海が走るエンドロール 8
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海が走るエンドロール 8

770円 (税込)

3pt

65歳で映画をとりはじめたうみ子の毎日は刺激にあふれていた。無事カナダの映画祭から帰国したうみ子と海。海とのわだかまりも解け、あとは進むだけの彼女を襲うのは……!? 累計100万部超え! 宝島社「このマンガがすごい!2022」オンナ編1位ランクインの話題作!

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海が走るエンドロール のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 海が走るエンドロール 1
    660円 (税込)
    65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
  • 海が走るエンドロール 2
    660円 (税込)
    65歳を過ぎ夫と死別したうみ子は、数十年ぶりに映画館を訪れる。そこで海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと気付かされる。美大に通い映画づくりを学ぶという選択をしたうみ子。その中で、うみ子は海を映画に撮ることを決める。そんな彼女に対し、海から突然の告白が……!?
  • 海が走るエンドロール 3
    660円 (税込)
    インフルエンサーのsoraが、うみ子と同じ大学に入学。映画監督を目指すsoraの「泥啜っても血反吐吐いても監督になりたいんやろ?」との一言に心をかき乱されるうみ子と海。「監督になる」ということに本気で向き合うことになったうみ子たち。荒れる“ふたりの海”に凪は訪れるの……!?
  • 海が走るエンドロール 4
    660円 (税込)
    映画館で海という青年と出会い、自分が映画を撮りたい側の人間だと気付かされた65歳のうみ子は、映画を撮るために美大に入学する。映画祭に作品を提出することを決めた、うみ子と海。仕事と学業に加え、創作活動という目まぐるしい日々が始まるが……!?
  • 海が走るエンドロール 5
    660円 (税込)
    日頃の疲れがたたり、映画祭の会場で倒れてしまったうみ子。命に別状はなかったものの、映画制作と少し距離を取るようになる。そんな彼女に対し、海はエールを送るが……!? シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス
  • 海が走るエンドロール 6
    704円 (税込)
    映画のコンペティションに作品を提出し終えたうみ子。次回作に取り掛かる中で、自分の将来について向き合うことになるが…!? シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス!!
  • 海が走るエンドロール 7
    704円 (税込)
    海の映画が映画祭のグランプリに選ばれ、その結果にショックを受けるうみ子。さらに海の映画がカナダで上映されることになり、うみ子もカナダへ誘われたが……!? 「このマンガがすごい!2023」オンナ編6位、「マンガ大賞2022」9位、手塚治虫文化賞マンガ大賞ノミネート、NHKほかTVなどでも紹介された超話題作の最新刊。
  • 海が走るエンドロール 8
    770円 (税込)
    65歳で映画をとりはじめたうみ子の毎日は刺激にあふれていた。無事カナダの映画祭から帰国したうみ子と海。海とのわだかまりも解け、あとは進むだけの彼女を襲うのは……!? 累計100万部超え! 宝島社「このマンガがすごい!2022」オンナ編1位ランクインの話題作!

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海が走るエンドロール 8 のユーザーレビュー

夫と死別したうみ子。
ぽっかり空いた心を持て余す日々を過ごしていましたが、ある日訪れた映画館で映像専攻の美大生・海(カイ)と運命的な出会いをします。
海から「映画を作りたい側の人間ではないのか」と言われ、ハっとするうみ子。
更に、興味本位で訪れた美大のオープンキャンパスで海の映像作品を見たことで、制作意欲が沸き上がります。
戸惑いながらも新しい一歩を踏み出したうみ子の先に待ち受けているものとは…。

誰しも新しい環境に踏み出すには勇気がいります。
若気の至りで踏み出せることもあるかもしれませんが、年齢を重ねれば重ねるほど多角的に物事を考えリスクを回避したくなり、踏み出すことを躊躇してしまう人も多くなるのではないでしょうか。
それなのに65歳を過ぎ美大生になったうみ子の行動力は、読む人に勇気を与えてくれます。

作中のセリフで
「作る人と作らない人の境界線てなんだろう
船を出すかどうか…だと思う
その船が最初からクルーザーの人もイカダの人もいて
誰でも船は出せる」
というのがあります。

