海が走るエンドロール 6

海が走るエンドロール 6

704円 (税込)

3pt

映画のコンペティションに作品を提出し終えたうみ子。次回作に取り掛かる中で、自分の将来について向き合うことになるが…!? シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス!!

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海が走るエンドロール のシリーズ作品

1~8巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~8件目 / 8件
  • 海が走るエンドロール 1
    660円 (税込)
    65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
  • 海が走るエンドロール 2
    660円 (税込)
    65歳を過ぎ夫と死別したうみ子は、数十年ぶりに映画館を訪れる。そこで海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと気付かされる。美大に通い映画づくりを学ぶという選択をしたうみ子。その中で、うみ子は海を映画に撮ることを決める。そんな彼女に対し、海から突然の告白が……!?
  • 海が走るエンドロール 3
    660円 (税込)
    インフルエンサーのsoraが、うみ子と同じ大学に入学。映画監督を目指すsoraの「泥啜っても血反吐吐いても監督になりたいんやろ?」との一言に心をかき乱されるうみ子と海。「監督になる」ということに本気で向き合うことになったうみ子たち。荒れる“ふたりの海”に凪は訪れるの……!?
  • 海が走るエンドロール 4
    660円 (税込)
    映画館で海という青年と出会い、自分が映画を撮りたい側の人間だと気付かされた65歳のうみ子は、映画を撮るために美大に入学する。映画祭に作品を提出することを決めた、うみ子と海。仕事と学業に加え、創作活動という目まぐるしい日々が始まるが……!?
  • 海が走るエンドロール 5
    660円 (税込)
    日頃の疲れがたたり、映画祭の会場で倒れてしまったうみ子。命に別状はなかったものの、映画制作と少し距離を取るようになる。そんな彼女に対し、海はエールを送るが……!? シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス
  • 海が走るエンドロール 6
    704円 (税込)
    映画のコンペティションに作品を提出し終えたうみ子。次回作に取り掛かる中で、自分の将来について向き合うことになるが…!? シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス!!
  • 海が走るエンドロール 7
    704円 (税込)
    海の映画が映画祭のグランプリに選ばれ、その結果にショックを受けるうみ子。さらに海の映画がカナダで上映されることになり、うみ子もカナダへ誘われたが……!? 「このマンガがすごい!2023」オンナ編6位、「マンガ大賞2022」9位、手塚治虫文化賞マンガ大賞ノミネート、NHKほかTVなどでも紹介された超話題作の最新刊。
  • 海が走るエンドロール 8
    770円 (税込)
    65歳で映画をとりはじめたうみ子の毎日は刺激にあふれていた。無事カナダの映画祭から帰国したうみ子と海。海とのわだかまりも解け、あとは進むだけの彼女を襲うのは……!? 累計100万部超え! 宝島社「このマンガがすごい!2022」オンナ編1位ランクインの話題作!

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海が走るエンドロール 6 のユーザーレビュー

夫と死別したうみ子。
ぽっかり空いた心を持て余す日々を過ごしていましたが、ある日訪れた映画館で映像専攻の美大生・海(カイ)と運命的な出会いをします。
海から「映画を作りたい側の人間ではないのか」と言われ、ハっとするうみ子。
更に、興味本位で訪れた美大のオープンキャンパスで海の映像作品を見たことで、制作意欲が沸き上がります。
戸惑いながらも新しい一歩を踏み出したうみ子の先に待ち受けているものとは…。

誰しも新しい環境に踏み出すには勇気がいります。
若気の至りで踏み出せることもあるかもしれませんが、年齢を重ねれば重ねるほど多角的に物事を考えリスクを回避したくなり、踏み出すことを躊躇してしまう人も多くなるのではないでしょうか。
それなのに65歳を過ぎ美大生になったうみ子の行動力は、読む人に勇気を与えてくれます。

作中のセリフで
「作る人と作らない人の境界線てなんだろう
船を出すかどうか…だと思う
その船が最初からクルーザーの人もイカダの人もいて
誰でも船は出せる」
というのがあります。

