清少納言のレビュー一覧

  • 枕草子

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    清少納言の、優雅な宮廷生活を描いたものという認識だったが、解説を読んで、その裏の定子への思いを感じ、後世に残したい記録を全身全霊を込めて書いたんだな、清少納言は一途だな、と、ちょっとほろり。

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    2024年06月08日
  • 枕草子

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    昔、角川文庫で断念した枕草子。大河ドラマを機に手に取った。役がかなりフラットすぎるのではとも思うが、まあ読みやすい。
    巻末の資料や解説は面白くてためになる。

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    2024年06月04日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    シリーズの紫式部が面白かったのでこっちも。人の感覚って1000年以上時が経っても変わらないものですね。こういう人がムカつくとかほんと分かる!
    発表するつもりもなく書いたものが有名になって教科書に載ったりもするなんて、納言が知ったら何て言ったかなあ。毒舌でツッコんだかも。想像すると笑ってしまいます。

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    2024年05月02日
  • 枕草子

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    “春はあけぼの”で始まる『枕草子』は、清少納言が定子サロンで見て感じ考えた膨大な随筆集。政治的なしがらみもあり華々しい時は長くはなかったけれど、清少納言の「いとおかし」が詰まっていた。(百合要素は微笑ましい)。読みやすい訳だと思う。

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    2024年03月28日
  • 枕草子

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    昔のいいところの娘さんが選んだ「実用に耐えるエモーショナルな物事を集めてみた」という作品
    昔の流行りを懐古するにはうってつけです

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    2021年08月18日
  • 枕草子

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    ネタバレ

    清少納言は才女すぎる。確かに,物を見る目は的確だ。1しかし,その目はあくまで若く自信に満ちた者の目だ。
     例えば,第8段で生昌が清少納言にやっつけられる。が,若くて才能があってプライドの高い女性とうだつの上がらない中年の役人だったら,後者の方が感情移入しやすい人が多いはずだ。人生のつらさを経た価値観は,弱者へのいたわりのある目だから。

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    2014年09月25日
  • 枕草子

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    この本を買ったのは枕草子を読み漁るようになってすぐの頃。「この表紙見たことない!!」って中身も見ずに買って、家に帰って読み出して撃沈…!
    原文のみで現代語訳無し。注釈ちょびっとの上級者向けでした!

    でも好き!!

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    2025年03月04日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    一気読みしました。
    光る君は、史実にちゃんと基づいているんだなぁ。って。枕草子、電子版をすこしだけ読み進めているけどこれは、著者のこむかいさんが300段あるうちの気になるのを漫画にしたもの。
    梅干しがこの時代にもあった!
    わかめのエピソードなど。
    清少納言あたまの回転はや!。

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    2024年10月19日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    清少納言の枕草子。
    授業に出てきたってだけで、ちゃんとは読んだことない。古典は苦手意識があって。。
    でも、マンガになると面白い。
    相関図もあってわかりやすい。
    ナゴンは定子様に仕えてるわけで、
    管理職やってる仕事の出来る女子社員。
    女子社員たちの陰口や噂話、◯さんがかっこいい〜的なこともあり、父親のあれこれもあり、本人はバツイチ。
    コトバを現代に合わせれば、考えてることは今も昔も大差ないんだなあと思う。
    定子様、すてきな人だなあ。
    「言はで思ふぞ」いいなあ。。
    ナゴン、いいやつ。正直で人間味ある。
    紙と畳かあ。手紙の中に花びらが入ってたり、手紙っていいな。イヤミのわかめに気づかない元夫とか、面

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    2024年08月12日
  • 枕草子

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    私の目に映るキラキラした世界を見て。

    多分、清少納言が同僚にいたら、お付き合いはできるけど、ちょっと遠まきにする。子どもの頃に枕草子を読んだ時、面白いことを言っているけど苦手だと感じた。何か自慢話の連発のように感じたのだ。どう? 私すごいでしょう? と言わんばかりの文章を残すなんて、自分の感覚的には恥ずかしい、と。

    しかし、中高で古文を勉強して枕草子が書かれた背景を知り、今は大河ドラマ「光る君へ」を見て、運命に翻弄される定子の姿を見ていた清少納言は、並々ならぬ決意で枕草子を書いたのではと思い始めた。私の大好きな美しい世界、宮様のいるキラキラした毎日を、残さなくては、と。それには筆の力だと。

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    2024年05月22日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    古典の授業は苦手だったし、源氏物語も枕草子も読んだことないけど、大河ドラマ「光る君へ」が面白くて興味を持ったので、入門編として読んでみたけど、キレキレで面白かった!!!
    清少納言は今だと陽キャなしごでき才女だったのかー!好きだわ〜。いいキャラだわ〜。仲良くなりたいわ〜。
    そんなナゴンの書いた枕草子、ちゃんと読んでみたい!

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    2024年04月11日
  • 新編 本日もいとをかし!! 枕草子

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    高校か中学か忘れたけれど古典の授業でやった枕草子は、清少納言の感性が並外れているのはわかるけれど、毒舌で高飛車な感じがプンプンしてあんまり好きじゃなかった。けれども今回この本を読んで、ただの毒舌な人じゃないんだ、と好感が持てました。

    この本は著者の言葉での現代語訳されていて、「春はあけぼの~空のグラデーションが素敵」とカタカナ交じりだったり、「!!」や「?」も入っているので、とても感情移入しやすくなっています。定子の優しくて知的な心遣いに、私も定子推しになりそうです。

    28歳バツイチ子持ちの清少納言が中宮定子に仕えてその日々をエッセイとして書く――
    清少納言と紫式部がいたからこそ、千年後の

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    2024年01月12日
  • 枕草子

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    もし、清少納言が現代に生まれていたら・・・。
    その文才を生かして、ばりばり作家として活躍しているに違いない。

    趣味のいい(しかも高い)服を着こなして、おしゃれなインテリアの家に住んで、時にはうんとカッコいい男とデートしたりするだろう。

    枕草子を読んで私の思い描くのはそんなことだ。

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    2010年11月17日