道草家守のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
珠は「普通の幸せ」とは何かずっと疑問に思っている。
今回登場した冴子。この物語の時代で言うと一般的な令嬢。だから言われるがまま、自分の意思は通せない、それが当たり前の考え方。
現代に置き換えるとそちらの方が異質な感覚も覚えてしまう。「自分の幸せ」なんて理解している人が果たしているのだろうか。
美味しいものを食べる。好きな本を読む。そしてこの物語のように好きな人と結ばれる。
今回は恋愛要素が強めに描かれているように思う。これからもっと発展していくのだとは思うが。
こんなに異種間の恋愛をすんなり受け入れ、障害をあまり感じさせないのも珍しい。なんと子供も産めそうらしいし。これは珠さん、結ばれるしかな -
ネタバレ 購入済み
残念な変人
翌日ローザがアルヴィンの店に行ってみると、そこは彼女にとっては場違いに思える上流階級向けの店でした。アルヴィンは妖精学者で、彼女が妖精ブラウニーではないかと思って雇ったとのことですが、当然彼女はブラウニーではありません。どこまでがアルヴィンの本心かはわかりませんが、この人は残念な変人のようです。そこにコリンという少年がやって来ました。新たな展開が始まるのでしょうか?
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ネタバレ 購入済み
アルヴィン
ローザの売る花を拾った男性は彼女を欲しいと言いました。彼女はてっきり体を求められたのかと誤解したようですが、この男性は彼女を自分の骨董店で雇いたいと言いました。この男性はアルヴィンと名乗り、明日から骨董店に来て欲しいと言って去って行きました。それにしても彼女の正式な名前はロザリンドというのですね。
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ネタバレ 購入済み
ローザ
この物語の主人公は花売りの少女ローザです。最近母親を亡くしましたが、聡明で教養のあった母親譲りの言葉遣いが気取っているという印象を与えるのか、花売りの仕事がうまくいきません。夜になっても花は売れず、雨も降ってきました。人にぶつかって売り物の花も散らばってしまい絶望的な気分になったとき、その花を拾い上げる男性がいました。この男性との出会いがいいものであって欲しいですね。
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無料版購入済み
単話
よく見れば、アンソロジーのなかの1話完結の作品を単話としてバラ売りしてるのか。それなら、色々端折ってサクサク進むのも納得。
頭の切り替えが思い切りが良くて好感のもてる主人公ですね。