作中、タイミングが訪れた表現として、うみ子の足元に波が押し寄せる描写があるのですが、“船を出す”というセリフに結び付く重要なキーとなっています。
瞬間的意欲というのは誰しも感じることがありますが、そこから先に進むかどうかはとても難しい。
セリフの通り船を出せる状況でも、天候が悪いから、海図が読めないから、船の性能に不安があるから…など、色々な理由をつくりがち。
それでも漕ぎ出しさえすれば海に出ることができるのだと、うみ子さんが体現してくれています。
どのタイミングで波が現れるのか、是非注目してください。

また、晴れて大学生となったうみ子ですが、若者からの悪意ない高齢者扱いに気が引けてしまい自信を持つことができません。
うみ子は、映画を撮ろうとする姿勢を学生から「老後の趣味の自由時間」と言われてしまい、モヤりつつもついつい自分のことを茶化してしまいます。
ですがその後、海との会話で何気ない一言が取り返せない後悔になることを思い出すのです。
真剣に取り組むのが何故か気恥ずかしくなり、自分を茶化してしまうことは年齢を問わずあるのではないでしょうか。
そういった少しずつ摩耗していく日常にうみ子はどう立ち向かっていくのか、うみ子がどういった映画を撮るのか…続きが楽しみです!

うみ子を見ていると、自分もまだ何かできるような気になります。
新しい環境に踏み出す勇気をくれる作品です。

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感情タグBEST3

    購入済み

    春が来て、進路に悩む同級生を見ながら自分の進路を考えるうみ子が印象的でした。
    映画祭で残念ながらうみ子は入選できず、海の作品が受賞します。うみ子はこの悔しさを糧に新たな作品を撮り続けるのかと思うとゾクゾクします。

    #エモい #カッコいい

    0
    2024年09月01日

    購入済み

    ものづくりの才能とは

    趣味の範囲でなら必要ない。他人と競うから必要になる。そして有るか無いかは他人に判断される。
    ものづくりの才能と努力と理不尽さについてちょっと考えさせられた。

    #深い

    0
    2024年06月27日

    匿名

    購入済み

    この人は本当に漫画と表情が上手い。うみこの気持ちがすごくひしひしと伝わって来た…
    6巻も良かった。

    #エモい #深い #共感する

    0
    2024年06月04日

    tk

    購入済み

    PFFの結果次第でこの先の進路決めなくちゃいけないの?と疑問に思ってるうみ子さんのシーンが印象的でした
    海くんすごいなあ 最後の人は海くんのお母さんだっけ?

    0
    2024年04月29日

    購入済み

    ジャンルは異なるものの、モノ作りに携わる者のひとりとして、言葉が胸に刺さります。
    もう3年目。ストーリー展開が個人的には〇。

    #アツい #カッコいい #共感する

    0
    2024年04月02日

    Posted by ブクログ

    心に残ったセリフメモ✐☡

    「オタクってほめ言葉よね 1つのことに没頭できる
    知的好奇心でしょ」

    「大丈夫 私はやりきった
    そして 結果は私のすべてじゃない」

    0
    2024年03月25日

    購入済み

    前巻に続き現実の厳しさ、ままならなさが沁みる展開ですが、うみ子さんもそれに比して勁くなっていくようで励まされる思いです。続きが本当に楽しみ。巻末の著者近況にはしんみり…さみしいけどきっと幸せでしたね。

    0
    2024年03月19日

    Posted by ブクログ

    2025/7/19

    『自分の声を聞き 自分の一部を見つける
    私はそれを 創造する者にだけ与えられた
    特別な力だと 思っています
    「映画を撮りたい」創作したいという欲求
    それは社会のシステムには属せず「私」が「私」で
    あることの代えがたい証明になります』

    2024/10/13
    評価が下されるの怖

    0
    2024年10月14日

    購入済み

    うみ子さんはちょっと違うかもしれないが、本気で「私が賞なんか」と思っていても、
    やはり結果にはかき乱されるのはわかる。創造者ではないけれども。

    0
    2024年03月23日

    mtk

    購入済み

    いやぁすごい

    いくつかの自分の役割を終えて、ひと段落してなお、やりたいことを見つけるうみこさんがそもそもスゴいんですが、今回はなおさら感動。
    あの年齢で自分の価値や将来に焦るって、才能ある若者と比較して焦るって、ちゃんとその土台に乗ってないとできないし、なかなか出来ないことだと思う。
    「現実的」に考えたら、賞なん

    #感動する #エモい #深い

    0
    2024年03月16日

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