あらすじ
日系・外資系企業、フリーランス、独立起業と、幅広いワークスタイルを体験した著者が語る、本音のキャリア論。
就活生から若手ビジネスパーソン、転職、起業を考える中堅まで。不確実時代の働き方、決定版。
就職してから30歳ぐらいまでは、自分を磨く「仕込み」の期間。
ここさえきちんと押さえておけば、一生仕事に困らない。
□会社との相性は適切か
□「2つのリスト」が身を守る
□資格よりも「意外・複雑・多様」
□ビジネスの下流で仕事をしろ
□年収をあげる転職。3つの考え方
□判断力より洞察力を磨く
□良き師匠は「外部ネットワーク」で見極める
□ポジションより「武勲」を狙う
□上司に賭けてもらう大穴枠になる
□業界ホームランを打つ
□20代に友達はいらない
……生涯にわたって運用できる、「自分という資産」の磨き方のヒント満載。
※『20代で人生の年収は9割決まる』(2010年/大和書房)を文庫化にあたって大幅に加筆修正、再構成、改題したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
20代で人生の年収は9割決まる、その通りであると思う。本書は今後人生の年収を大きく左右する20代前半〜後半、そして30代まででやるべきことが明確に書かれている。
もちろん、人生は人それぞれだし、この通りに行かなくても成功する人もいるだろうが、この本はあくまで企業に勤める普通のサラリーマンが今後成功していく(≒年収を上げる)にはどうするのかが書かれているので、社会に出る前の大学4年生が読むには丁度いいのではないかと思う。
以下軽い要約
20代前半:会社に労力を提供し、ビジネスの基礎知識を教えてもらう
20代後半:「一生食べていける四つの条件」制覇に着手する。
「一生食べていける四つの条件」
①成長が早い
②「取引先+顧客リスト」を持っている
③希少な経験をしている
④固有名詞を持っている
20代後半〜30代:「社内ポジション」ではなく「武勲」を狙う
30代前半までに「経験としての転職」をしておく
Posted by ブクログ
いま24歳の僕が何をすべきか、それを明確に伝えてくれている一冊。
社会人となる前に、できれば専門、短大、大学に入る前に読んでほしい。
自分という資産価値の高め方を身につけ、実践し、20代後半から30代の生き方をより良いものに。
さっそく本に書かれていたことを意識して日々生活していこうと思う。
Posted by ブクログ
まさに題名の通り、自分にとって最高の状態で仕事と関わっていくために20代から30代前半にかけてすべきことがかなり具体的に述べられていた。
具体的すぎてこの通りにしなければダメなのか…?とすこし気が重くなってしまったところもあったが、全体を通して読んでよかったと思える本だった。ビジネス書にありがちな1冊を通してほぼ言っていることが同じのようなものではなく、内容に一貫性はありかつ網羅されている印象だった
まだ社会人ではないので想像できないものもあったが、今知っておいて悪いことはないし、その中で今できることを地道にやっていこうと思う。