あらすじ
メール・企画書・議事録 etc. あらゆるビジネスシーンで役立つ! 誤読されずにきちんと意図を伝える方法を、法律家が例文とともに解説。 ・誤読されないぶん、やりとりの「無駄」「手間」がなくなる ・すんなりと意思疎通できるから、仕事の質が上がる ・頭のなかで整理されているから、事実を正確に伝えられる ・資料を見て「わかりやすい!」と社内外から評価される ・「あなたが言うなら間違いない」とクライアントから信頼される etc. 第1章 読み手を想像する――伝わらない文章は、「心づかい」が欠けている 第2章 簡潔に書く――長々と書かれた文章は、相手の大切な時間を奪う 第3章 曖昧さをなくす――複数の解釈ができる文章は、誤解やトラブルを招く 第4章 型を決める――形式に沿っていない文章は、スムーズな理解を妨げる 第5章 取捨選択する――詰め込みすぎた文章は、何が重要かわからない 第6章 見た目を整える――黒っぽい文章は、ひと目で読む気をダウンさせる
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Posted by ブクログ
わたしはブログを書く趣味があるので、見出しなどは身近なことですが推敲の大切さを学びました。
仕事でメールを書くことがある方や、話しているときに何を伝えたかったのか分からないって言われる方にはおすすめの本だと感じます。
例文などが多く記載されているので、とてもわかりやすいです。
Posted by ブクログ
伝わる文章=読み手への心遣いができている
心遣い=読んだ先に相手がどんな行動をするかまで想像する
読んてもらうこと=相手の時間を奪う
1.読み手を想像する
先回りして情報を提供する
固有名詞で記載し、解釈を読み手に委ねない
日時・場所・範囲・期限を意識する
事実+自分の視点で書く
2.簡潔に書く
1文は短すぎるくらいがいい
主述の関係を意識する
もっと合う表現を探す手間を惜しまない
内容に関係ない表現は思い切って削る
信用される文章は簡潔に言い切られている
3.曖昧さを無くす
断定できる事実と推測した意見を分ける
★「確か~だったと思う」は責任回避の文章
含みを持たせず、はっきりと定義づけする
★相手が動きやすい制約をつける
(いつまでに何をしてもらいたいか)
4.型を決める
題目+要旨(結論)+理由+今後
5.取捨選択する
目的に応じて何を書かないかを決める
伝えたいことが際立つ
★メリハリ記号を付ける
アジェンダの各項目にどれだけの分量があるかを考えて記号付与してみる
◎最も分量を割く超重要
○しっかり書く重要
△できる限り簡潔に書く:注釈、過去書き
×思いついたが捨てる
★行間を読むことの効用
要因をあえて書かず、客観的に明らかな証拠のみ示す
6.見た目を整える
公用文ルール:接続詞・副詞はひらがな
→時流に合わせて改訂
キーワードを1つのみ固定化し、複数回使用する