芝村裕吏のレビュー一覧

  • 富士学校まめたん研究分室

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    口べたで意固地そして僻みっぽい性格のため、ちょっと残念な感じのする陸上自衛隊の女性技官によるロボット戦車・二〇式自動歩兵、通称「まめたん」の開発史。物語前半、同僚の自衛官に対する恋心ゆえの彼女の過剰反応の数々にはやや辟易し、この物語はどこに向かうのかと心配になりましたが、後半のまめたん開発過程の描写は面白く、きな臭い朝鮮半島情勢を背景に勃発した終盤の戦闘シーンはなかなか緊迫感がありました。まめたんのイメージとして頭に浮かぶのはどうしてもタチ○マの姿でしたが、それは著者の意図するところだったのかどうか?ww

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    2014年03月17日
  • マージナル・オペレーション(1)

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    兵士ができあがっていく過程は面白いことは面白いけど、フルメタルジャケットやらスターシップ・トゥルーパーズとか前例は腐るほど有るわけで、ある意味こっからのツイストが一番面白いところであるはずで、そこが楽しみと言えば楽しみだけど、どうなんですかね。

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    2014年02月14日
  • 富士学校まめたん研究分室

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    綾乃と信士くんがちょっとずつ恋人らしくなっていくので、読んでてニヤニヤしていた。イラストのまめたんがかわいい。そして強い。でもそのまめたんが実践の戦いに使われるのが嬉しいのかと言われると微妙なところなんだと思う。やっぱり平和な状況でまめたんが動き回っている姿を見てみたい。

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    2014年01月29日
  • マージナル・オペレーション(1)

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     モアイの試し読みを読んで面白かったので購入。熱すぎない現代人の象徴のような主人公が直面する世界の現実が機械的に面白く描かれていました。

     ただのゲームだ。職もなく金もなく夢もない、趣味はアニメ、漫画を消費するだけの存在の主人公。そんな主人公が次なる職場に選んだのは未経験でデスクワークを募集する民間軍事会社。紛争地にいってオタクがドンパチする海外傭兵にでもなるのかなと思っていたら、そこに待ち受けていたのはゲーム感覚で傭兵を動かす指揮官の仕事。アクション性とは裏腹な1巻でしたが、ただ淡々と仕事を受け入れるその姿勢はなんだかんだ自分も流され系日本人の気はあるほうですから共感ができました。海外での

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    2013年11月26日
  • 富士学校まめたん研究分室

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    読み始めのつかみはよかった。中盤、主人公の面倒くささと進展しないストーリーに少し疲れた。まめたんの開発がある程度軌道に乗って、主人公たちが落ち着くころ辺りから俄然面白くなってくる。
    終盤の東アジア情勢は、ありえないと笑い飛ばせない内容なだけに、うすら寒いものを感じずにはいられない。

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    2013年11月06日
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(4)

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    ネタバレ

    5121の面々が登場。
    そして…………。

    「でも誰かは闘っているんです」


    で、ここで「文庫へ続く」くううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

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    2013年12月15日
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(1)

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    胸の内で燻る中二の魂が求める。

    ガンパレードマーチ外伝。舞の姉「神楽」、”本物の速水厚志”の友人「秋草」、演算部隊「二度寝天国小隊」の視点で書かれるもう一つの1999年春。

    電撃小説版はヌルい、公式SS版は芝村節が強すぎて人に勧められない。そんなあなたに朗報の程よい一作・・だったのだけど4巻で打ち切られたのかこれは。完結編は小説で出ます。

    世界観は公式SSの「悪い大人の善行」「足腰の悪い士魂号」「速水が小悪党」らへんを踏襲、他世界にまたがる設定や精霊ネタはカットされてとても軍事軍事している。良い。このくらいのバランスが好ましい。

    真っ当なコミカライズで熊本城攻防戦をやってくれただけでも

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    2013年08月29日
  • この空のまもり

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     拡張現実とタグが発展しまくった世界でのSF。彼女のために世界を守ろうとする男の子が、淡々と活躍して行く。醒めている今時の若者が、こなすように世界を救う姿はとても現代的で、悪くない印象だった。

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    2013年06月02日
  • この空のまもり

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    ARタグから連想して、少子化問題とか諸外国との軋轢とか織り交ぜると、あり得る話だし妥当なところだと思う。
    物語としてはやや盛り上がりに欠けていて、だらだらずるずると事態が進行していくのがちょっとアレかな。

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    2013年04月28日
  • この空のまもり

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    ダビンチでお勧めされていたので購入。
    AR(拡張現実)がより強力に、一般的になった近未来を舞台にしたSF。
    拡張現実への落書きを日本政府が取り締まらないところなど、なんかリアリティがある。
    終盤はサマーウォーズ的なものを感じた。

