木山泰嗣のレビュー一覧

  • ゼロからわかる日本の所得税制~103万円の壁だけでない問題点~

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    タイトル通りの読後感を得られる一冊です。
    「103万円の壁」など所得税制に関して関心はあるものの、どこから学べばいいのか分からず本書を手に取りましたが大当たりでした。所得税について解説するだけでなく、憲法から演繹してあるべき所得税制を説得力を持って何度も強調して説明されているので、自然と現在の所得税制への問題意識も高まりました。
    また、「103万円の壁」問題に国民民主党が精力的に取り組んだ様子も克明に記述されています。
    本書を読めば、あまり所得税制に興味がない人でも自分事として所得税制を捉えることができると思います。また、「政治家や政党も、「税制」の考え方を明確にし、これを国民に具体的に示して

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    2025年09月23日
  • ゼロからわかる日本の所得税制~103万円の壁だけでない問題点~

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    ネタバレ

    何にも知らなかった…103万関係ないと思ってたけど関係あるし。失われた30年で損してた世代、世帯だったし。もっとお金自体に、税金に興味を持って、選挙行かなきゃだな。

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    2025年07月29日
  • ゼロからわかる日本の所得税制~103万円の壁だけでない問題点~

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    一般向けに税制を説明するという趣旨で、しつこすぎるくらいにわかりやすい表現が徹底されている。
    直近で議論になっていた103万円の壁のほか所得税の問題点が理解でき、今後の税制改正に興味がもてた。

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    2025年07月26日
  • 教養としての「税金」

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    税金って難しくてよく分からないという印象でしたが、なぜできたのか・何に払うのか・何に使われるのかなど分かりやすく幅広く解説されていて身近に感じられるようになりました。

    特に消費税は全て国税になると思っていましたが、地方にも納税されていたんだと初めて知りました。

    現在選挙でも税金が取り上げられているので、税金を学んでいなかった頃より理解度が上がり良かったです。

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    2025年07月16日
  • 教養としての「所得税法」入門

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     所得税制は複雑だ。混み入っている内容だからこそ入門書としてモデルを単純化して理解を促すものが多いように思う。
     本書は複雑な内容を、過度に単純化するようなことはせず、正面から分かりやすく解きほぐす形式で論が進んでいく。だが、詳細な注釈は端に寄せて本文とは別にしているため、思ったよりも短時間で読み終えることができることは魅力である。350ページほどの分量に圧倒されそうになるが、前述のとおり、注釈を読み飛ばすのであれば、標準的な新書一冊ほどのボリュームである。
     また、事実や条文の羅列に終始することなく、制度が導入された背景や事情も解説が施されているため、理解が進みやすいというのも本書の特色の一

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    2025年07月10日
  • 教養としての「税法」入門

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    税の知識だけでなく、裁判にも興味を持てる。判例に基づく説明で理解しやすい。また改めて読み直したい一冊。

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    2025年06月20日
  • 教養としての「税法」入門

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     教養としての「税金」を読み終え、税について興味の火が灯ったところで続けて購入したのが本書である。こちらは税務判例の読み方や、法律の読み方に焦点を絞った解説で、丁寧な解説が、難解な税法をより身近に、そして「さらに深く知りたい」という知的欲求を喚起する、まさに理想的な入門書としての役割を果たしている。
     本書は、300ページを超える対策であるが、詳細事項は各単元ごとにまとめてあるため、それらを飛ばして通読することを想定すれば約200ページほどになるため、初学者にも挫折しにくい構成となっているのが嬉しい。再読する際は興味の湧いた分野を深掘りすることも可能な本書の作りは読者のニーズにマッチした本の形

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    2025年06月19日
  • 教養としての「税金」

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     身近でありながら詳細がよく分からない、調べても判然としない、そもそも読み方が分からない。税金に対しては何度も理解を試みて失敗した自分はそのような感想を今まで抱いていた。
     一般に、税金関係の入門書はとにかく最後まで通読しても何も記憶に残らないことが多く、かけた時間に対しての学習効率も興味を書き立てられることもなかったが、本書はまさに「教養」とも言うべき税に関するエッセンスが読みやすい文体で凝縮されている。
     最大の読み処は前半の税金についての総論部分である。国税や地方税を読者に寄り添った噛み砕いた説明で、頭のなかに一貫した理論が作られていくことを実感でき、バラバラだった税金の知識がまとまって

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    2025年06月18日
  • 「記憶力」と「思考力」を高める読書の技術

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    思考力と記憶力を養う方法を具体的に記載されており、参考著書も多くとても面白い。
    何より著者が弁護士の方で、考え方がとても面白かった

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    2025年05月05日
  • 弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業

    匿名

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    民法初学者に

    民法に初めて触れる方にとって、本書は理解しやすい構成となっています。前半では民法の主要な概念が整理されており、基礎知識をしっかりと押さえることができます。後半では、簡単なケーススタディを通じて実際の適用場面を学ぶことができるため、理論と実践のつながりを自然に理解できる内容となっています。

    #タメになる

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    2025年02月24日
  • 教養としての「税法」入門

