木山泰嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
伝わる文章=読み手への心遣いができている
心遣い=読んだ先に相手がどんな行動をするかまで想像する
読んてもらうこと=相手の時間を奪う
1.読み手を想像する
先回りして情報を提供する
固有名詞で記載し、解釈を読み手に委ねない
日時・場所・範囲・期限を意識する
事実+自分の視点で書く
2.簡潔に書く
1文は短すぎるくらいがいい
主述の関係を意識する
もっと合う表現を探す手間を惜しまない
内容に関係ない表現は思い切って削る
信用される文章は簡潔に言い切られている
3.曖昧さを無くす
断定できる事実と推測した意見を分ける
★「確か~だったと思う」は責任回避の文章
含みを持たせず -
Posted by ブクログ
『読書は楽しんで自由にやればいい』
30代になってから読書を始めた遅咲きの著者の、しかし効果的な読書法をまとめた一冊。
読書は、楽しんでやるのが大切。なぜなら、そうでなければ習慣にはしにくいから。
ちなみに著者は「アンチ速読派」とのこと。だから、「速読」を求めてこの本を手に取ってはいけない。前情報として、これは大切な点だと思う。
ボクは、「記憶力」を上げる読み方と「思考力」を上げる読み方というサブタイトルが気になって読んでみた。
要約すると以下。
・基本的に、読書中にメモや感想文はいらない。
・没頭して、とにかく読み進めることが、記憶に残る読み方。
・5W1Hを常に意識しながら読む -
Posted by ブクログ
序盤は、質問に質問で返す、話を変えるなど、少し小手先な感のあるテクニックから始まり、中身の薄い本だと思い、思わず読むのをやめようと思った。しかし、こうした本は、経験的に、10のうち、7、8位は知っている事や言うまでもない事であっても、自分が知らないノウハウや金言が隠されている事が多いのもわかっているので読み進めてみることとした。
本書で、学びとなったのは下の2つである。
■ キーワードを選定して繰り返す
やってしまいがちなのが、自分の納得度に合わせてしまうことだが、キーパーソンのキャラクターや立場、個性、価値観に合わせる事が重要である。
■ 抽象論と具体論を使い分ける
抽象論は専門家同士