海が走るエンドロール 2

海が走るエンドロール 2

660円 (税込)

3pt

65歳を過ぎ夫と死別したうみ子は、数十年ぶりに映画館を訪れる。そこで海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと気付かされる。美大に通い映画づくりを学ぶという選択をしたうみ子。その中で、うみ子は海を映画に撮ることを決める。そんな彼女に対し、海から突然の告白が……!?

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海が走るエンドロール のシリーズ作品

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  • 海が走るエンドロール 1
    期間限定無料版あり
    660円 (税込)
    330円 (税込) 4月29日まで
    65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
  • 海が走るエンドロール 2
    660円 (税込)
    65歳を過ぎ夫と死別したうみ子は、数十年ぶりに映画館を訪れる。そこで海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと気付かされる。美大に通い映画づくりを学ぶという選択をしたうみ子。その中で、うみ子は海を映画に撮ることを決める。そんな彼女に対し、海から突然の告白が……!?
  • 海が走るエンドロール 3
    660円 (税込)
    インフルエンサーのsoraが、うみ子と同じ大学に入学。映画監督を目指すsoraの「泥啜っても血反吐吐いても監督になりたいんやろ?」との一言に心をかき乱されるうみ子と海。「監督になる」ということに本気で向き合うことになったうみ子たち。荒れる“ふたりの海”に凪は訪れるの……!?
  • 海が走るエンドロール 4
    660円 (税込)
    映画館で海という青年と出会い、自分が映画を撮りたい側の人間だと気付かされた65歳のうみ子は、映画を撮るために美大に入学する。映画祭に作品を提出することを決めた、うみ子と海。仕事と学業に加え、創作活動という目まぐるしい日々が始まるが……!?
  • 海が走るエンドロール 5
    660円 (税込)
    日頃の疲れがたたり、映画祭の会場で倒れてしまったうみ子。命に別状はなかったものの、映画制作と少し距離を取るようになる。そんな彼女に対し、海はエールを送るが……!? シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス
  • 海が走るエンドロール 6
    704円 (税込)
    映画のコンペティションに作品を提出し終えたうみ子。次回作に取り掛かる中で、自分の将来について向き合うことになるが…!? シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス!!

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海が走るエンドロール 2 のユーザーレビュー

夫と死別したうみ子。
ぽっかり空いた心を持て余す日々を過ごしていましたが、ある日訪れた映画館で映像専攻の美大生・海(カイ)と運命的な出会いをします。
海から「映画を作りたい側の人間ではないのか」と言われ、ハっとするうみ子。
更に、興味本位で訪れた美大のオープンキャンパスで海の映像作品を見たことで、制作意欲が沸き上がります。
戸惑いながらも新しい一歩を踏み出したうみ子の先に待ち受けているものとは…。

誰しも新しい環境に踏み出すには勇気がいります。
若気の至りで踏み出せることもあるかもしれませんが、年齢を重ねれば重ねるほど多角的に物事を考えリスクを回避したくなり、踏み出すことを躊躇してしまう人も多くなるのではないでしょうか。
それなのに65歳を過ぎ美大生になったうみ子の行動力は、読む人に勇気を与えてくれます。

作中のセリフで
「作る人と作らない人の境界線てなんだろう
船を出すかどうか…だと思う
その船が最初からクルーザーの人もイカダの人もいて
誰でも船は出せる」
というのがあります。

作中、タイミングが訪れた表現として、うみ子の足元に波が押し寄せる描写があるのですが、“船を出す”というセリフに結び付く重要なキーとなっています。
瞬間的意欲というのは誰しも感じることがありますが、そこから先に進むかどうかはとても難しい。
セリフの通り船を出せる状況でも、天候が悪いから、海図が読めないから、船の性能に不安があるから…など、色々な理由をつくりがち。
それでも漕ぎ出しさえすれば海に出ることができるのだと、うみ子さんが体現してくれています。
どのタイミングで波が現れるのか、是非注目してください。

