たらちねジョンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ6巻まで。
好きすぎる。巻を重ねるごとに面白くなっていく…!
創作に伴う感情の波、没頭、葛藤。
こんなに内省しまくる漫画ってあるだろうか。それが、何かを創り出す営みなのかもしれない。
主人公が60代。社会や対人、家族、人生の中での経験を重ね、自分がある程度わかっている時期、そこから、さらに自分、そして自分を通して見た他者について、深めていく過程。
私自身は、創作とはあまり縁のない生活だけど、物事に向き合う姿勢については、かなり学ぶものがあった。真摯に実直に、ときには自分のすべてをさらけ出すように何かと向き合うことは、苦しいけど尊い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレみんなの前で嫉妬していると言えるのも、
電話に出ないのは違うと思ってちゃんと出るのも偉い。
ちょっと言い直していいですか、とどうですかから楽しそうだと思ってに言い換える海くんも良い。
流されてるだけ、といううみ子さんに
その流れに乗ろうって決めたのはお母さんでしょ
という娘さんの言葉もとても温かい。
大きな波に身を任せるなら削れるものがある
ははっとさせられる言葉だ。
主演女優なのだからおまけだなんて思わなくて良いのにな。
エンドロールが流れるとグラデーションのように現実に帰してくれるという表現が素敵だ。
気持ちを持ち直して海くんを撮ったり
映画を撮ろうと思ってくれて良かった。
波がどん -
ネタバレ 購入済み
落ち込んだうみ子さん
コンペティションでは落選、海はグランプリ
落ち込んだ時はどうするのか?
うみ子さんは落ち込んだまま、それでも動き出しました。海に誘われ、カナダの映画祭に同行します。
毎回、うみ子さんには驚かされます。
もちろん作者が動かしているわけですが。
同行先のカナダでも色々ありますが、だんだん落ち込みから回復していきます。
やっぱ、落ち込んでも動き回らんとなー
巻末の2編の短編には、うみ子さんを取り巻くキャラクターたちのあんな話とこんな話が掲載されています
こういう細かい設定が、登場人物たちの動きに厚みが出て面白いドラマになっていくのだなー
でも読んでいる間は、そんなこと考えずにこのドラマに -
Posted by ブクログ
65歳のうみ子さんが、親目線でカイ君の健康とか心配する場面はあっても、
映画を志す同士として、自然と、お互いに対等かつ正直な態度で接しているのが良いです
世代差のある交流を描いた作品は、ほかに「メタモルフォーゼの縁側」が思いつくのですが(こちらも好き!)、
「海が〜」は巻を追うごとに、うみ子さんの内面に潜り込むようなストーリーになってます
だからか、リアルな老婦人といった当初のうみ子さんの作画が、(作者さんが描き慣れてきたのもあるのだろうけど)どんどん表情豊かになってると感じます。映画作りって青春にもがいていくにつれ、皺はあってもまるで少女みたいに見えるときある。
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Posted by ブクログ
ネタバレ一生懸命向き合って生み出した映画。
その評価次第で何かを決めなくてはいけないのか、と
疑問に思ううみ子さん。
兎に角作りたくて、作ったことで今はいっぱいだと思う。
賞を取って助監をしてとがっついていくのもひとつの正しい方法だとは思うけれど、
それで純粋に映画と向き合えるのかというと少なくともうみ子さんの場合はどうだろうか。
船が進むほど海の広さを知るばかりで
目の前の岸に辿り着くことしか考えられなくなる
という台詞にとても共感してしまう。
目の前のことをこなすことも勿論大事なのだけれど、
将来を考え始めた時どうしてもそれだけでは焦ってしまう。
教授の卒業式での言葉もとても印象的だ。
大学生活 -
購入済み
PFFの結果次第でこの先の進路決めなくちゃいけないの?と疑問に思ってるうみ子さんのシーンが印象的でした
海くんすごいなあ 最後の人は海くんのお母さんだっけ?