土井英司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジネス書の書評メルマガの著者が、数々のビジネス書から学んだ「時代の潮目を読む」技術を紹介した本。
著者の土井さんのメルマガは、いち早くオススメのビジネス書を紹介してくれて重宝しています。しっかり書評が書かれてる入るもので、うー、読みたい!とその場でポチってしまった本数知れず、私の本エンゲル係数をうなぎのぼりにさせているお方です。
で本を出版されたとの事で読んでみたのですがこの本すごく良かった。
いわゆる書評本、本の紹介ではなくビジネス書のトレンド変遷を通じて時代の潮目を読み解く、という本でした。
土井さんいわくビジネス書はいわば食品、旬があって鮮度が命。陳腐化するからこそ時代を映し出し -
Posted by ブクログ
ビジネス書を多読し、自身も多数のベストセラービジネス書を著している著者による、ビジネス書の読み方選び方講義。
当方は社会人2年目くらいの頃より、年間30冊程度のビジネス書を読むライトなビジネス書ユーザー。
主に今まさに自分が抱えている課題の、直接の答えになりそうな本ばかり選んで読んできている。
そんな自分にとっては、いまどんなビジネス書が流行っているかを見極め、時代の潮目を読む、という著者のビジネス書の読み方は目から鱗。
そして次の時代は、現在の流行から逆方向に大きく振れることが多いという理屈でもって、少し時代の先を読むというのである。
もちろん100%あたる絶対普遍の真理ではないのだろ -
Posted by ブクログ
有名書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」の土井英司さんの著書。
土井さんの著書は、これまですべて読んできていますが、個人的にはこういう本を待ってましたという感想です。
キャリア論もおもしろいとは思いつつも、土井さんのビジネス書に対する考え方、本の選び方、読み方、活用の仕方、そういうことこそ、私たちは参考にすべきことだと感じます。
著書内には多くの文献が紹介されています。単なるブックガイドではないとおっしゃっていますが、大変参考になります。
時代を映すビジネス書ですので、すべてそのまま参考にしようと思うのは、土井さんの意図とは違いますので、今の自分にふさわしい本を手に取ることができれば、有 -
Posted by ブクログ
なんでか積読に入っていた本。
入門というだけあって、初心者向け。
やけに分厚いが、改行や大きいフォントによるページ数稼ぎが多いので、実質的にはそこまでの分量ではない。
・投資先として、3つの条件を備えた会社は強い(114頁)
収益構造がシンプルで、ライバルも少なく、事業環境も大きく変化しない
・会社四季報を読む(140頁)
・PER、ROE、PBRに着目する(146頁)
PBRが低い銘柄は値上がりする不安が比較的乏しい
・「地方都市に本社を構える会社には、株価が割安な水準に放置されているところが少なくありません。」(152頁)
・保険でお勧めなのは、収入保障保険、終身介護保険(要介護 -
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Posted by ブクログ
年収アップの方法というよりは、20代の仕事のモチベーションについて。4月の入社を控え、不安な思いが頭をもたげている中で読むのに丁度よかった。
書いてあることすべてが正解だとは思わないが、
・年収は会社内での評価でしかない≠市場価値
・とにかく先輩に倣う、その先にしか個性は生まれない
・3年間は自我を捨て会社の奴隷でもいい
・30才で自分の強みを見つめ直し、城を建てていく
・自由を手に入れるための社内交渉力をもつ≠社外の関わりで満足
・自分のキャッチフレーズ
・マネジメントスキルは求められる
等、まだ何もわからないなりにも心に留めておきたい箇所があった。
会社の中で働き続けたいという強い思いがあ