また、晴れて大学生となったうみ子ですが、若者からの悪意ない高齢者扱いに気が引けてしまい自信を持つことができません。
うみ子は、映画を撮ろうとする姿勢を学生から「老後の趣味の自由時間」と言われてしまい、モヤりつつもついつい自分のことを茶化してしまいます。
ですがその後、海との会話で何気ない一言が取り返せない後悔になることを思い出すのです。
真剣に取り組むのが何故か気恥ずかしくなり、自分を茶化してしまうことは年齢を問わずあるのではないでしょうか。
そういった少しずつ摩耗していく日常にうみ子はどう立ち向かっていくのか、うみ子がどういった映画を撮るのか…続きが楽しみです!

うみ子を見ていると、自分もまだ何かできるような気になります。
新しい環境に踏み出す勇気をくれる作品です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年04月11日

    2巻になって、より、主人公の貪欲さと、自分に対するもや、周りに対するモヤがでてきて、
    65歳だからではなく、人間だから持つ感情が出てきた感じがして、自分ごととして入ってきた。すき。

    1
    購入済み

    2巻も引き続きおもしろい

    m
    2022年02月17日

    なんて言ったら正しいのか分からないけど
    日常的なのに劇的な台詞回しが本当にツボにハマってこの作品はいつも波に飲まれるように読み続けてしまいます。
    とくに、主人公うみ子さんの感情は、世代は違えどかなり理解、共感しやすいです。その反面、海くんの感情は読みにくいけど多分素直だから想像もできる。
    好きなこと...続きを読む

    1
    購入済み

    匿名 2023年04月30日

    2巻もおもしろかったです
    恋愛関係でちょっとしたトラブルが起きた今巻ですが、つぎの3巻からはさらに人間関係で荒れそうな予感がします
    新キャラのインフルエンサー君は今のところ失礼すぎて苦手です

    #エモい

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月11日

    「自分が理解できないものを否定するのって逃げだと思うんです。恐怖からの防衛反応かもしれないですけど。」
    自分の事を言われているようでドキッとしました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月28日

    映画好きで扱っている題材に興味があるのはもちろんだけど、何より心に刺さるワードが多くてたまりません。いい年なので、若者にうみ子さんみたいなこと言って元気づけてあげたい!うみ子さんのような場所にいないけど、、。理解できないものを否定するのほ死ぬほどダサい、胸に刻みます。てか、65歳でおばあさんって呼ば...続きを読む

    0
    購入済み

    2巻もしっかり一気読み

    2023年02月13日

    1歩を踏み出したとて当然のように待ち構える波に少しずつ対処、順応していくうみ子さんが印象的でした。また、自分の世界にいなかった、新しい種類の人間に対しての反応は人それぞれ様々なものがあるよなということを再認識する描写が多数あり、学びにもなりました。

    #アツい #カッコいい #タメになる

    0
    購入済み

    未知の感覚

    2022年08月13日

    うみ子が授業で作成した作品はなんとも言えない評価を受ける。思い当たる指摘もあり、学びのために知らないことに挑戦する。それでもやはり自分の理解の及ばないことには恐怖を感じたり、海がどんどん遠い存在のように感じられてモヤモヤしたり、共感できる。
    最後は嵐の予感で3巻も楽しみです。

    0
    購入済み

    面白い

    2022年07月25日

    まだまだ悩める還暦のうみこさん。
    人間いくつになっても悩むし、課題はあるものだなあと思わせられます。良い映画を撮ってほしい。

    0
    購入済み

    2022年05月22日

    週刊誌での書評を読んで購入。2巻に入って登場人物それぞれの奥行きが見えてきて、ますます面白くなってきました。続きが待ち遠しいです。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月24日

    人生なんてHANABIみたいなもんだ。
    どんなに儚くても、終わりが来るとしても、
    美しく夜空を彩る、轟音と白煙を引き連れて。
    精一杯楽しもう。
    ブルーな気持ちなんて、
    マシンガンで撃ち抜こう。
    ファッキンジャップくらいわかれよバカやろー。

    0

海が走るエンドロール 2 の詳細情報

閲覧環境

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