雪広うたこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第二作。
今回の宝石は、キャッツアイ、ガーネット、エメラルド、オパール、ユークレース。
お気に入りの物語は「戦うガーネット」。
山本さんという女性が、正義とリチャードの店にやってくる。
彼女はガーネットを自分で自分のために買おうとしている。
だが、ガーネットはルビーじゃない、とどこか悲しげに怒っている。
リチャードはそんな山本さんに、石言葉を伝え、人生とは闘いだ、と諭す。
人生は闘い、そこで必要なのは何も若さや美貌だけではない、むしろ「努力」「忍耐」であると。
そして、逃げられないものに対し、いつ、どこで立ち向かうかが重要だとも。
確かに美しいことは得だろう。
うまくいくこともあるだろう。
しかし、それだけが全てではないのだ。
私自身、社員証の写真も、社内報の写真もブスだなあと思ったが、ブスはブスなりに努力すれば、そんなに悪くはない。かも。
『エメラルドは踊る』ではこんな言葉に勇気づけられる。
「人間は己の本当に望む方向へ、自分を育ててゆく生き物だ。
(中略)どうにもならない時には諦めろというシニシズムなんかじゃなくて、目指す場所があるなら根性を見せろという発破だと思う。」
(171頁)
『巡り合うオパール』では励まされる。
「正しくあろうとする人間は孤独です。誰しもが同じ道を歩けるわけではありませんし、まぶしすぎるものは時々疎ましくなります。
空疎な理想論と後ろ指を指されることもあるでしょう。それでもあなたは間違っていない。
あなたの正しさの根底にあるのは、己の道を押し通そうとする頑迷さではなく、暗闇の中でも他者に優しくあろうとする気高さだからです。」
(261頁)
本はこうして私を励まし、伴走する。
さて、続きはいつ読もうかな。 -
Posted by ブクログ
シリーズ一作目。
宝石は美しい。
鉱物マニアではないが、やはりダイヤの輝きも、ルビー、サファイヤ、エメラルドの輝きも捨てがたい。
科学博物館に行けば、宝石展は大盛況。
人の心をどうにも動かさずにはいられない、そんな宝石を扱う、世にも稀なる美男子リチャードと、二つ名がつくほどの名掏摸を祖母に持つ正義のバディミステリー。
「出会いのピンクサファイア」の物語はこの物語を形作る説明でもある。
謎多きリチャードとさっぱりとした正義の掛け合いが愉快。
人の心の機微を感じられるのが、本作を締める、「追憶のダイヤモンド」。
なぜか半面黒く汚れたダイヤモンドを持ち込んだ老紳士。
なぜ彼はこのままにしていたのか、そして、なぜ、リフォームを止めると急に言い出したのか。
そこには人生の物語が隠されていた。
人がなぜ美しさを求めるのか、なぜ技術を磨くのか。
それは人は人を元気付けたいと考え、喜んで欲しいと思うからだ。
人は優しいものだ、それを信じさせてくれる物語は、宝石に劣らず美しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ正義はすっかり大人になってしまって……というか、イギリス貴族ファミリーに毒されてしまって、パンの耳食ってた子どもの前に、豪勢な飯奢ってくれる大人が急に現れたら子どもがどう思うかを忘れてしまったんかな……ってなりました。
あと今どきの小中学生そんな風に外国語やってないと思いますけどこれは個人の視野の範囲内なので……もやっとはするけどまぁ……。
あと(おそらく)北京語のフォントも揃ってなくて読みづらかったですね。
なんだか全体に精細を欠いたような印象を受けました。
話がとっ散らかってるといえばそう……3部に向けて色々の紹介してると言えばそう……。 -
ネタバレ 購入済み
短編集でした
久々の新刊…!専属秘書になった正義くんとリチャードさんの新たな日々がよめるぞ!ひゃっほー!!…と思って飛び付いたのですが、大半がジェフリーさんの短編でした…これはこれで楽しかったけど、やっぱりちょっとがっかり…(しゅん)
ラスト1話だけ、新たなふたりのエピソードが読めて嬉しかったです。次巻こそは正義くんとリチャードさんのお話たっぷりだといいなぁー… -
無料版購入済み
久々に少女漫画コーナーのぞき表紙の絵柄が綺麗だったのでのぞきましたが本編は絵柄綺麗ですが下睫長過ぎてもう少し短めにだったらもっと綺麗なのにと思いました。
あと、少しだじゃれ感でBL入れてはります。
内容はあまりタイトルからして読む気にはやはりならなかったですヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
この絵柄で文字数減らしてちゃんとしたBLとか書いていただいた方が読むなと思いました。