木山泰嗣のレビュー一覧
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序盤は、質問に質問で返す、話を変えるなど、少し小手先な感のあるテクニックから始まり、中身の薄い本だと思い、思わず読むのをやめようと思った。しかし、こうした本は、経験的に、10のうち、7、8位は知っている事や言うまでもない事であっても、自分が知らないノウハウや金言が隠されている事が多いのもわかっているので読み進めてみることとした。
本書で、学びとなったのは下の2つである。
■ キーワードを選定して繰り返す
やってしまいがちなのが、自分の納得度に合わせてしまうことだが、キーパーソンのキャラクターや立場、個性、価値観に合わせる事が重要である。
■ 抽象論と具体論を使い分ける
抽象論は専門家同士の議論ではスピーディであるが、専門外の人には具体的な例を挙げることが必要である。抽象論と具体論の置き換えに長けた人は、教えるのが上手であり、予備校のカリスマ講師などはこうした例である。 -
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租税法律主義=武富士事件で税務署が負けた
地裁は、国が負けやすい。高裁は保守的、国が負けにくい。最高裁は常識的な座りの良さ。
サラリーマン税金訴訟=大島訴訟。敗訴だがその後税法改正に繋がった。
租税の機能=財源調達、所得再配分、経済安定化、
ストックオプション訴訟。一時所得ではなく給与所得になった
憲法違反は裁判で勝つことは難しい。個別の税法解釈のほうが勝ちやすい。
平成23年税務調査が厳格化され、件数が減った
税法は平等性公平性が要請される。税務職員の答えが間違っていてもそれに従っても、その通りにはならない。ただし加算税の対象にはならない。「正当な理由」になる。
税法は文理解釈が大原則。厳格解釈の要請がある。税法は侵害規範だから。
その他、目的論的解釈(趣旨解釈)、拡張解釈、限定解釈、縮小解釈、類推解釈は許されない。
レーシングカー事件=レーシングカーを普通乗用車とした。拡張解釈ではないかと批判がある。
本税、と加算税=過少申告加算税10%、無申告加算税15%、不納付加算税10%、重加算税35%、
源泉税関係は勝訴しやすい。裁判所に源泉制度について納税者に同情がある。
不服申立前置主義=いきなり訴訟はできない。ただし3ヶ月には訴訟できる。
最近は無謀な課税をしなくなった。その結果訴訟件数も減った。 -
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民法の基本的な知識を解説した一冊。
民法の基本的な考え方やよくある身近なケーススタディを用いての解説などタイトル通り分かりやすく解説されていました。
民法のなかでよく聞く用語に関して、事例を使って解説されているなど本書でより知識が深まったことが実感できました。
特に時効に関しては本書の1日目の解説で理解が深まりました。
2日目のケーススタディを読んで、自分達の身近な事項に関して「請求できる権利」を定めた民法が深く関わる事案は結構あると感じると共に自分の生活のなかでどう使われてるかを意識するのとまたどのように活かしていけばいいかを考えるきっかけになる一冊でした。 -
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具体的な文例は、役に立つ。何度も復唱して見につけたい。
■つっこまれそうな点を予想して話す
■聞かれた話の内容を的確に伝える
■選択の自由を与えつつ、専門的な意見を言う
■話を整理する
■話を要約する
■あいまいな表現をあまり使わない
■他者からの支持があることを伝える
■視野を広げ、客観的な視点から話す
■さまざまな可能性を考えて言葉を選ぶ
■形式論と実質論の視点を持つ
■相手の質問内容を確認する
■現状報告を怠らない
■今後の見通しも説明する
■いまだけの問題だけでなく、将来的な見地を示す
■少しでも前に進んでいることを強調する
■すぐに着手することを約束する
■文書での提案を求める
■値下げをさせない
■自社のペースに持ち込む
■おかしいと思うことをきっちり伝える
■組織ができることとできないことを明確に伝える -
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著者は木山泰嗣氏。鳥飼総合法律事務所所属の弁護士。
感想。1500円という価格と、たいそうなタイトルにはあまり好意は持てない。
結論をすぐに示してくれて、サクッと読めて、方法論を教えてくれた点では十分期待に応えてくれた。小手先のテクニックでしかないかもしれない。しかし、使えるものも多く◎。
備忘録。
•「そもそも〜ってなんですか?」
•「成功事例はどれくらいあるのですか?」
•嫌なながれになりそうだったら、問題点を、自ら整理して話をまとめに入る。
•相手が感情的になった時は、それに付き合わず、ただ耳を傾けることです。
•弱い部分を攻められたら「そんなくだらないことを聞くんですか?」という顔をして、意図的に無視する。
•総論賛成、各論反対の表明。
•相手が話しているのを遮って、誤字脱字レベルを指摘する。
•「〜すべきだ」という意見に反対する場合、必要があっても許容性がない事を指摘したり、失敗事例を指摘する。
•キーパーソンに対して主張する。何が良い悪いでわなく、意思決定者が最終的にどう判断するか。
以上 -
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詭弁,レトリックの要素が強い。
しかし,結構,使えると思う。
調子に乗って使いすぎると,友達をなくしてしまうので,
ほとほどに。
目次を眺めるだけでも,得るものは多いだろう。
反論する技術1 意見ではなく質問で返せ
1 初心者の質問をする
2 図に描いてもらう
3 言葉の定義をしてもらう
4 成功事例をきく
5 弱点を質問攻めにする
6 細かいことを質問し続ける
反論する技術2 不利になったら話を変えろ
1 問題点を整理する
2 (弱い部分に入りそうな)話題を転換する
3 傍論(本質でない議論)をかわす
4 問題点(争点)を自分に有利に設定する
5 回答する義務がないことを伝える
6 回答できない事情を伝える
反論する技術3 まともに答えずに様子をみろ
1 熱意をほめる
2 感情論には深入りしない
3 反論するまでもないなら黙っている
4 無視する
5 即答せず、後回しにする
6 確認する
反論する技術4 おかしな点を指摘してプレッシャーを与えろ
1 一般論はよいとしても、具体論としては妥当でないことを指摘する
2 矛盾(自己矛盾)をさがして指摘する
3 客観的事実にあわないことを指摘する
4 細かな誤りを指摘する
5 必要性はあっても、許容性がないことを指摘する
6 失敗事例を指摘する
反論する技術5 自分の考えの良さを伝えろ
1 時系列で示す
2 動かない事実をベースにする
3 問題点を指摘したうえで、代案を出す
4 キーワードをつくり、繰り返す(すりこみ)
5 一番重要な話を繰り返しする(一貫性)
6 キーパーソンに響く言葉を使う
反論する技術6 証拠を示して納得させろ
1 客観的な証拠(記録)を示す
2 正確な数字を示す
3 統計データを示す
4 具体例を挙げる
5 権威を引用する
6 成功事例を紹介する -
Posted by ブクログ
ネタバレこれを読んで、ある知り合いを思い出した。
その人は、自分の意見を通すのに、とてももっともらしいことを言うけれど
人間として薄っぺらな感じがして、付き合いたくないと思われる人。
この本を読んで、その言動が似ているなあ、と思った。
この本で紹介されている手法は、表面的な対処法であり、
ある程度有効だけど、結局、人間の底の浅さは隠せないんじゃないかなあ。
逆に、情報社会で発信者が使ってくる手法でもあると思うので、知っておくにこしたことはない、かな?
参考にしたいと思ったのは以下。
・ 事実をベースにする。
事実を伝えるときに間違ってはいけない。
・ キーワードをつくる。
キーパーソンに響く言葉を使う
相手のものさしを知る