見ないでください!」と恥じらう箱。
主人公の医師とのやりとりを見ているうちに、箱がものすごく可愛くなってくるところが、この漫画の最初のマジック。
ギャグもあるけど、シリアスな場面のほうが多い。
ほのぼのしたり、切なくなったりしながら、その裏では何かの思惑が動いている気配もあり、なんとも不穏な空気を感じる。
少女はどうなってしまうのか、早く続きが読みたい。
Posted by ブクログ
ヒロインが交通事故により脳だけの存在(見た目は箱)であるというすごい設定のラブコメ。箱だけど乙女なので恋もする、けれど涙は出ない・・・みたいな切なさとかこの設定ならではで、うまいなー、おもしろいなーと思います。