大和田俊之のレビュー一覧
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購入済み
ヒップホップの起源が知れる
会話形式で記入されているので、サラサラ読みやすいです。
ヒップホップ起源から記載されているので、読みやすいです。
また、
グラフィティ、DJ、ラッパー、ダンスが、
どのように広まっていったのかが分かり、
入門編にぴったりだと思いました。 -
Posted by ブクログ
慶應大学での講義から、その年を象徴するヒップホップ語り合うシリーズの第三弾で、2015年から2018年までを紹介
この頃あたりから音楽はストリーミングで聴くのが主流になり、そこにいちばんフィットしたヒップホップはものすごいスピードで動いてるのがわかる
いまのヒップホップは、“ジャズのビバップからモードへの移行期間に似ている“って考えに納得
やっぱりギャングスタとか80年代のヒップホップが好きだけどね
アフリカ系アメリカ研究・慶應大学法学部准教授有光道生氏を迎えた鼎談「ブラックネスのゆくえ」がすごくおもしろかった
トランプ政権下の人種問題は世界でも同じ -
Posted by ブクログ
本シリーズも3作目であり、今作ではオバマ政権末期~トランプ政権成立の2015-2018年を対象として、ヒップホップシーンの動向とそれが意味する含意を明らかにしていく。
印象的なのは、明らかに音楽を届けるメディアとして、Spotifyに代表されるストリーミングサービスが主流となることで、
・Spotifyでは、楽曲再生のカウントの条件を「1分以上の再生」としているため、イントロを短くするなど楽曲の構造に変化がみられる
・アルバムを制作するにあたりCDのような物理メディア特有の録音時間の制限がなく、かつストリーミングではずっと流しっぱなしにされるのが理想であるため、アルバムの楽曲数が増加した
と -
Posted by ブクログ
現在、最も世界でマネーを生み出している音楽ジャンルであるヒップホップについて、”クラブに行ったことがない”、”ラジカセを街中でかついで「Hey Man」と言ったことがない(LL Cool Jを参照のこと)”といった文化系の読者に対して、わかりやすく解説してくれるベストセラーの第二弾。
第二弾となる本書では主に2012-2014年度の各年度のヒップホップシーンについて、多数のディスクガイドと共に、”何が新しいのか?”、”近年その関係性がさらに強まった感のあるヒップホップとジャズの距離感は?”といった観点から、行われる解説は非常に面白い。
個人的にはこれでDrakeの一連の作品の素晴らしさに気 -
Posted by ブクログ
ロックは(ドロップアウト)で資本主義からの脱却を特徴としている、
だからロックで売れてお金持ちになるのは資本主義の中で成功しちゃってるから矛盾する。
ヒップホップはその逆って表現が面白かった!
あとヒップホップの苦手としている弱い僕を表現することをカニエ・ウエストが(808 heartbreak)でやった点も、
そういえばリアルタイムで聴いてたなって思ってヒップホップの変革に高校時代に立ち会えていたと思って嬉しくなった!
ギャングスタだけがヒップホップじゃない!
日本人がヒップホップに対して抱いているイメージを変えてくれそうな一冊でした! -
Posted by ブクログ
ネタバレヒップホップの誕生から現在に至るまでの話が延々と書いてあって、正直興味ないとか、聞いたことのない人には実感が伴わない内容であるかと思いきや最後の方にある「ヒップホップの楽しみ方」の部分が面白かった。
「ヒップホップの楽しみ方」では本の序盤~中盤にある概要を元にヒップホップと他の文化の類似性について記載してある。
プロレスとの類似性という話がしっくり来て、要するに作る側の人間は問題を起こしたりビーフによって悪目立ちすることで話題を生み、聞く側の人間はそれを含めて楽しむ。
少なくとも文化系にとっての楽しみ方としては、自分との類似性、親近感を持つことではなくテレビの向こう側にあるエンターテイメン -
Posted by ブクログ
中学生の頃に背伸びして聴き始めたヒップホップ。トラックやライムが心地良いと思えるようになるもイマイチはまり切れていなかった。
そんな中、最近本書を目にしたので「これはっ!」と思い購入した次第である。
この本はヒップホップの誕生から現代までの歴史を著者の2人が対談形式でお届けするという形式で、著者の一人である大和田俊之さんは慶應大学で教壇にたち、私も授業を取ったことのある先生だ。
本書に登場する大和田先生のゼミ生(生粋の帰国子女)によれば、ヒップホップとはコンペティションなのだという。レペゼン◯◯(◯◯出身)と言うように、地元主義が強く派閥間での対立も多く、よく歌詞の中で他人へのDIS(攻撃 -