大和田俊之のレビュー一覧

  • アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで
    ブルース、ジャズ、ロックンロール、ロック、ソウル・ファンク、ディスコ、ヒップホップ、そしてラテン音楽まで、アメリカで生まれたポピュラーミュージックの歴史を1冊で学べる通史。

    私は著者の『文化系のためのヒップホップ入門』シリーズを愛読していたが、本来アメリカ文学・アメリカ音楽などの研究者である著者の...続きを読む
  • クリティカル・ワード ポピュラー音楽
     キーワード集という体裁をとっているところが軽やかで良い。各論の内容は専門家には物足りないかもしれないが、あまり充実させすぎると百科事典みたいな本になってしまう。ソフトカバーで厚さ一・五センチ程度というこの親しみやすさが良い。
     というのも、“はじめに”の中に「体系化したテキストをつくるには障壁にな...続きを読む
  • 文化系のためのヒップホップ入門2
    ジャズについての記述も多くよりアカデミックな印象だが、あけすけなボノ(U2)批判など笑い所もあり楽しめた。
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    「文化系のための」とわざわざ銘打って間口を狭め多少偏った印象であるが読み物としておもしろいので一気に読み切ってしまった。ドロップアウトを美徳と讃えるロックに対してラップという声を挙げて資本主義に参入しビッグマネーを夢見る"イン"のヒップホップは成功に矛盾が無い。ヤンキーのファンシー好き、ギャングのメ...続きを読む
  • ラップは何を映しているのか ――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで
    磯部さんの、コリアン・インヴェイジョンは続いているが日本は(KOHHの)後続が続くのか?という問いかけはSKY-HIさんがラジオで仰っていたKPOPアイドルにおいては本質について語る人達が継続的に現れているけれど日本ではなぜそうならないのかって疑問と共通する部分があるように思った!
    『BTSを読む』...続きを読む
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    ヒップホップの歴史はジャズの歴史に似てる。90年代の黄金時代がリアルタイムだったのに…。サイプレス・ヒルがヒットしたり、2PACの映画「グリッドロック」はリアルタイムで観たり。こうして俯瞰してみると面白い。続巻も買う。
  • 文化系のためのヒップホップ入門2
    スマホ片手にyoutubeで音源チェックしながら一気読み。歴史的な背景と現場感と自分の言葉で語ることが全て揃っているという稀有なレベルの良書。
    しばらく聴いてなかったヒップホップやR&Bをまた聞けるようになったのは2ne1がきっかけだったな、とこの本読んで気づけた。
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    まさしく文化系のためのヒップホップ入門でしたわ!聴くよりも読むところから入る私みたいなんには最適。
    ワンピースはジェイZ的存在。
    個、作品、ではなく、あくまで、場。
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    勉強になった。ヒップホップが分からなかったので90年代は最新の音楽から離れてしまった。当時は絶対理解出来なかったろうし仕方ない
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    いや〜面白い。菊地成孔氏のアフロ論などの音楽論にも繋がる話がありつつ、しかしかなり分かりやすい本になってる。オールドスクールからニュースクールを経て、どのように今のようなラップの姿になったのか…、自分にとってはスッポリ空いた空白の部分を埋めてくれた、意外にもかなり衝撃的著作!
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    ヒップホップカルチャーを学ぶことができる良作 。
    ヒップホップの楽しみ方がわかります。興味がない人も面白いんじゃないでしょうか。んー気になるアーティストが多数紹介されていたので、今度音源をチャックしたいです。そんな感じで、この本には新たな発掘がありますよ!!おすすめです。
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    ヒップホップは、生活であり、ゲームであり、外傷的であり、場であり、音楽でない。未だヒップホップが日本の音楽業界な主流になり得ない理由がよく分かるよ。
  • コロナ禍日記
    半分くらい読んだか。ちょっと読んで読めそうなのだけ読む。しんどいのはパスする。これがちゃんと読めるようになるにはやはり10年くらいはかかるのだろう。最近ようやく東日本大震災のものが読めるようになったのだから。
  • コロナ禍日記
    ただただ日々の集積のみがここにある。
    自分の中で空白の期間になっていたものが、他人の日記を通して少しずつ埋められていく。
    この暮らしを無かったことにしてはならないと感じた。それぞれがそれぞれのやり方で戦い抜いた日々を忘れてはいけないと思った。
  • ラップは何を映しているのか ――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで
    アメリカのヒップホップと、その影響下にある日本のラップを系統立てて理解できた。対談形式なので読みやすい。
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    ループが肝。気持ちいところをループさせることによって、踊れるし、いつも楽しくいれるという強欲な音楽。
    →ブレイクビーツ。

    ラップはあくまでコンペティションのゲームである。

    白人と黒人の関係。白人に愛されているヒップホップとは?

    ヒスパニックの台頭。

    ヒップホップとお笑いの世界の類似性。アナロ...続きを読む
  • 文化系のためのヒップホップ入門
    ベストセラーだし、中古価格の安定からさっさと読んでメルカリだなという安易な考えで読み出したものの。入門と言われても知らない事の多さ、そしてその面白さ。大学での講義がもとになってるのだからそりゃそうなんだけど。ヒップホップに対する考え方を補強してもらい、自分なりに補正できたという読者でした。今までのブ...続きを読む
  • コロナ禍日記
    コロナ禍をどうやって過ごしたのか。日記にすることで、日常の変化やそれに対する筆者や世間の反応の変遷が見えて面白かった。国や仕事によっての違いも興味深くて、その辺もっと幅広く知りたいと思った。

    苦しかった頃のことをいろいろと思い出して憂鬱な気持ちにもなったけれど、記録として大事な一冊になるでしょう。
  • 文化系のためのヒップホップ入門3
    シリーズ3冊読み終わった。しばらく現代の音楽シーンを見ていなかったけど、ヒップホップ中心とした見通しができた。
  • 文化系のためのヒップホップ入門

    ヒップホップの起源が知れる

    会話形式で記入されているので、サラサラ読みやすいです。

    ヒップホップ起源から記載されているので、読みやすいです。

    また、
    グラフィティ、DJ、ラッパー、ダンスが、
    どのように広まっていったのかが分かり、
    入門編にぴったりだと思いました。