作中、タイミングが訪れた表現として、うみ子の足元に波が押し寄せる描写があるのですが、“船を出す”というセリフに結び付く重要なキーとなっています。
瞬間的意欲というのは誰しも感じることがありますが、そこから先に進むかどうかはとても難しい。
セリフの通り船を出せる状況でも、天候が悪いから、海図が読めないから、船の性能に不安があるから…など、色々な理由をつくりがち。
それでも漕ぎ出しさえすれば海に出ることができるのだと、うみ子さんが体現してくれています。
どのタイミングで波が現れるのか、是非注目してください。

また、晴れて大学生となったうみ子ですが、若者からの悪意ない高齢者扱いに気が引けてしまい自信を持つことができません。
うみ子は、映画を撮ろうとする姿勢を学生から「老後の趣味の自由時間」と言われてしまい、モヤりつつもついつい自分のことを茶化してしまいます。
ですがその後、海との会話で何気ない一言が取り返せない後悔になることを思い出すのです。
真剣に取り組むのが何故か気恥ずかしくなり、自分を茶化してしまうことは年齢を問わずあるのではないでしょうか。
そういった少しずつ摩耗していく日常にうみ子はどう立ち向かっていくのか、うみ子がどういった映画を撮るのか…続きが楽しみです!

うみ子を見ていると、自分もまだ何かできるような気になります。
新しい環境に踏み出す勇気をくれる作品です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一部屋くらい散らかってる部屋があったっていい。整理できないこととか答えが出ないことを抱えたまま歩くのは大事なこと。

    0
    2025年09月01日

    購入済み

    良かったです

    友保くんとのシーンがいいなぁと思いました。
    芸大って価値観が近い人とも巡り会えるけど、力の差もハッキリ分かる環境。
    卒業してそれぞれの道をゆくんだろうけど、一緒に過ごした濃い時間は宝物でしょうね。

    0
    2025年08月30日

    tk

    購入済み

    次で完結なのが寂しいですね
    最初の頃はうみ子さんがすごい映画監督になる話なのかと思っていましたが、違いましたね
    次回でそうなる可能性もありますが

    番外編が好きでした
    こういう回をずっと読んでいたい

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    次回最終巻。
    人間が年を取っていくことに対しての希望だったので終わってしまうのは残念。
    安直に希望を見せないところも好きなんだけど果たしてどうなるのか。

    作中にでてくるハラスメントおじさん、あれでコミュニケーションとってると思ってるのが怖いな。ジェネレーションギャップなのか。

    0
    2025年08月11日

    購入済み

    美大出身です。作品という目に見えるもので彼我の差を実感させられる環境は厳しい面がありました。作中の皆もそれぞれ苦しさを抱えて、でもそれを素直に言葉にすることもできているのが素敵だなと思います。そうできなかった自分を悔やむ気持ちがありますが、うみ子さんの年齢に近くなった今からでもまた何か始められる、そ

    0
    2025年07月16日

    購入済み

    卒業が近い

    それぞれの人物の振る舞いが卒業を意識したものになってきています。次巻で最終回。寂しいですが、密に描いてくれて感謝。

    #エモい #ドキドキハラハラ

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    2025/7/19
    監督として気遣うところと
    気にせずに流すところとみたいな
    自分の考えを行動に移せるのはすごいこと

    0
    2025年07月19日

    購入済み

    現場と

    一人でどうにかなる規模の制作と、それではできないような
    現場での摩擦と。難しいところではある。
    この巻、どれが誰の台詞かわかりにくいコマがちらほらあって
    個人的にはよくわからなくなってしまった。

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    海くんとうみ子さんの素敵な関係性が良い。
    もし、うみ子さんがあの日映画館に行かなかったら、彼らの人生は全然違うものになっていたはず。
    心から信頼できる、『前に進むための追い風』を起こしてくれる仲間。いいなぁと思う。
    次巻で最終巻ということで、ちょっと寂しい。
    うみ子さんは、どういう映画を撮るのだろう

    0
    2025年07月19日

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