清少納言のレビュー一覧

  • 枕草子

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    古典にわかでも読みやすかった。
    最後の解説を読むと、清少納言はどんな気持ちで筆をとっていたのかと胸が締め付けられる。
    愛しい人が、自分が愛した世界が、輝かしい姿のまま後世に残って欲しいと思う、そんな愛の形があるんだな…
    日々の情景を美しい言葉であらわした章もあれば、お坊さんはイケメンだとありがたみが増すとか、急いでる時にとうでもいい話してくる客まじで嫌いすぎるとか、クスッと笑えるようなものもあっておもしろかった!

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    2025年06月05日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    枕草子にあるエピソードについて、現代でもあるあるだと思いながら、読みました。
    内容によってはクスッと笑えてしまう内容も。
    2024年の大河ドラマ光る君へを見た後で、この本を読んでいるので、清少納言役のファーストサマーウイカ氏が本当に適役だったのだなぁと改めて感じました。

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    2025年03月01日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    歌舞伎などの古典芸能は、大体のあらすじがアタマに入っているからこそ、楽しめる。

    枕草子も、あらすじを知るための入口がこの本だったら、すごくイイのではないだろうか。

    権謀術数が蠢く国の中枢の真っ只中を生きる、どぎついネェやんだったんだもの。

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    2024年08月30日
  • 枕草子 上

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    島内裕子先生による、北村季吟の『春曙抄』を底本にした能因本系統の本文、現代語訳、解説。

    先生は、枕草子 の「連続読み」を提唱されている。章段の前後の関連を意識しながら、文章の流れに沿って読解を進めていく枕草子読書法である。
    前書きにあるように、清少納言の自由闊達で機知に富んだ精神の律動を、この「連続読み」によって感じながら、「春は曙」の冒頭から、最後の「物暗う成りて」の跋文までを、現代の幅広い人々に通読してもらいたい、という先生の願いがこの本には込められている。
    先生の評には、この段は何年何月何日の出来事であるといった史実に関する解説があえて無い。それは、枕草子をそこに書かれた順序で最後まで

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    2024年06月14日
  • 枕草子 平安女子のキラキラノート

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    その時代の雰囲気が分かりやすく、明るく伝わってきて、今大河ドラマをやっている光る君へと反対と言っていいほど陽の雰囲気です!

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    2024年04月01日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    ライトに読みたいものが読みたくて手に取りました
    どんな時代でも人の持つ感情や感覚は一緒なのだな
    清少納言に親近感が湧きました

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    2024年02月16日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    いとをかし。ほんとに。ああ、おもしろかった。漫画ありの軽いノリが合ってる。昔の人も、今の私たちと同じようなこと考えていたのだな。なぜか紫式部推しだった私も、清少納言いいわ〜と思ってしまった。詳しく知っているわけではないのに、なぜか…そしてもう、定子が素敵。定さまのお人柄がよすぎる。これは清少納言じゃなくても魅了されちゃう。同じシリーズの紫式部日記も後で読んでみたいな。

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    2023年04月22日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    今まで古典!平安!で別世界の様に感じていたけど、この漫画読むと、現代と地続きなんだなと実感する。授業で勉強しながら読んだら、すんなり理解出来そう。

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    2023年04月06日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    清少納言が第1巻、紫式部が第2巻の漫画。

    やはり、清少納言が好きです。

    潔いのと、機知に飛んだ受け答え。
    相手の身分や男女差を超えた付き合いが素敵です。

    こうしたエッセイ形式の文学は当時としても、長い日本文学としても初めての分野だったと思います。

    唯一無二のこの才能。
    憧れ慕っていた定子に対する献身的でもあり、深く人間性まで尊敬するところも、素敵だなぁ〜と。

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    2023年03月26日
  • 枕草子 平安女子のキラキラノート

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    児童書ではあるが、話題になっていたのが気になったので購入。
    枕草子の各段を元にしつつもかなり砕けた意訳になっていて、原文から自分が感じていた清少納言の人間的魅力が活きいきと描かれている。

