【感想・ネタバレ】新編 本日もいとをかし!! 枕草子のレビュー

あらすじ

2014年に刊行された『本日もいとをかし!! 枕草子』に、新たな描き下ろし16ページと修正を加えた、最新版。
『春はあけぼの』だけじゃない!
古典だからと倦厭されがちな『枕草子』。実際は、清少納言のするどい観察眼が冴え渡る秀逸のエッセイ。これを、人気イラストレーター・小迎裕美子がコミックエッセイとしてよみがえらせる!
【にくらしいこと】「急ぎの用があるときにかぎって、長々とおしゃべりする人」「イマカレが、モトカノの話をしたとき」「ドアを開けっ放しで去る人」「騒いで いる子どもを注意しない母親」
【失敗したこと】「悪口を言っている相手が、真後ろにいたとき」「みんなが泣いているのに自分だけ泣けないとき」
【胸がドキドキすること】「彼がくると行った日の、雨の音や風の音」「秘密の恋のお相手の噂話」「親が『最近具合が悪くて……』」と言ったとき」。
など、女同士の本音と建前、恋人との駆け引き、彼女の好きなもの、嫌いなものなど、現代女性が共感できる内容満載。
中宮・定子との美しい思い出や、イケメン貴族たちとのロマンスのお話も満載。
テストにも役立つ、『枕草子』原文付き!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

歌舞伎などの古典芸能は、大体のあらすじがアタマに入っているからこそ、楽しめる。

枕草子も、あらすじを知るための入口がこの本だったら、すごくイイのではないだろうか。

権謀術数が蠢く国の中枢の真っ只中を生きる、どぎついネェやんだったんだもの。

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2024年08月30日

Posted by ブクログ

ライトに読みたいものが読みたくて手に取りました
どんな時代でも人の持つ感情や感覚は一緒なのだな
清少納言に親近感が湧きました

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2024年02月16日

Posted by ブクログ

いとをかし。ほんとに。ああ、おもしろかった。漫画ありの軽いノリが合ってる。昔の人も、今の私たちと同じようなこと考えていたのだな。なぜか紫式部推しだった私も、清少納言いいわ〜と思ってしまった。詳しく知っているわけではないのに、なぜか…そしてもう、定子が素敵。定さまのお人柄がよすぎる。これは清少納言じゃなくても魅了されちゃう。同じシリーズの紫式部日記も後で読んでみたいな。

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2023年04月22日

Posted by ブクログ

今まで古典!平安!で別世界の様に感じていたけど、この漫画読むと、現代と地続きなんだなと実感する。授業で勉強しながら読んだら、すんなり理解出来そう。

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2023年04月06日

Posted by ブクログ

清少納言が第1巻、紫式部が第2巻の漫画。

やはり、清少納言が好きです。

潔いのと、機知に飛んだ受け答え。
相手の身分や男女差を超えた付き合いが素敵です。

こうしたエッセイ形式の文学は当時としても、長い日本文学としても初めての分野だったと思います。

唯一無二のこの才能。
憧れ慕っていた定子に対する献身的でもあり、深く人間性まで尊敬するところも、素敵だなぁ〜と。

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2023年03月26日

Posted by ブクログ

NHK大河観て、シキブよりナゴンに興味を持ってしまった。買おうと思った時は入手困難でした。軽いノリで読みやすく、平安文学の入り口として良!ドラマとのリンクも楽しめます。

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2025年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コミカライズなので読みやすい。
清少納言は遠い時代の偉大な文学者というイメージだったが、そのイメージは覆され、よくいる一般的な女性と感じれるようになり、面白かった。

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2024年10月02日

Posted by ブクログ

古典の授業は眠くて仕方なかったけれど、今になってちゃんと聞いておけばよかったと思うなり。
千年前がやけに近く感じる。

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2024年08月11日

Posted by ブクログ

シリーズの紫式部が面白かったのでこっちも。人の感覚って1000年以上時が経っても変わらないものですね。こういう人がムカつくとかほんと分かる!
発表するつもりもなく書いたものが有名になって教科書に載ったりもするなんて、納言が知ったら何て言ったかなあ。毒舌でツッコんだかも。想像すると笑ってしまいます。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

一気読みしました。
光る君は、史実にちゃんと基づいているんだなぁ。って。枕草子、電子版をすこしだけ読み進めているけどこれは、著者のこむかいさんが300段あるうちの気になるのを漫画にしたもの。
梅干しがこの時代にもあった!
わかめのエピソードなど。
清少納言あたまの回転はや!。

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2024年10月19日

Posted by ブクログ

清少納言の枕草子。
授業に出てきたってだけで、ちゃんとは読んだことない。古典は苦手意識があって。。
でも、マンガになると面白い。
相関図もあってわかりやすい。
ナゴンは定子様に仕えてるわけで、
管理職やってる仕事の出来る女子社員。
女子社員たちの陰口や噂話、◯さんがかっこいい〜的なこともあり、父親のあれこれもあり、本人はバツイチ。
コトバを現代に合わせれば、考えてることは今も昔も大差ないんだなあと思う。
定子様、すてきな人だなあ。
「言はで思ふぞ」いいなあ。。
ナゴン、いいやつ。正直で人間味ある。
紙と畳かあ。手紙の中に花びらが入ってたり、手紙っていいな。イヤミのわかめに気づかない元夫とか、面白い。
ところどころに赤間恵都子さんの解説があって、さらにわかりやすい。
巻末には枕草子の原文も載ってた。
巻末といえば、「コムカイ的ワタシノソウシ」も面白かった。齢を聞くやつは、あるある。よくある。

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

古典の授業は苦手だったし、源氏物語も枕草子も読んだことないけど、大河ドラマ「光る君へ」が面白くて興味を持ったので、入門編として読んでみたけど、キレキレで面白かった!!!
清少納言は今だと陽キャなしごでき才女だったのかー!好きだわ〜。いいキャラだわ〜。仲良くなりたいわ〜。
そんなナゴンの書いた枕草子、ちゃんと読んでみたい!

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2024年04月11日

Posted by ブクログ

高校か中学か忘れたけれど古典の授業でやった枕草子は、清少納言の感性が並外れているのはわかるけれど、毒舌で高飛車な感じがプンプンしてあんまり好きじゃなかった。けれども今回この本を読んで、ただの毒舌な人じゃないんだ、と好感が持てました。

この本は著者の言葉での現代語訳されていて、「春はあけぼの~空のグラデーションが素敵」とカタカナ交じりだったり、「!!」や「?」も入っているので、とても感情移入しやすくなっています。定子の優しくて知的な心遣いに、私も定子推しになりそうです。

28歳バツイチ子持ちの清少納言が中宮定子に仕えてその日々をエッセイとして書く――
清少納言と紫式部がいたからこそ、千年後の私たちは定子・彰子という普通なら忘れ去られるお妃の名前を知っている。
女性の身分が低い時代にもかかわらず、2人は文学を通して、女房としてすごい仕事をやり遂げたのだと思います。

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2024年01月12日

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