木山泰嗣のレビュー一覧
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租税法律主義=武富士事件で税務署が負けた
地裁は、国が負けやすい。高裁は保守的、国が負けにくい。最高裁は常識的な座りの良さ。
サラリーマン税金訴訟=大島訴訟。敗訴だがその後税法改正に繋がった。
租税の機能=財源調達、所得再配分、経済安定化、
ストックオプション訴訟。一時所得ではなく給与所得になった
憲法違反は裁判で勝つことは難しい。個別の税法解釈のほうが勝ちやすい。
平成23年税務調査が厳格化され、件数が減った
税法は平等性公平性が要請される。税務職員の答えが間違っていてもそれに従っても、その通りにはならない。ただし加算税の対象にはならない。「正当な理由」になる。
税法は文理解釈 -
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民法の基本的な知識を解説した一冊。
民法の基本的な考え方やよくある身近なケーススタディを用いての解説などタイトル通り分かりやすく解説されていました。
民法のなかでよく聞く用語に関して、事例を使って解説されているなど本書でより知識が深まったことが実感できました。
特に時効に関しては本書の1日目の解説で理解が深まりました。
2日目のケーススタディを読んで、自分達の身近な事項に関して「請求できる権利」を定めた民法が深く関わる事案は結構あると感じると共に自分の生活のなかでどう使われてるかを意識するのとまたどのように活かしていけばいいかを考えるきっかけになる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
具体的な文例は、役に立つ。何度も復唱して見につけたい。
■つっこまれそうな点を予想して話す
■聞かれた話の内容を的確に伝える
■選択の自由を与えつつ、専門的な意見を言う
■話を整理する
■話を要約する
■あいまいな表現をあまり使わない
■他者からの支持があることを伝える
■視野を広げ、客観的な視点から話す
■さまざまな可能性を考えて言葉を選ぶ
■形式論と実質論の視点を持つ
■相手の質問内容を確認する
■現状報告を怠らない
■今後の見通しも説明する
■いまだけの問題だけでなく、将来的な見地を示す
■少しでも前に進んでいることを強調する
■すぐに着手することを約束する
■文書での提案を求める
■値 -
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著者は木山泰嗣氏。鳥飼総合法律事務所所属の弁護士。
感想。1500円という価格と、たいそうなタイトルにはあまり好意は持てない。
結論をすぐに示してくれて、サクッと読めて、方法論を教えてくれた点では十分期待に応えてくれた。小手先のテクニックでしかないかもしれない。しかし、使えるものも多く◎。
備忘録。
•「そもそも〜ってなんですか?」
•「成功事例はどれくらいあるのですか?」
•嫌なながれになりそうだったら、問題点を、自ら整理して話をまとめに入る。
•相手が感情的になった時は、それに付き合わず、ただ耳を傾けることです。
•弱い部分を攻められたら「そんなくだらないことを聞くんですか?」という顔 -
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詭弁,レトリックの要素が強い。
しかし,結構,使えると思う。
調子に乗って使いすぎると,友達をなくしてしまうので,
ほとほどに。
目次を眺めるだけでも,得るものは多いだろう。
反論する技術1 意見ではなく質問で返せ
1 初心者の質問をする
2 図に描いてもらう
3 言葉の定義をしてもらう
4 成功事例をきく
5 弱点を質問攻めにする
6 細かいことを質問し続ける
反論する技術2 不利になったら話を変えろ
1 問題点を整理する
2 (弱い部分に入りそうな)話題を転換する
3 傍論(本質でない議論)をかわす
4 問題点(争点)を自分に有利に設定する
5 回答する義務がない -
Posted by ブクログ
ネタバレこれを読んで、ある知り合いを思い出した。
その人は、自分の意見を通すのに、とてももっともらしいことを言うけれど
人間として薄っぺらな感じがして、付き合いたくないと思われる人。
この本を読んで、その言動が似ているなあ、と思った。
この本で紹介されている手法は、表面的な対処法であり、
ある程度有効だけど、結局、人間の底の浅さは隠せないんじゃないかなあ。
逆に、情報社会で発信者が使ってくる手法でもあると思うので、知っておくにこしたことはない、かな?
参考にしたいと思ったのは以下。
・ 事実をベースにする。
事実を伝えるときに間違ってはいけない。
・ キーワードをつくる。
キーパーソン