    古典は比較的得意なので枕草子は一通り読んでみたけれども、平安期の文章ということもあり中々読みにくかった。それでも清少納言の感性は時代を超えた普遍性を持っていて、誰でも共感し楽しめるもの。若い子や古典を苦手としていた人にとって、この本がその入口になるといいなって思えた一冊でした。

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    2020年05月24日
  • 枕草子

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    意地悪な視線も、他の人が見ないところにズームかましちゃう所も好きです。

    ほんっと~に定子様が好きだったんだなぁ~。

    というか古文は読んでてワクワクしたり癒されたり。

    ナイトキャップというより、薬?

    …薬と書いてヤクと読まないでくらさい。

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    2010年05月06日
  • 枕草子

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    古典のカテゴリを作るべきだろうか。

    虫は が好き。
    ずっと母親が鬼だとおもってたんですが、(うむ、という言葉の当時の使い方を鑑みると)父親が鬼なんですね。そしてハーフですよね。生粋?

    清少納言は結構辛口で好き。かたはらいたきものとか、ちょっと笑ってしまう。

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    2009年12月29日
  • 枕草子

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    ただただ、美しい文章です。惚れ惚れします。彼女の話題は自身の好みに集中しているのですが、それでもまったく読者を飽きさせません。序破急がはっきりしていて、自然と読み進めてしまう。旨いですね。作者・清少納言は時のライバル・紫式部と対照的で、自分の広い学識を隠す、または謙遜する、ということが少なかったようです。それは「香炉峰の雪」をめぐる中宮定子とのやりとりからもわかります。「紫式部日記」とあわせて読むと面白いですね(清少納言の悪口が書かれています 笑)。

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    2009年10月04日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    このシリーズでは一番すき。
    まあ、本人の性質的に一番面白いんだとも思う。読んでてめんどくさくないというか。
    これのあとに紫式部の方を見るとやはり後ろ向きなところとかあるので。

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    2025年11月02日
  • 枕草子 平安女子のキラキラノート

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    題名にある通りキラキラです。ラノベ的に書いたらこうなるんだろうなぁ~っていう感じ。
    うさぎちゃんが解説してくれるんだけど、可愛いです。
    ナゴンちゃん呼びが少し気にかかるけど、楽しい感じで良いのかも。

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    2025年03月04日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    NHK大河観て、シキブよりナゴンに興味を持ってしまった。買おうと思った時は入手困難でした。軽いノリで読みやすく、平安文学の入り口として良!ドラマとのリンクも楽しめます。

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    2025年01月22日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    ネタバレ

    コミカライズなので読みやすい。
    清少納言は遠い時代の偉大な文学者というイメージだったが、そのイメージは覆され、よくいる一般的な女性と感じれるようになり、面白かった。

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    2024年10月02日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    古典の授業は眠くて仕方なかったけれど、今になってちゃんと聞いておけばよかったと思うなり。
    千年前がやけに近く感じる。

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    2024年08月11日
  • 枕草子

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    当初はこのテーマで大丈夫だろうかと思ってた大河ドラマ「光る君へ」が、思いの外面白い。前半の名場面の一つは、清少納言が「枕草子」を書き始めるシーンだと思う。というわけで、思い切って新訳で通して読んでみた。
    思いのままに書き綴ったという通り、理解が難しい場面も多いけれど、あちこちに、なるほどそこを拾いますか!という鋭い描写が多々見られるのがさすが。宮廷に仕えるイチOL(?)があれこれ綴ったエッセイだと思うと親近感も湧いてくる。
    上司の中宮定子が没落し始めた頃に書き始めたのですね。明るいトーンの中にも、どことなく寂しさを含んだ場面、表現が多いのはそのせいか(と、解説にありました)。長く手元に置いて気

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    2024年08月01日
  • 新訂 枕草子 下 現代語訳付き

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    20240719-0726 下巻もサクサクよめた。今ふうに言うならTwitter、ブログ?放映中の光る君へ、に出てきたエピソードとか、まさに脳内に映像が浮かんできた。

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    2024年07月28日