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    従来の税法とは大きく異なり、税務訴訟の面白さ、歴史についてしっかり学べました。興味が生まれたので税務訴訟関連の本も読んでみようと感じる本でした。

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    2024年09月25日
  • 図解 弁護士だけが知っている 反論する技術 反論されない技術 ハンディ版

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    会社での議論に使えると思う。ただほかの人も言うように、あくまで弁護士の言い方になってるので、そのま、ま書いてるように反論したら、険悪になります。とくに上司とかには。言い方をうまくすれば、根本は使える技術だと思う。

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    2024年04月12日
  • 教養としての「税法」入門

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    税金について漠然としか知らなかったが、法律によってちゃんとルールが定められていること、ルール枠内でしか課税できないことなど、初めて知ることができた。税法の歴史についても解説されていて、現在に至るまでのバックグラウンドを知ることができる点は、まさに教養・入門としてオススメかと。

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    2023年05月13日
  • 弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業

    購入済み

    生活の周辺にある民放

    日々の生活の周辺にある民法が大変分かりやすく具体的に解説してあり楽しく読める内容である。もっと深く勉強してみたくなった。

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    2020年07月31日
  • 憲法がしゃべった。

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    この本は小学校4年生の副読本にしてほしいです。
    今日生協で買ったのですが帰って娘と息子に読ませます。
    最後にほろっときますが大人が読んでも十分読み応えのある本です。
    いろいろな立場があると思いますが新鮮な目で読めると思います。

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    2014年09月14日
  • 3時間で身につく プロ弁護士の武器と盾になる話し方

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    やっぱり弁護士はキレる。

    事前につっこまれるとこは予想のうえ、予防線となる前置きをする。

    誰々はこう言ってる、という。

    メモはすごく大事。

    曖昧な表現使わない。

    統計を見るくせをつくる。

    現状報告の積み重ね。

    ペース乱されたらパードゥン?

    時系列。

    通常であれば、は使える

    お気持ちはよくわかります。

    相手の指摘を褒める

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    2014年05月03日
  • 憲法がしゃべった。

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    朝生で憲法改憲をテーマに議論されているのを観たが、恥ずかしかなら憲法に対しての知識がほとんど無く、憲法の基礎を学びたいと思い一番簡単そうに書かれている憲法の本が本書でした。

    憲法や法律関係の授業は、難しい言葉が多く解りにくい印象で毛嫌いしていたが、この本はとてもわかり易い。
    小学校高学年くらいから読めるし、大人も意外と知らなかった基礎的な事が勉強になると思う。

    けんぽうくんが公園でシマ男(シマウマ)とライ男(ライオン)に、
    憲法のことをに教えてくれるゆるーい授業形式で展開されます。

    65歳のけんぽうくん(日本国憲法)のお父さんの「大日本帝国憲法」は56歳で亡くなって・・・という、日本国憲

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    2012年08月15日
  • ゼロからわかる日本の所得税制~103万円の壁だけでない問題点~

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    ゼロからわかる日本の所得税制
    著者:木山泰嗣
    発行:2025年6月30日初版1刷発行

    所得税の角度から、個人に関わる税制全体の課題を議論している。直近で発行されているので、具体例が新しくて身近。読み終わると、自分が払っている税金の全体感を、できれば項目別に論点をそれぞれ見える化してほしくなる。そんなサービス、ネットで作ってもらえないかな。

    所得税の仕組みについて冒頭で説明があるが、何度か論理が頭に入ってこない感覚があった。そこを越えると具体論に入る。後半に仕組みの振り返りがあり、そこはすんなり入ってきた。
    収入-経費=理論所得
    理論所得-所得控除=課税所得
    課税所得×税率表=所得税額
    所得

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    2025年07月29日
  • ゼロからわかる日本の所得税制~103万円の壁だけでない問題点~

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     年末に多くの方が経験したことがあるであろう年末調整。企業が代わりに納税してくれるとはいえ、毎年慣れることもなく、複雑な数式と格闘し、修正を加えながら控除を申請する。そもそも控除対象がどれだけあるかもはっきりと分かっていないまま提出することが当たり前に続いていた。
     本書は、ゼロから所得税の仕組みについて解説してくれる。一度通読すると、所得まつわる様々な周辺事項について腑に落ちる体験をすることができるだろう。例外のケースに疑問を感じたり、税に対する自分の意見をある程度の具体性を持って述べることができるようになると思われる。
     著者の書籍を何冊か読んでいる自身の感想として本書の特筆すべき点として

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    2025年06月28日
  • 教養としての「税金」

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    税金の3要素
    公平・中立・簡素

    はたして公平だろうか、中立ってなんだろう、
    ちっとも簡素じゃないし。

    国の財政で、税金が絶対必要であり、
    そのおかげで、助かっている国民はたくさんいる。
    だけど、格差社会の中、税金を払えないほど困窮している人もたくさんいる。

    事業を始めてから、簿記や税金のことをずいぶん勉強をした。
    確定申告をして初めて関心を持てた。
    生活に本当は密接している税金のことを、
    これから社会に出る若者や高校生などに、
    基礎知識として、教養として身に着けることは、
    ある意味、自分の生活を守るために必要だと思う。
    この本がその一冊になると思う。

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    2024年11月09日