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    2013年03月31日
  • この空のまもり

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    近未来、こうなるだろうなっていう予測を忠実にたどっていて面白いです。
    一番の魅力は、主人公です。ニートな主人公は、自分がニートであることを隠そうとせずに堂々としています。ありのままの自分を恥ずかしがることなく、けれど冷静に自分を見つめることができる…そこが、ニートであることを忘れるくらい格好いい。
    最後も裏切ることなく意外な結末で終わりました。

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    2013年02月16日
  • キュビズム・ラブ 2巻

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    ネタバレ

    表紙の彼は誰?って思ってたら、なんかスーパーマンっていうのが出て来ましたけど、彼らはいったい何だろ。人工的な感じがするんだけど、こういうのを踏まえて、ノリコの身体ができるって話になるのかなぁ。

    新キャラHAYATEとヲタポンが歌っているのも、なんか笑えました。

    それにしても、なんでこんなに黒い箱がかわいいのかなあ。

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    2013年01月15日
  • この空のまもり

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    この空のまもり

    強化現実技術により、世界中のあらゆる場所と人に電子タグをはりつけられる時代。強化現実眼鏡を通して見た日本は、近隣諸外国民の政治的落書きで満ちていた。現実政府の対応に不満を持つネット民は架空政府を設立、ニートの田中翼は架空防衛軍10万人を指揮する架空防衛大臣となった。就職を迫る幼なじみの七海を気にしつつも遂に迎えた清掃作戦は、リアル世界をも揺るがして……理性的愛国を実践する電脳国防青春SF!


    ***


    これ書いてる最中に2回ほど落ちて、文章がおじゃんになってしまい、書く気をなくしたあたしは一体どうすれば←
    こまめに保存ですか、そうですよね!


    内容はあらすじの通り、ニー

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    2012年11月24日
  • この空のまもり

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    架空政府というネット上の組織の、防衛大臣を担っているニートの青年が主人公。他にも何組かの登場人物達が語られるオムニバス形式。
    それぞれに語られる人たちが、最後にみんな関係があったというのは、よくあるパターンだけど、こういうのは好き。

    拡張現実が流行りそうなので拡張現実と、最近の領土問題とも絡めて題材にしている。
    この小説に出てくるように、ネット空間上の問題に、現実の政府が無策というのは、ありそうな話し。

    読後の印象は悪くない。小説の上で仮想現実がどのように使われているか、気になる人はどうぞ。

    それから、こういう小説は、電子書籍で読みたい。

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    2012年11月11日
  • キュビズム・ラブ 2巻

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    相変わらず内容はすごく芝村的で(※そこがいい)、テマリさんの絵は美麗!
    どうして黒い箱がこんなに可愛いのか。
    増えたキャラクターもみんなイケメンかつ個性的で続きが楽しみ。

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    2012年07月10日
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(2)

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    秋草くんがぽややん速水とキャラが被るような…。高圧的な芝村の姫もついているし。
    5121小隊が出てくるのにはびっくりした。
    ガンパレ原作をプレイ+設定やら知っていると楽しめる作品だと思います。今後の展開が楽しみ。何か世界の謎が判明するといいなー。

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    2012年05月22日
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(2)

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    学兵が恋をしたっていいじゃない!
    速水の使い方が上手い。そういうことだったのね。
    複座型の戦闘シーン、コクピット内の描写に痺れる。
    ふたりの芝村の姫がひたすらかっこいい。
    若宮さんのせりふが素敵だった。

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    2012年01月30日
  • キュビズム・ラブ 1巻

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    ヒロインが交通事故により脳だけの存在(見た目は箱)であるというすごい設定のラブコメ。箱だけど乙女なので恋もする、けれど涙は出ない・・・みたいな切なさとかこの設定ならではで、うまいなー、おもしろいなーと思います。

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    2011年06月24日
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(1)

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    GPMはゲームと初期のドラマCD(夢散・少女・英雄)のみ知ってたんだけど、今回のコミックが1999年当時が舞台っていうんで購入。5121のみんなが見れただけで嬉しいです。十年経ってもやっぱり舞に萌える。
    本筋の方は大きな動きはないけど、やっぱりアナザー芝村の姫の登場シーンが印象的。恐らく2巻以降は神楽が活躍するのかな?

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    2011年05月15日
  • ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス(1)

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    二度寝天国小隊のお話。
    小説は北海道まで行っているので熊本は懐かしい…。
    ゲーム発売からこれだけ経ってまだマンガが出るのがGPMの底力。
    作画も丁寧なので今後に期待です。

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    2011年04月23日