あらすじ
同じ話をしているのに、ある人が話すとすんなり受け入れられ、自分が話すと否定される。準備万端で会議に臨んだのに、予想外の批判を受けて言葉に詰まった。……こんな経験はないだろうか。プレゼンや顧客との交渉、上司の説得。仕事では、様々な場面で「話す力」が問われる。メールや書類なら事前に推敲して完璧にできるが、会話はそうはいかない。「いい答えが思い浮かばず、うまく言い返せなかった」と悔しく思うことも多いだろう。本書は、プロ弁護士である著者が裁判や株主総会などで「頭のいい人」と戦い、磨いてきた会話テクニックの集大成である。議論がぎくしゃくしてきたら「ここで話を整理しておきましょう」予期せぬ質問や批判を受けたら「念のため確認をさせてください」こんなひと言があなたの発言に説得力を持たせる。効果的な表現例が一目でわかるよう太字で表記し、また章末に要約をまとめた。忙しいビジネスパーソンでもすぐ読める一冊。
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Posted by ブクログ
やっぱり弁護士はキレる。
事前につっこまれるとこは予想のうえ、予防線となる前置きをする。
誰々はこう言ってる、という。
メモはすごく大事。
曖昧な表現使わない。
統計を見るくせをつくる。
現状報告の積み重ね。
ペース乱されたらパードゥン?
時系列。
通常であれば、は使える
お気持ちはよくわかります。
相手の指摘を褒める
Posted by ブクログ
具体的な文例は、役に立つ。何度も復唱して見につけたい。
■つっこまれそうな点を予想して話す
■聞かれた話の内容を的確に伝える
■選択の自由を与えつつ、専門的な意見を言う
■話を整理する
■話を要約する
■あいまいな表現をあまり使わない
■他者からの支持があることを伝える
■視野を広げ、客観的な視点から話す
■さまざまな可能性を考えて言葉を選ぶ
■形式論と実質論の視点を持つ
■相手の質問内容を確認する
■現状報告を怠らない
■今後の見通しも説明する
■いまだけの問題だけでなく、将来的な見地を示す
■少しでも前に進んでいることを強調する
■すぐに着手することを約束する
■文書での提案を求める
■値下げをさせない
■自社のペースに持ち込む
■おかしいと思うことをきっちり伝える
■組織ができることとできないことを明確に伝える